・ イタ猫、イタ犬 ・ 夏から秋、あちこちいろいろ 

今日は久し振りの、猫日、犬日。
夏から晩秋にかけての、あちこち様々な猫ちゃん、ワン君をどうぞ!

・ ヴィンチ村にて

トスカーナはレオナルド・ダ・ヴィンチ生誕のヴィンチ村訪問では、
お城の博物館が休館中で、横の路地に入って行くと、古い中世を
偲ばせる家々が並び、小さなテラスの庭にお年のシニョーラとこの猫ちゃん。

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2人でのんびりと良い雰囲気で、一緒にと思ったのですが、
シニョーラは遠慮され・・。
丸く艶々で、白い部分が真っ白!
いかにも大事にされている様子の猫ちゃんでした。



・ シロール 

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夏の思い出をご覧頂いた、ドロミーティはシロールの、
牛小屋のガードマン君。
かなり大きく、吠えながら走り出しては来ましたが、
こうして見ると、余り怖い顔ではないですねぇ。



ベランダの垣根と梯子の間、ゆっくりと横たわり、写すこちらを薄目で。

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OK 撮ったよ! と言うと、スッと目が閉じて。




市役所前の広場で。 カメラを向けられたのが初めてなのか、
ホラ、前足が少し浮いて、驚きの目!

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息子のコンドミニオの下のお家の猫ちゃん。
真っ白で、可愛くて、人懐こくて。

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家の2階から見下ろす、まだ若い猫ちゃん。
驚きの、点になりかけの目と、ぽかっと開きそうな口、ははは。

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・ フィエラ・ディ・プリミエーロ  

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ヴェネト庶民がたくさん出かける避暑地、フィエラの町のバールの前。
そろそろ夕暮れも近く、我々には少し肌寒い位なのに、
さすがワン君、まだはぁはぁと。



川沿いの散歩道。 ちょっとしたお屋敷が続き、垣根の隙間から
覗くと、向こうもこちらを見つめています。

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怖い顔ですが、吠えるぞ! という目でもなく・・。
 


・ トナーディコにて

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ドイツからの避暑の方と、ワン君と。 これが素晴らしい毛並みで、
茶でもグレイでもない、大変素敵な色。 上手く色が出ず残念!

イタリア語で訊ね、ドイツ語でのお返事で、
分かったような、分からないような・・!



・ ヴェネツィアにて

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ヴァポレット・水上バスに乗っているワンちゃん。 飼い主の膝の上から
じっと外を眺め、射し込む陽の光に気持ちよさそう。
ヴァポレットに乗り慣れているのか、まるで動じず、
ただただ外の景色を楽しんでいましたね。



アントニオ・ヴィヴァルディが洗礼を受けたという、サン・ジョヴァンニ・
イン・ブラーゴラ教会のある、(長いので略して)ブラゴーラ広場で、
ご主人の戻りを待つ黒いワン君。

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なぜ写したか分かります? 彼がたら~っと2筋も涎をたらすのが、
ははは、遠くからでも、しっかり見えたからで~す。



・ ムラーノ島  

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ムラーノ島のヴァポレット停留所に向かう通り、小路から出てきた
黒猫ちゃんがひらりと係留中のボートに飛び移り、
お!と見たら、片耳の先がちぎられています。
     

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こんなに丸く大きな、強そうな黒猫ちゃんなのに、と思う間もなく・・、

誰かが呼ぶ声に振り返り・・、 さぁ、さぁ、お家に行こう!と言われ、
にゃ、にゃ、とそれはもう嬉しそうな声で応えつつ、
尻尾を立てて小走りに従い、小路の奥に。

う~ん、お家の人が戻るのを待っていたのかぁ。
あの甘~い鳴き声、可愛かったなぁ!


    
ムラーノ島の奥の素晴らしく美しい教会デイ・サンティ・マリーア・エ・
ドナート聖堂の後陣周囲に広がる広場で、誰のお供か、
ひとりぽつんのワンちゃん。
 
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遊んで欲しいかい?!



