10日の日曜日、ルイーザが仲間を昼食に招いてくれ、
彼女の料理の上手さを知っている我ら一同、いそいそと出かけました。
彼女の料理の上手さを知っている我ら一同、いそいそと出かけました。

本当は6日の祭日、主のご公現の祝日・エピファニーアにと
ルイーザは考えていたらしいのですが、
なぜならこの祭日はまたべファーナ・Befanaとも呼ばれ、
かってはクリスマス・シーズン最後の日、5日の夜子供達にプレゼントを
運んで来る老婆・べファーナを指しますので、
ルイーザはこの日に仲間を集めたかったらしいのですね! きゃはは。
ルイーザは考えていたらしいのですが、
なぜならこの祭日はまたべファーナ・Befanaとも呼ばれ、
かってはクリスマス・シーズン最後の日、5日の夜子供達にプレゼントを
運んで来る老婆・べファーナを指しますので、
ルイーザはこの日に仲間を集めたかったらしいのですね! きゃはは。
残念ながら既に食事の約束があった仲間もいて、10日に、となった訳。
曇り空、朝にはちょっぴり小雨も降り、歩き会は中止となったこの日、
家の中に入ると、既に居間のテーブルには準備が整い、

脇の小卓にもお菓子や果物!

勝手知ったる家で、ははは、台所に行くと、ルイーザの従姉妹のマーラも
来ていて、ルイーザの夫レナートと共に、せっせとカナッペの準備中!

既に準備の出来たお鍋の中には、左上から小玉葱の甘酢漬け、
右にレンティッキ・レンズ豆の煮物、右端と手前下はレディッキオ・トゥレヴィジャーノ・
ラディッキオの中でも一番美味しいトゥレヴィーゾ産のグリル、
左端の黄色いのはポレンタ、

お鍋の中にはカボチャのスープと、菜食者が多いのを考慮した料理のあれこれ。

台所の窓からは庭が見え、左にチラッと見えるのは、

レナートが作った工具小屋で、手前は菜園。
庭が玄関前からL字型に広く続いていて、様々な花壇も。

玄関の方の大きな木に、昨年何度もフクロウがやって来て、
朝2階の寝室の窓からちょうど見える高さに止まり、それも1羽から2羽になり、
最後には小さいのも一緒だったそうで!
今年も葉が茂り始めたら戻ってくれるのを楽しみにする彼ら。
朝2階の寝室の窓からちょうど見える高さに止まり、それも1羽から2羽になり、
最後には小さいのも一緒だったそうで!
今年も葉が茂り始めたら戻ってくれるのを楽しみにする彼ら。
shinkaiが台所口から庭に出て、クリスマス・ローズなどを撮り戻ると、

既に皆はカナッペを食べつつ、プロセッコで乾杯の準備をしており、
ほらね、カナッペの量が残り少ないでしょう?! ははは。

上に乗っているのは何だったっけ? 茄子に、トマト味に、
ええとこれも皆野菜味でしたぁ。
ええとこれも皆野菜味でしたぁ。
で我らが席に着くと、マーラとレナートが給仕役で、
カボチャのスープがまず運ばれ、胡椒をふりクルトンを入れ、
パルミッジャーノ・チーズをかけ頂きます。
パルミッジャーノ・チーズをかけ頂きます。

ほんのり甘く、胡椒がピリッと。 美味しかったぁ!!
スープが済むと、レナートが大皿いっぱいの、各種チーズ盛り合わせを
持ってきて、各自の好みを聞きながら、説明をし、取り分けてくれ、

その間にも、マーラがせっせと料理を各自のお皿に乗せてくれ、shinkaiのは、
左のお皿、左の赤いのは、赤カブとルバーブの煮物、リンゴなども入った
スイスに住む叔母さんのレシピだそうで、ほんのり甘く美味しく、

