・ ヴェローナ・チェントロ をちょっぴり、 と モネ展

今日は、先月の末に行ったヴェローナの街の中心をちょっぴりと、
開催中のモネ展の様子をご覧くださいね。

ヴェローナに行く前に、ヴィチェンツァの北西にある町モンテッキオ・マッジョーレに
寄りましたが、ここのパッラーディオ風のヴィッラに大きなそして素晴らしい
ティエポロのフレスコ画があり、また見て頂くつもりですが、

この日のガイドさんは美人で、その上素晴らしく優秀な方で、ヴィッラ訪問も
その後ヴェローナ到着後に見たサン・ゼーノ教会も簡潔で要を得た説明で、
よく分かり楽しかったです。

写真は、サン・ゼーノ教会・San Zeno、ヴェローナの街の西南に位置し、

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既に3回ほど行っているのですが、優秀なガイドさんのお陰で、
今回改めてこの正面壁の美しさに触れた思い!



午前中は快晴で、お昼のこの一時ちょっと太陽が隠れたのですが、
ここから街の中心に移動します。

2年前の夏に訪問したままで未整理の、ははは、と笑いでごまかす、
カステル・ヴェッキオ・Castelvecchio、現在内部は博物美術館で
収蔵品もたっぷり!の横を通り抜け・・、

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この前を横切る通りがコルソ・カヴール・Corso Cavour. ローマ期からの
主要通りで、この先にボルサーリ門があり、その後名を変えながら中心のエルベ広場の
北側をかすめ、まっすぐサンタナスターシャ教会・Sant'Anastasiaに行きますが・・、


2年前のちょっぴりのご案内は
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/465494072.html
こちらに街の地図、そして他のヴェローナのご案内にもリンクしております。



我々は城の前で右に折れ、南に下ります。 こんなカフェの前も通り、

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ブラ広場・Piazza Braの北西端に出ます。

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右奥に見える大きな建物が、今回「モネ展・verso Monet」の会場となった
パラッツォ・グラン・グワルディアで、

左奥に切れているのが、ヴェローナ市役所。 右手前の建物の陰に隠れて、
時計が真ん中にある大きなアーチがあり、右にまっすぐの大通りが鉄道駅に向かう道。



ブラ広場の奥には、ご存知アレーナ・Arenaが見えますが、
我らはここで一旦解散し、皆それぞれにお昼を食べに。

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ブラ広場の北側にはずらっとレストラン、バールが並びますので、
すぐ近くの、手軽に食べられ値段もお高くない観光客向けに入りまして、
仲間の取った、野菜入りトルタと、ラザーニャ。 半分ずつ食べた様子。

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サラダ・ニソワーズ、素晴らしく大きかった!

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胡椒をガリガリやっているのは見たのですが、後で少し分けて貰ったら、
ピリッどころか、唇がぴりぴりするほどで・・!



ニョッキ・ジャガイモの入った団子、というか・・、はは。

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これがshinkai用、鮭と海老のフェットチーニ。

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そう特別の味ではなかったですけど、観光客相手の店としては悪くなく、
美味しく食べられましたし、量もドイツ人、アメリカ人用にたっぷり目でした。
ですが私とロレダーナで、ポテトの揚げ物を追加して半分こを!



デザートを頼んだ仲間が結構いましたが、
冷凍物か冷えすぎていて硬く、評判がよく無かったですね。

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勿論皆ビールを1杯のみ、いやshinkaiはジュリアーナの半分も引き受け、
ははは、最後に皆カフェを頼み、頭割りの一人分が18,5エウロくらいでした。



お昼と、その後の散歩を一緒した仲間の、奥がロレダーナとタータ。

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右から、レオナルダ、ヘルガ、そしてエレオノーラ。 今回はジュリアーナの写真なし!

