・ n.3 イスタンブル ・ 旨い物

好きな食べ物の話とはいえ、はは、3回に分けご覧頂いた
旨い物イスタンブル編 の最後は、
ガラタ橋周辺事情と、橋を渡っての高台にあるガラタの塔の上からの
素晴らしい眺めなども含めて、どうぞ!

まず最初のチャイの写真は、ボスフォロのクルーズ船上で
かなりな強風に吹かれつつ飲んだ、熱く美味しいチャイ。

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船の中でチャイ売りがやって来て、エレオノーラが奢ってくれ、
ここのカップはさすが取っ手が付いておりましたが、チャイの美しい赤色が
見える透明ガラスで、受け皿には赤と金の柄が付いておりました。
船の振動で、チャイの表面がプルプル揺れているのが見えますかぁ?
ボスフォロの海もまた見て頂きますね。

イスタンブルのご案内はこちらから
https://italiashinkaishi.seesaa.net/article/460834203.html


ガラタ橋・Galataについて、発音があやふやに思えて来て、記した物も
見つからずなので、ガラタとし、この様に表記する事に致しますので、
よろしくお願いいたします。

そんなこんなを読んでおりましたら、なんとこのガラタ橋について、
かのレオナルド・ダ・ヴィンチ殿が設計図を描き、スルタンに提案を
持ちかけていたのが分かりました!
ただスルタンが橋脚の支えの強度に疑問を持ち、実現しなかったのですが、

現在になって新しく研究が進み、レオナルドの設計をモデルにした橋が、
実際にスウェーデンのオスロに架けられている事なども分かりました。
       
今回のイスタンブルで、大変興味を持って眺めたガラタ橋については
改めて書きたいと思っていますので、その時にまたご説明致しますね。

ガラタ橋は、釣り人天国 ・ イスタンブル
https://italiashinkaishi.seesaa.net/article/461093420.html


という事で、まずはガラタ橋周辺の屋台のご案内を。
ガラタ橋は、昼間にバスとタクシーで片道を2度、歩いて1度、
暮れてから歩いて往復1度、真ん中までの往復を1度と、結構通ったと
言えますよね、4日半の間ですから。

でこちらは橋に向かって行く途中のキオスク風屋台ですが、今真ん中に見える
男性が、大きなだみ声で何か叫びながら、包丁を研いでいたのですね!

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左端にケバブとパンが見えますから、ケバブを薄切りする包丁なのかどうか、
迫力ある声と、シャッシャッと響く刃物研ぎの音でございましたぁ!



その近くに見えた店で、やはり右奥にケバブを焼くのが見え、店の中には
各種自動販売機や果物類も。 海峡に近く、結構風の強い
寒い夕方だったのですが、外の椅子席に座る元気な若者たち。

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こちらも焼き栗同様にたくさん見かけたパン菓子売り。

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ジュリアーナの言うには、シュミッツと呼ぶらしいと言いますが、
輪の形になった物で、暖かくなく、楽しみにしていた彼女はがっかり。



別の写真でご覧頂いた、ムール貝売り。 レモンを絞っているのを見て
生かと思い、いささか躊躇いつつも、まぁ、1つでは死なんよね、と味見を。

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結局1エウロで2個食べ! ははは、ピリッとした味の調理済みで、
なかなかの味。 大丈夫で、この様にブログを続けておりますです、ははは。

ただ、食べた殻をどこに捨てるのかと、足元にゴミ入れを探しましたが
見つからず、どうするのかと思いましたら、
この盆の端の方に置けと言われ、そうしましたが、さてその後の行方は?!
       


こちらはガラタ橋西詰め、橋の北側広場で、たくさんの屋台や、
テーブル椅子が並んでいる一郭で、左のは陸の屋台ですが、
右のは船で、

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ご覧の様に船内で何か食べさせるのか、お客が見えますね。

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ですが、横を大型船が通ると物凄く揺れるのが見え!
あの中なら、飲まずにも酔えそうでしたよ、ははは。



夜のガラタ橋の眺めをどうぞ。

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下側の灯りが付いた部分がレストランが並んでいる部分で、
上を歩行者と車、トラムが通ります。 奥に見える塔が、ガラタの塔。

このガラタ橋周辺は物凄い交通量で、橋の南側に陸橋もありますが、
地下道が縦横に通り、地下道の両脇にはやはり小さな店がずらっと。



ガラタ橋下の階のレストラン、食堂の並び。

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この辺りの店は如何にも庶民的で、美味しそうなイメージでしょう?!
実際、魚や肉を焼く匂いがもうもうと辺り一面に立ち込め、音まで聞こえそうな。
魚を焼く匂いなど嬉しくて、にゃおぅ、にゃおぅと鳴きそうなshinkai!

で、橋の上のすぐの欄干が分かります?!



ガラタ橋を渡って行くと、400mの長さで、次々様々な屋台に出会うのです、
で、ご飯売りの屋台をどうぞ。

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これは、鶏の焼いたのが上に乗っかっているのが見えますね。
湯気が立って見難いですが、チェーチ・ひよこ豆を炊きこんだご飯なのです。


      
こっちは良く見える、焼いた鶏をほぐして散らした、チェーチの炊き込みご飯。

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注文するとプラスティックの容器に入れてくれ、その場で食べている人も。
それにしても、栗やトウモロコシ、ムール貝、菓子パンなどは、そうか、
こんなのもあるか、と思うだけですが、

炊いたご飯売り、というのは、立ち食い屋台の蕎麦、うどんやラーメンとも
また違った印象で、なんとなし、おお!と眺めましたが。



こちらは焼き肉。  煙が立っているのが見えますか? 

