・ ヴェネト 春の訪れと、友人宅でのお昼

少しずつ春が近づくのを感じる今日この頃ですが、この日曜は久し振りの
お天気の日曜で、仲間との歩き会も3週間ぶりくらい!

ちょうど友人のジュリアーナ・ミランからお昼のお誘いが仲間一同に届き、
では彼女の家の近所を少し歩きお昼を、という事になり出かけました。

彼女の家はコネリアーノから坂道を上り20分弱ほどにあり、
写真は彼女の家、奥と家の前に庭が広がります。

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こちらは玄関脇。 「猫に注意」札が見えますが、家に猫は居らず、
通いの猫ちゃんがいたのですが姿を消したと。

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写真でもご覧のように、彼女は大変に花が好きで、家の前にも、
出窓にも鉢植えの春の花がいっぱい!

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玄関横のクリスマス・ローズと、これは渋い良い色ですねぇ、と前庭にも。

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水仙。 八重の方は虫食いだらけで!

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前庭の木の下の桜草、でしたっけ?

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素晴らしい青紫のヒヤシンスもあり、 

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これは我らが持参した石楠花の鉢。 彼女は「赤色」が好きだそうで、
大変喜んでくれました。

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庭にある大きなオリーヴの木。  

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皆さん、ご存知ですか? オリーヴの葉は左右に同じ位置から出て開きますが、
一段ずつ交互に向きが90度変わるのですね。
これは以前描いた時、近くの家まで確かめに行きましたぁ! へへへ。

イチヂクの大きなのも2本ほどあり、昨年夏には木からも食べ、
たくさんお持ち帰りもしましたっけ。



裏庭にはマキ小屋があり、まだこんなに! 台所に大きなストーブがあり、
部屋も温め、調理も出来ます。

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手前に見える植物ですが、



これ何かと思って訊ねましたら、モグラ防ぎの植物なんですって!
これを植えておくとモグラが来ないと聞いて植えているそうで、白い花が咲くと。 
花を見た覚えはあるのですが・・。

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遅いと思っていたプレゼントの花鉢を積んだヘルガの車が、コネリアーノ外れの
坂道で煙を吐き出し止ったという連絡!
エレオノーラが迎えに行き、到着するまでに少し時間が開き、
shinkaiは家の近所を写しに。

先日来続いていた雨で、北に見える山々は再び白くなりましたが、
ほら、奥には白く花が咲いているのが見えるでしょう?

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いつも我が家の前から北に見えるビゼンティン・Visentinの山も、1763m、
ここからだとちょっと斜めの位置に。

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所で、このヴィゼンティンの山の向こう側にネヴェガル・Nevegalと呼ばれる村、
一帯が広がリ、ずっと以前夏に一度行った事がありますが、
スキー・リフトも何本もあり、近くで滑れるので人気なのだと聞いていました。
で今回何気なしにサイトを見ていて、そんな写真を見つけましたので、どうぞ。

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そして夏はこんなトレッキングや、滑り遊びも、何と呼ぶんだろ? ね。
登山はパスですが、下の滑るのはして見たい!!

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さて本題に戻り、ジュリアーナ・ミランの家は道から少し入り込んだ奥に建ち、
家の西奥には樹木が茂る谷があり、

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写真中央奥に見える鐘楼は、サン・ピエトロ・ディ・フェレット教会・San Pietro
di Feletto.  この古寺内部はフレスコ画で埋められており、ご案内も既に。

サン・ピエトロ・ディ・フェレット教会 ・ ヴェネト古寺巡礼
https://italiashinkaishi.seesaa.net/article/472435237.html



木々は一見まだ裸木ですが、木の芽は膨らんできており、

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野生のプリムラもあちこちに咲き群れ。

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shinkaiが家に戻った時、一つアクシデントが起こり! 家の入り口扉は2重に
なっていて、中側は閉めても、外側のは昼はいつも開けて置くのだそう、
鍵も内側に付いているので。 所がそれをジュリアーナが知らずに閉めてしまい、
さぁ、大変!