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お昼を食べている間に、また太陽が戻り、

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再集合までのちょっとの散歩を楽しみますが、
エルベ広場に行こうと、アレーナの横を。

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こんな円柱の上の聖母子像に気がつきましたが、
14世紀末の、4面に聖人像の彫られた小さな礼拝堂・ニッキだそう。

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モネ展はあっち⇒。  へいへい、後で行きま~す。

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ローマ期建設、今も夏のオペラや各種コンサートに使われているアレーナの
石の階段状席に、アンモナイトの化石を見つけた時は、
なんとなし妙に感心した物でしたが・・、ははは、

そう、今回もブラ広場を歩いていて、こんなのを見つけました。
ええとこれはそう大きくなく、直径10cmくらいだったかな・・。

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ブラ広場とエルベ広場を結ぶヴィア・マッツィーニ・Via Mazziniの入り口角に、
こんな銅版が埋められています。
これはガイドさんが教えてくれていたもので、ローマ期のヴェローナの地図と。

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この位置からだと、北が手前下側になり、左上側にアレーナ、蛇行して流れる
アディジェ河の内に、半島みたいに突き出す形の街の中心に格子状に道が通り、
まっすぐに突っ切って見える道が、最初にご説明したカステルベッキオの前を通り、
エルベ広場(真ん中に見える広場)の北側を通るコルソ・カヴール、途中で名が変わる、
       
東に突き出す山手側には現在もテアトロ・ロマーノがあり、
手前側の橋が現在も残るポンテ・ピエトラ。
          
写真左上に説明が見えますが、それには、
ブラ広場からエルベ広場に直通の道がつけられたのは、14世紀の末、
ミラノ公国のヴィスコンティ家の元にあった時で、当時は新道・ヴィア・ヌオーヴァと
呼ばれた通りで、これはローマ期の、デクマーノ・decumanoの右2つ目の通り
の地形と重なりながら整備されたもの。
       
デクマーノが分かりませんでしたが、アンナリーザの説明により、
ローマ期の町造りにおいて、東西を結ぶ主要道路がデクマーノと呼ばれ、
南北に走る道がカルディーネ・cardineと判明。

左右は、西から見てデクマーノの左右ですから、
上の地図内、現在のコルソ・カヴールの右2つ目、というのが分かり、
この通りがヴィア・ヌオーヴァ、現在のヴィア・マッツィーニになります。



さて、これが現在はヴェローナの名だたる商店街ヴィア・マッツィーニ。
奥にエルベ広場のランベルティの塔が見えます。

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ヴィア・マッツィーニのマッツィーニというのは何?と思いましたら、
ジュゼッペ・マッツィーニ・Giuseppe Mazziniの事で、
カミール・カヴール、ジュゼッペ・ガリバルディと並ぶ、19世紀のタリア統一運動の
3英雄の一人なのだそう!

19世紀にヴィア・ヌオーヴァから名前が変わった前後にも敷石歩道になったそうで、
モダンというか、ちょっとレトロ調なイメージもあるヴュトンの店のウインドウ。

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まだ冬物のバーゲン中でして、それにヴァレンタイン・デイも近いですよね?!

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この自転車宅配急送便、可愛いでしょう?!

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エルベ広場の角、ランベルティの塔が見え、

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細長い広場、北側の眺め。

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ここは既にご案内済みですので、簡単に致しますですが、

この広場から東のシニョーリ広場に抜ける間のアーチに、骨状のものが
吊るされているのに、初めて眼が留まり、あれ、何?! 骨なの? 角なの?

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はい、勿論いそいそと調べます、ははは。
で、これは1470年建設の、コスタ・肋骨のアーチ・l'arco della costa門
と言い、この大きなカーヴした肋骨は誰のものかわからないのだそう!
民間伝承によると、鯨の骨だとも、古い竜の遺物とも言われていると・・!!



エルベの広場の真ん中にある泉、マドンナ・ヴェローナは
まだキチンと写したのをご覧頂いていなかったと・・。

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マドンナ・ヴェローナ・Madonna Veronaと呼ばれるこの像は
実はローマ期380年のものなのだそう。

その下を支える円柱に見える顔ですが、正面はベレンガーリオ・Berengario
という、フリウリ辺境王にして初代イタリア国王、なんぞと出たのですが、
・・すみません、今回はこれでお目こぼしを・・!