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じゅうじゅうと音も煙も辺り一面に立ち込め、パンも野菜も揃っていて、
パンに挟むパニーノ式ですね。
すぐ後ろの欄干沿いには、魚釣りの人々が並んでいるのですけど、
彼らがお客なのかな? まぁ、橋を往来する人の数も多いですし、ね。



これはもう我慢するのに大忍耐が必要だった、サバ焼き!!
ああ、これはもう本当に、食べれずに残念でしたぁ!! 

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左端に野菜が見えますね、ですからパニーノになるのですが、
見た時は夕食後だったか時間外だったかで、残念だったのですが、
今こうして改めて見ると、買って戻って部屋で喰う手もあった、と、
喰い意地の張った馬鹿は、今更ながらに悔んでいるのですぅ!
煙の立ち具合から、立ち込める匂いをご想像下さいね。
にゃ~お、にゃ~お。 



これはガラタ橋に一夜エレオノーラと食べに出かけた時の物で、
橋の下のレストラン食堂街は、南と北側両方に並んでいて、
これは北側の並びで、どうやら、北側に庶民的な店が多かったような気が。
       
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ガラタ橋の上は車の交通も魚釣りの人も多く、夜もね、橋の下の
店の魚や肉を焼く匂い、屋台の肉焼きの匂い等満ち満ちて、
その猥雑な活気たるや本当に嬉しくなるのですが、

仲間の1人例のオーストリア女性は、まるでそういう匂いにダメで、
鼻をつまみ、とにかく早く通り抜けようとし、
ここで食事など到底考えられない様子だったのです。
ですが折角のチャンスですし、1度はここで食べたい、と言うと、
エレオノーラが乗った!と言い、それで出かけたという訳。



ですが彼女も、店先でサバをじゅうじゅう焼いている店などはダメそうで、
結局普通のレストランに入り、メニューにあるのも、イタリアで見るのと同じ、
店の客も、魚を喰い慣れない観光客ばかり、という様子で、

まずは小鰯のから揚げ、  手ぶれご容赦、

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海老のグリル、これは大きく美味しかったですが、
イスタンブルで海老を喰う必要はなかったよね?!

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ミックス・グリル盛り合わせ、以上全て2人で1皿づつ食べて
もう十分の量でしたが、

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う~ん、ご覧の通り、イタリアで食べるのと同じ顔のメニューとなりましたです。



こちらはガラタ橋を渡った、旧市街の北側から見る眺め。
見える橋はガラタより1つ西に架かるアタトゥルク橋で、
モスクは・・、どこのか分かりません。

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終日自由行動だった4日目、再びガラタ橋を渡り、坂道を喘ぎつつ上り、
ジェノヴァ人が造ったというガラタの塔に。

ほら、一番上階の外側に観光客がいるのが見えますね、
あそこまでエレベーターで上れます。
逆に言うと階段は使えず、あの階の中はバール・レストラン。

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ガラタの塔の入り口で順番待ちをしていた時に、見えた隣の店の内部、
菓子パンの各種みたいですね。

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ホテルの朝食は写真を撮り損ねましたが、各種大小のパン類がたくさん並び、
大変美味しかった! サラダやスープ以外に、朝からジャガイモの炒め煮各種
が出たりで、なんとなしに愉快でしたね。



塔からの眺めは最後にご覧頂くとして、ちょうどの時間で、塔内のレストランで
下界を眺めながらお昼を食べ、

仲間がサンドイッチを頼んだのがこれで、何やらお子様ランチ風にも見えますが、
はは、中はハムとチーズ、ポテトフライに向こうに小さなイモサラダとピクルス。
焼いてあって、ハムもチーズも美味しかったと。

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メニューを見た途端に、スパゲッティが食べたくなり、出て来たのを見て、しまった!
例により、後の後悔先に立たずのshinkai。

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ええ、まぁ特別に味は悪くはなかったですがぁ・・、上に乗っているチーズは、
パルミッジャーノではなく、多分サンドイッチのチーズと同じでしょうねぇ、とほほ。
で、プンと来たミントの香り、確認の為に齧りましたらばぁ、
ああ、緑の葉はバジリコにあらず、ミントでしたぁ!
やはり世界は広し、スパゲッティ・バージョンも色々あるのでございます。



これはジュリアーナのデザート、美味しかったと、はい。

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窓の外、格子の向こうに見える水色は、金角湾の水の色。



という事で、最後はガラタの塔からの眺めをちょっぴりどうぞ。
左の丘の上に広がるのがトプカピ宮殿、右端に切れるモスクが、

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ちょうど逆光の位置ですが、

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左が、上の写真で切れた位置にあるアヤ・ソフィア博物館、
右の6本ミナレットのあるのが、ブルーモスク、
1番手前の並び、中央左手にイスタンブル駅舎の屋根、見えますか?



こちらが上から見るガラタ橋、真ん中に4つの塔が見えますね、
あの部分が持ち上がって大型船を通す可動橋で、
真ん中に線路が見えるのは、トラム・市電も走っているのですね。

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橋のすぐ向こうに見える大きなモスクはイェニ・モスクで、
右端に切れている広場の右奥にスパイス・バザール。

飛び出した旧市街の向こう、マルマラの海が光ります。


3回に渡るイスタンブルの食べ物案内ともろもろ、
お付き合い、有難うございました!


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