その右はラディッキオ、このトゥレヴィジャーノの食べ方は色々ありますが、
このグリルが一番野菜のほろ苦い甘みが出て、美味しい!
右のお皿には、レンズ豆、小玉葱、ポレンタにチーズ。
ワインは赤の美味しいのが出てきて、さっぱり味なのに、飲む内にいつもより
回りが速いのに気がつき、あれっとアルコール度数を見ましたら、なんと15度!!
15度というワインを飲んだのは初めて!!
回りが速いのに気がつき、あれっとアルコール度数を見ましたら、なんと15度!!
15度というワインを飲んだのは初めて!!
食べるうち飲む内に、どんどん気持ちよく、にこやかになる我ら!!
ポレンタもいつもよりもずっと円やかな美味しさで、なんという種類なのか、
どこで買ったのかなど訊ね、
特別な種類ではなく、良く売れる店の新しい品で美味しいのだと知り、
が多分、手間をかけてよく練っているのだとも思います。
パルミッジャーノ・チーズなども最低2年は寝かせた物が良いのだ、
とかあれこれ教えて貰いました。
なぜか、という理論は聞きましたが、言葉を覚えていないので、
皆さんのご質問にはお答えできませんです、ははは。
どこで買ったのかなど訊ね、
特別な種類ではなく、良く売れる店の新しい品で美味しいのだと知り、
が多分、手間をかけてよく練っているのだとも思います。
パルミッジャーノ・チーズなども最低2年は寝かせた物が良いのだ、
とかあれこれ教えて貰いました。
なぜか、という理論は聞きましたが、言葉を覚えていないので、
皆さんのご質問にはお答えできませんです、ははは。
デザートはまず、我らが手土産のセミフレッド・semifreddoのお菓子。

ええと、セミフレッドというのは、ジェラートを土台に上にクリームやムースを
のせているお菓子で、ルイーザが果物よりもこれを持ってきて、との注文で。
のせているお菓子で、ルイーザが果物よりもこれを持ってきて、との注文で。
shinkaiは余りチョコレートを食べないので、このシロップの方を
頂きましたが、思っていた以上に大変美味しいのを発見、はは、
ジュリアーナの家の近所の店を1つ覚えましたぁ。

この時レナートが新しいワインを開けてくれたのが、収穫した葡萄を
干してから作るワイン、ヴィーノ・パッシート・vino passito.

この製法で作る甘く強いワイン、ヴィン・サント・Vin Santoは
色が明るめですが、今回頂いたのは濃い赤色で、
確かに口の中でゆっくり味わうと、干し葡萄の味もほんのりと!
頂いたワインの瓶を並べて撮ろうとすると、
レナートが最初のプロセッコの瓶も持ってきてくれ、はは、

ラベルの部分をアップですが、ちょっと見難くいかな。
左から、プロセッコ、サンフェレットのGASTALD DOCG
中、 フリウリのNORINA PEZ これもDOCG 15度
右、 イル・コッレの、REFRONTOLO PASSITO 2010年 13度

葡萄を干すには、格子の上とか板の上に並べるのが一般的らしいですが、
干し柿みたいに葡萄の房を1つずつ括って縦に干す方法もあるそうで、
これにはヴェテランの女性の手が必要で、などとも聞きましたが、
そう、ワインのお値段もイマイチ高くなるはずですよね。
レナートはワインの目利き、味効きでもあるのですが、家庭での集まりには、
まさに最高のホストであり、shinkaiんちで何かある時も、
ワインを届けてくれる気前の良い男性!
まさに最高のホストであり、shinkaiんちで何かある時も、
ワインを届けてくれる気前の良い男性!
昨年彼のペース・メーカーの調子が悪く、彼とルイーザにとっては
大変な1年だったのですが、今何とか落ち着き小康状態を保っているので、
彼の健康を祈り、皆で大いに乾杯した事でした!
大変な1年だったのですが、今何とか落ち着き小康状態を保っているので、
彼の健康を祈り、皆で大いに乾杯した事でした!
でもこれ、考えてみるとちょっと可笑しいですよね?!
XXさんの健康に乾杯!と言いつつ、飲むのは自分ですものね、ははは。
XXさんの健康に乾杯!と言いつつ、飲むのは自分ですものね、ははは。
デザートを食べて暫くして、次に出てきたのが、はは、
なんとマーラが作って来た大きなストゥルーデル!
なんとマーラが作って来た大きなストゥルーデル!

