・ イタ猫・イタ犬 ・ グラダーラの町で 

マルケ州はグラダーラ・Gradaraの小さな町は、アドリア海の
有名な海水浴場が続く海岸沿いから約2~3K入り込む距離にあり、
中世の城壁がぐるっと中心を取り囲む美しい町。

ここの宿は城壁外に2,3分のB&Bでしたが、庭からこんな風に海が望め、
そして写真に見えるこの鐘楼! 素敵でしょう? かなり古そうでしょう?
で、これを傍で見ようという事になり出かけ、探しまわりました!

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あちこちで人々に訊ね、あそこにあるよ、という教会を幾つも。
が、どうしても探しあてられなかったものの、
ガビッチェ・マーレ・Gabicce Mareという海辺の町を知りました。

行きあったワンちゃん3匹と散歩中のシニョーラによると、

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この街はマルケ州なのが、すぐそこを流れる川向こうの街カットーリカ・
Cattolicaはエミーリア・ロマーニャ州で、ややこしい、のだと
言っていましたが、まさに戻って地図を見るとその通りで、
橋の向こうとこちらで州が違うのでした!



ガビッチェ・マーレの街中を、教会の鐘楼を探して歩き回り、
ふと見つけたのは、このワンちゃん。

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道に面しての柵の内側のテーブルに寝そべり、笑いつつ写す我々を
薄目を開けて見つめ、我関せずと、動くことなく!
こういう状況には慣れ切っている様子でしたね。
全体の色のハーモニーが良いと思われません?!



山の上から。

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少しでも高い所に上がれば、あの鐘楼が見つかるかも、と
街の奥の山の上にまで。 有名海水浴場とあり、
山に至る道の両脇にはホテル、またホテル!
でも、遂にカラ振りで宿に戻ったのでした。



グラダーラの城。
グラダーラの町に戻りつつ入り込んだ細い道筋で、向こうにお城が
望める広場に出て、これは町の北側からの眺め。
威容でしょう?!

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ぐるっと城壁が取り囲み、右の城壁入り口から
左の要塞まで、かなり傾斜のきつい坂道が続きます。



ガードマン君。
古い町の常により、郊外に新しい町が広がり、お家の見事な
ザクロに見とれていると、早速に駆けつけてきたガードマン君。

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町の門。

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坂道の様子がお分かりですね。 門内は一般車通行禁止ですが、
どうやら住民や工事関係の車には、入り込む門があるようで。

ダンテの神曲にも描かれた「パオロとフランチェスカ」の悲恋は、
この要塞が舞台です、とか、
この門の内側の美味しかったオステリーアの紹介とか・・、
でも肝心のお城はまだで!

n.1 グラダーラ ・ Gradara ・ 町とお城
https://italiashinkaishi.seesaa.net/article/470815085.html

n.2 グラダーラ  城 と パオロとフランチェスカ
https://italiashinkaishi.seesaa.net/article/470815220.html

グラダーラの美味しかったオステリーアは、
       


町の門の手前で会った猫ちゃん。

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門の手前は広場になり、城主であったシジスモンド・マラテスタの
銅像などもあるのですが、迫力がない像のでお見せしません。
好きな男の写真は、良いのを見せたいのと同じ心理で、ははは。

城から真っ直ぐ下る道が門を通り、また真っ直ぐに下って行き、
つまりこの猫ちゃんの歩く道の右は、高い崖状ですが、
彼はこんな風に、縞の長~い尻尾をゆっくりと揺らしながら歩き、
それがまた、歩く姿の大変美しい猫ちゃんで。

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夕日に照らされた横顔も素敵なハンサム君なのに、
写真に撮り難い場所ばかりを選ぶ癖もあり・・。



こちらは宿のワンちゃん。
確かノーラ、野良ではないですぞ、という名前だったと。
かなりお年のポインターちゃん。

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こちらが家族の住まいのドアで、宿の主人と一緒に出て来て、
話しているうちにこの子を忘れてドアを閉めてしまい、
彼女がひとり閉め出された、という状況です。



同じく宿の猫ちゃん、ステッラ。
星ちゃん、という名の猫ちゃん。

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前庭の植え込みの中に平気で入り込み、薔薇の刺もなんのその、
植えた植物の上でゴロンゴロンと遊んでくれました。



町をぐるっと取り囲む城壁の内側はこんな様子。

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見事に修復され維持されていて、見回り兵士の歩く道を辿れる
見学コースもあるようですが、
たまたま我々が行った時に、臨時中止で残念でした。
   
    

で、その脇の建物入り口にいた猫ちゃん。 まだ若い美猫ちゃん。

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こちらは、朝食に出かけたレストランの前で。
こちらにちょうど足の隠れる高さの塀で、向こうも何か高い上に座り、

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こちらを向いたら美男でしたが、左耳を齧られていましたぁ!
近くに、タイソン君が住んでいるようで。



坂下の主要門から町に入ると、左右に交差する道が
この城壁に見える門に続き、外の道に接続します。

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町では、毎週どの曜日と決められてはいるものの、中世風の
食事も楽しめるようですし、お城の襲撃を再現したりのお祭りや、
様々な市もある様子。



そろそろ夕暮れの迫る頃、横の城門を出て来ると、この猫ちゃん。

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かなり遠くから、あ、猫がいる、と見ると、相手も、あ、と思ったかどうか、
ははは、近寄って来て、傍で相手をしてくれました。



ね、背中がね、なかなか良いでしょう?

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雲間から射し込む陽。 なんとなく、神々しさを感じたりし。

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夕暮れともなるとかなり風も冷たいのですが、
頑張って、海辺の街の夕暮れを待ちます。

      

彼も海を見ているようでしょう?

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日本でこんな猫ちゃんが1人で歩いていたら、即誘拐かも、ね。 



城壁のイルミネーションが始まり、で、発見!
白の単色光ではなく、なんと緑と赤でしたよ。
成程なぁ、その方が城壁の色が綺麗に見えるよね、と納得。

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はい、少しハッパをかけて、グラダーラのお城のガイドブックを読む事に。
実はですね、買って戻った内の1冊が、間違えて英語版で・・!
馬鹿がぁ、読める訳ないやんか、とクヤチイのがトラウマになって
残っているのでございやすが、別の方をしっかり読む事に、はい。


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