テなことで、3時半にブラ広場の西端の、モネ展会場前に集合しますが、
ここで1時間くらい待たされ・・、

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漸くに中に入ったものの、荷物はすべて預け、またまた待たされ・・!
とにかく不恰好という程にただただデカイ建物でして・・。

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パラッツォ・デッラ・グラン・グアルディア・palazzo della Gran Guardia.
もともとはヴェネツィア共和国の元で建設が始まったものの資金不足でそのままに。
それをオーストリア治世下に完成され、軍の施設として使っていたのだそう。

そう聞くと、如何にもの感じでよく分かりましたが、ははは、
係員が言葉は丁寧なものの、不手際というかなんと言うか、
余りにも待たせられて皆ぶつぶつ、やはり軍の施設だった、愛想がない、と・・!

ですが展覧会の正式名称「モネに向かって・Verso Monet」とでも言うのか、
17世紀から始まり19世紀のモネにいたる風景画の歴史、
最初は人物の単なる背景であった風景が主役となっていく経過を時代を追い、
最後の部屋のモネの「柳」に至るまでを、上手く纏めた、
その要旨がよく分かる展示になっておりました。

ですがここでは私流に、良いなぁ!と思ったもの、こんなのもありました、
というのを勝手に並べて、ご覧頂きますね。
サイトから拝借の写真で、おまけに済みません、タイトルも覚えておりませんが、

モネの風景画、光が満ち溢れ、空気が煌くような・・。

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これが最期の部屋にあった、モネの「柳」

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私は一人で会場のガイドさんの説明も聞かずに歩き回り、良いと思う好きな絵のみ
見て回ったのですが、展示の監修者が何を意図しているのかよく分かり、
       
つまりこの「柳」は、既に単なる風景画を越えかけかけていて、
この先は抽象画に行き着くような筆勢とタッチが見てとれるもの。
     

  
カナレット。  初めて実物を見ましたが、凄い仕事をしております!
甥のベッロットの作品も来ておりましたし、以前展覧会も見ましたが、
やはりその空気感は、叔父さんのほうが素晴らしい!

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ルノワール。  かなりの厚塗り、というか、タッチの作品。

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ターナー。   これも実物のこの色、というのが写真では出ておりませんが、
油絵の密な仕事で、素晴らしかった!

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ゴッホ。  余り彼の絵は好きではないのですが、後の作品の如何にもぉ!
というのに比べ、これは色もタッチも良いなぁと。

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フリードリッヒ。  余りにも暗く、何を描いているのやら、顔を近づけて見る程で、
2本の小舟のマストの位置も気になったのですが、
この画家をお好きな友人がいますので、ここに!

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セザンヌ。  彼の絵も私には余りピンと来ない絵なのですが、
今回実物が3点かあり、やはり印刷と違うなぁ、良いなぁ、と思ったので・・。
   
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90点以上に及ぶ作品展示で、すべてが傑作とは言えませんが、
それでもこうして実物を見れるチャンスがあるのは、有難い事と思いました。

仲間のグループと一緒に、また一人で出かけるヴェネツィアでも、
やはり大作家の実物をすぐ傍で見れるのは、有難い!

何かしら必ず得る部分、感じる部分があり、展覧会の中の1枚でも2枚でも、
見れて良かった、と思うのがあれば、それで大OK! なのですよね。

次は3月19日に出かける予定の、ボローニャのフェルメール!
レンブラントなども来ているそうですが、フェルメールの「真珠の耳飾の少女」は
イタリア初公開だそうで、貴婦人並みの待遇で迎えられた、と先日のニュースに。
楽しみに!



絵を見て表に出ましたら、外はとっぷりと暮れておりました!
ブラ広場の北側、お昼を食べた辺りと、

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正面のアレーナと市役所。

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シェークスピアが「ロメオとジュリエット」で書いた、ヴェローナの壁の外には
世界は存在しない、という中世の市壁の内側に沿い、我らのバスまで歩きます。

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大丈夫、ちゃんと我らが町まで連れて帰って貰えましたぁ。
長いお付き合い、有難うございました!!


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