お腹がいっぱいと言いつつも、皆ちゃんと頂くのですよね、ははは。
で、後ろに見えるのが、新しく頂いたデザート・ワインと言うのか、
すっきり味の、どれが醸造元の名なのかも判断できませんが、ははは、
Di Michelaかな、Torelliかな、 ASTI DOCG 発泡性ワインでした。

お腹いっぱい、満足してにこにこ笑顔の我ら、
ヘルガ、ルイーザ、そしてジュリアーナ、ロレダーナ。


このあと何をしたと思し召す?
ヘルガとルイーザの前にあったゲーム、そう、トンボラで遊びましたぁ!
トンボラ・Tombolaという、イタリアはナポリで18世紀に始まったと言う
ゲームは、とりわけクリスマス・シーズンに家庭内で行われるゲームで、

いや、賭け事の一種でもあるのですが、家庭内ではお金を賭けず
様々な贈り物を賞品にしたりで、友人達の間でもよく行われます。
様々な贈り物を賞品にしたりで、友人達の間でもよく行われます。
まず親を決め、親は1~90までの番号の入った盤を前にし、
参加者はこういった欠けた番号札を何枚か前に置き、

我等は各自3枚ずつ札を前に置き、親は袋の中に1~90までの駒を入れ、
混ぜながら1つずつ取り出し、番号を読み上げ、
自分の大きな番号表に置いて行きます。
参加者の方は、自分の持ち札に言われた番号があれば、その上に豆とか、
ルイーザは小さなボタンを持ってきましたが、用意された物を置いていきます。
ルイーザは小さなボタンを持ってきましたが、用意された物を置いていきます。
札1枚15の番号が全部塞がったら「トンボラ」で勝ちとなる、
単純で子供でも参加できるゲームなのです。
単純で子供でも参加できるゲームなのです。
町のお祭りでも、広場で皆が参加する大掛かりな物もありますし、
ジュリアーナ達はクリスマス前にも友人20人程も集まって騒いだらしく、
ジュリアーナ達はクリスマス前にも友人20人程も集まって騒いだらしく、
親が引いた番号を読み上げるのに、ナポリ風にその番号にあてはまる言葉、
見た夢の、何の夢かで番号が決められており、その番号を賭け事の数字にする、
というのは良く知られていますが、
見た夢の、何の夢かで番号が決められており、その番号を賭け事の数字にする、
というのは良く知られていますが、
例えば、イタリアは1、女の子が2、雌猫が3、お祭りが20と言うように、
1~90までの数字があらわす言葉を、読み上げる時に使ったり、もあるようで!
1~90までの数字があらわす言葉を、読み上げる時に使ったり、もあるようで!
shinkaiも1度「トンボラ」を当て、金属の小さいイルカをルイーザに貰い、
親も2度務めた、なんとも久し振りのトンボラ遊びでしたぁ。
親も2度務めた、なんとも久し振りのトンボラ遊びでしたぁ。
後の3人は、テーブルの向こうでトランプ遊びをしており、

普通こちらではトランプではなく絵札で遊ぶので、てっきりそれかと思って
見もしなかったのですが、残念、トランプだったら参加できたのに!
でも、遊び方が違うのですね。
見もしなかったのですが、残念、トランプだったら参加できたのに!
でも、遊び方が違うのですね。
てな事で、夕方さよならを言って引き上げたのは6時半過ぎ!の
美味しく楽しい新年会でした。
Grazie mille Renato e Luisa!!
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