・ ヴェネツィア  

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サンタ・マリーア・フォルモーザ教会広場のエディーコラ前で、
ちょっとした騒ぎが巻き起こり、笑いましたぁ!

散歩にやって来たシェパード君のご主人、シニョーラが
ホラ、だれだれちゃんに挨拶しなさい! と言い、
それに応え、エディーコラの中からこのワンちゃんが顔を出すわ、
シェパード君は吠えて飛び上がるわ、
売り物の雑誌類に爪をかけないかと、
見ているこちらは吹き出しながらも、はらはら!
何とも平和な、ヴェネツィアの広場なのでした。



こちらも同じサンタ・マリーア・フォルモーザ広場。

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のそのそと大きなお年のワン君がやって来て、蛇口からのお水をぺろぺろ。
あ、もう一度飲んで!写したいから、と見ていると、
  何か用か、お前?  とばかりに振り返り、       
  あの、もう一度飲む所をお願いします! 
  ・・俺はもう飲んだぜ。
と、またのそのそと去って行き、可愛くないねぇ。



・ ブオン・ナターレ!

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昨年のクリスマス前、ゆんぴょさんから、にゃ~こそっくりの
クリスマス・カードを頂き、ブログで使わせて貰お!と思いつつ、
インターネット接続が出来ない状態となり・・、

今漸く、は~い、皆さん、良いクリスマスを!
ブオン・ナターレ・ア・トゥッティ!!


◆*◆*◆

昨日大変嬉しいメールを頂きましたので、皆さんにもご紹介を!

暫く前、コメント欄にソンチーノのスフォルツァ家の要塞に関連し
スフォルツァ家はまだ存在しているのか、とご質問を受けました。 
ざっとサイトを見て、まだ居られるようですよ、とお返事したのですが、
このFさんは、その後ずっと突っ込んで調べられ、
なんと、ご丁寧にお知らせ下さったのです。

歴史に登場の名家が、何世紀の後もまだ存在しているかどうか、
平常は気にかける事もなく済んでいますが、
スフォルツァ家は現在も、スフォルツァ・チェザリーニ家としてローマに現存、
宮殿のサイトも知らせて頂きました。

Palazzo Sforza Cesarini
http://www.palazzosforzacesarini.it

で、このサイトにあるスフォルツァの家系の説明から、
始祖はムーツィオ・アッテンドロ・Nuzio Attendoloで、
その庶子のフランチェスコ・Francescoから
正式にスフォルツァを名乗った事、他の息子達の分家ぶりなど、
あれこれ知り楽しみました。

このフランチェスコが、ビアンカ・マリーア・ヴィスコンティ・Bianca Maria
Viscontiと結婚、雇われの傭兵隊長からヴィスコンティ家の婿の立場に
食い込んだのですね。

一族の内には、2世紀前よりトレントに移り住みワイン醸造に携わり、
現在スプマンテのD.O.Cを製造している一家も。
       
Cesarini Sforza Spumanti
http://cesarinisforza.com

スフォルツァ(力を振り絞る、強制的な、とでも)という姓については、
以前から変わった姓だと思いつつ調べもしませんでしたが、
力もあり、思い込んだらどこまでも、と言う性格や行いから
始祖のムーツィオの仇名でもあったとか。

ラヴェンナ近く出身の傭兵隊長から、ミラノ公に、そして現在も
ローマにお住まいの公爵と。

コメントの短いやり取りから、調べて知らせてくださったF様、
重ねてお礼を申し上げます!

知らない事ばかりなので、知らせて頂いた事で興味が芽生え
今日もまたあれこれ読み楽しみました。
自分の興味から調べ辿るのは、本当に楽しいので!

n.1 ソンチーノ ・ 中世の要塞と、ユダヤ人の印刷所
https://italiashinkaishi.seesaa.net/article/464088820.html

n.2 ソンチーノ ・ 中世の要塞と、ユダヤ人の印刷所
https://italiashinkaishi.seesaa.net/article/464089153.html

ボルゲットのヴィスコンティの要塞 ボルゲット ・ ミンチョ河畔の、桃源郷
https://italiashinkaishi.seesaa.net/article/463417373.html
       
      
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