家の脇から小さな倉庫への鉄窓を外し、お尻がつかえそうな小さな窓から
這うようにして入り込み、ははは、漸くに家の中に入れた、と言う次第!!

いやぁ、私も一度やった事があり、鍵を壊しに来て貰うのに大事でしたから、
それ以来家の鍵は1つ隠しておりますが、
気をつけていても、ははは、時たまやらかしますねぇ。



さて漸くに皆が揃い、中に入りカフェを頂きましたが、
台所にテーブル、隅にはTVもあり、大きな調理ストーブがいつも燃えていて暖かく、
陽も差し込み、とても気持ちよい場所。

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ちょうどエレオノーラが座ったので、はい1枚。

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ガス台の上のフードには、旅行先の様々な思い出がありますが、
いやぁ、もういっぱいで、最近のは見当たりませんね。

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膝の調子が悪いと言う彼女1人をお昼の準備の為にも残し、
仲間と1時間ほど歩きに出かけ、戻って来ると、

手前の大きな鍋では、ポレンタを電動攪拌器がかき回し、奥では
ラディッキオのリゾットを調理中!

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以前の  秋の夜の、ポレンタと茸料理 と 秋色ちょっぴりスコミーゴ村
https://italiashinkaishi.seesaa.net/article/476444623.html



テーブルの上も片付きクロスがかかり、お皿もセットされ、アペリティーヴォを
飲みつつ、TVのスキー・ワールド・カップの中継を見つつ、リゾットを待ちます。

奥に見えるのはスペック・燻製生ハムと、手前はローズマリーの入った、
何と呼ぶっけ、硬いパンとでも。

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さてポレンタ・トウモロコシの粉ですが、彼女のは他にも雑穀が入っている様子で
風味があり美味しい、が出来上がり、ふきんの上に広げられ少し置きます。

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途中からエレオノーラがリゾットをかき回し、ジュリアーナ・ミランが
パルミッジャーノを削り、仕上げに入れ、出来上がり、
皆のお皿に! shinkaiのは多め! ははは。

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ワインも各自が注ぎ、乾杯ぃ~!!



リゾットが済むと、ポレンタとアジアーゴのチーズ、そしてラディッキオのサラダ。
はい、この後、チーズもサラダもお代わりし!

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なにせ仲間のうち3人が肉を食べず、おまけに魚がダメなのが2人おり、
ミランはいつも何にするか困るといい、もてなし料理にならないと言いますが、
こんな感じの方が気楽で良いですよね。
リゾット、ポレンタ、チーズとでお腹いっぱいに!!

デザートにリンゴと柿の乾燥果物、杏のシロップ漬けを頂き、
大いにお喋りを楽しみ、3時過ぎにさよならを。



隣村のオリアーノまで戻って見る、ヴィザンティンの山。
右下に見える教会、鐘楼がスコミーゴ村のもの。

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東に流れる山続き。 今雲の間から陽が射す中腹に、フレゴーナ・Fregonaの村、
あの村を通ってカンシーリオに行きます。

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山の低い部分の奥に顔を覗かすフリウリの高山の頂上、いつも大概真っ白!
フレゴーナの下、右に2本延びるパイプが見えますね、あそこに水力発電所。


ヴェネトの奥には、まだ雪が ・ カンシーリオの森
https://italiashinkaishi.seesaa.net/article/462783728.html

ヴェネトの奥、カンシーリオの森 晩秋風景
https://italiashinkaishi.seesaa.net/article/465415971.html

n.1 標高1000m、 森林とアルプス植物園
https://italiashinkaishi.seesaa.net/article/472434773.html

n.2 カンシーリオの森 ・ 平野の眺めとお昼、そして子鹿
https://italiashinkaishi.seesaa.net/article/472435068.html

      
 
我がコンドミーニオの庭への、共同出口の脇。 斜め上のシニョーラ、ヴェネリタが
あれこれ花を植えていて、プリムラやスミレも咲き、紫陽花も目を吹き出しています。
 
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ヴェネリタの夫が設えた丸木のベンチには、朝まだ霜が白いですが、
それでも間違いなく、春はやって来ていますね!
    

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