・ 年明けのお休みは、楽しい映画をどうぞ!

皆様、新年明けましておめでとうございます!
本年もどうぞ宜しくお願いいたします!!

良いお年をお迎えになられた事と思います。
お家で新年をゆっくりお迎えの方、
暖かい部屋での映画鑑賞は如何でしょうか?!

懐かしくて、もう一度見たかった映画、映画を見たら面白かったので、DVDを
買ったなどなど、今日ご紹介の映画の中でまだ見ていないのは1本だけの、
そんなあれこれのご紹介を。

◆ プロヴァンスの贈りもの
  ・2006年アメリカ
  ・監督・制作 リドリー・スコット 
  ・ラッセル・クロウ、アルバート・フィニー、マリオン・コティヤール

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現在はロンドンの証券取引で凄腕を発揮しているマックス。
かっての少年時代は南仏に葡萄畑を持つ伯父の家で夏休みを過ごし、
たくさんの懐かしい思い出を持っているのが、
その伯父の死に伴い、遺言で遺産相続をする事に。

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最初は屋敷ごと売り払うつもりだったのが、かって伯父に教えられた
ワイン醸造についての思い出や、土地の女性と知り合う事などから、
自分の生き方についても考え初め・・。
     
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南仏ゴルド・Gordes の町が映り、彼女が働いている町中のレストラン
という設定の場所も、よく覚えていて懐かしく、
広い葡萄畑も屋敷内も、如何にもフランスの佳き田舎というイメージで・・!!
こういう人生の転機に出会えば、それはもう! と納得できる、ははは、
       
原作は「南仏プロヴァンスの12か月」のピーター・メイルと知り、
大いに納得したものでしたが、

映画のイタリア語タイトル「ウンノッティマ・アンナータ・Un'Ottima Annata」
は、a good year・良い年 ではあるのですが、
とりわけ葡萄(ワイン)の出来の良い年、を表すときに用いられます。
       
ヴィデオもどうぞ。
https://www.youtube.com/watch?v=bV5ET6KrT7A


12月にオンライン・ショップであれこれDVDを漁っていた時、はは、
50周年記念発売、というのを2本見つけまして、まずはこれ、

◆ マイ・フェア・レディ・My Fair Lady
  ・1964年 アメリカ
  ・監督 ジョージ・キューカー
  ・オードリー・ヘプバーン、レックス・ハリソン

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余りにも有名ですのでご説明も要りませんね。
確かこのミュージカル映画は男友達が奢ってくれて見に行った筈、
なんともう50年以上経つのかぁ!



貧しく、きちんとした英語も話せないイライザが、ヒギンス教授の
家で教育を受け、こんな娘だったのが、

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6ヵ月後にこうなる!という、ははは、

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難しい事は言わず、主役2人の魅力と素晴らしい曲の数々、
アカデミー賞を幾つも取った名画を楽しみましょう!
       
ヴィデオはこちら。
https://www.youtube.com/watch?v=c880_rbzbxk



そしてもう一つの50周年記念盤は

◆ サウンド・オブ・ミュージック・The Sound of Music
  ・1965年 アメリカ
  ・監督 ロバート・ワイズ
  ・ジュリー・アンドリュース、クリストファー・プラマー

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イタリア語タイトルは、トゥッティ・インシメーメ・アッパシオーナメンテ・
みんな一緒に情熱をこめて、と長~いタイトルなんす!


こちらもタイトル・ソングから、ドレミの歌、私のお気に入り、も
すぐメロディが頭の中に浮かびますが、

これは、父親のフォン・トラップ大佐が忘れ去っていた音楽に再会、
子供達の前でエーデル・ワイスを歌う場面。

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タイトル・ヴィデオをどうぞ。
https://www.youtube.com/watch?v=5fH2FOn1V5g

映画「ピンク・パンサー」のタイトル場面に、ピンク・パンサーが
まさにこのアルプスのお花畑で踊るもじり場面があり、笑いましたっけ。
そう、「ピンク・パンサー」の監督はブレイク・エドワーズで、
ジュリー・アンドリュースのご主人だったのでした。      



日本への飛行機の中で、片道3本見た映画で面白かったのも
2本揃えましたが、まず

◆ ショコラ・Chocolat
  ・2000年 アメリカ
  ・監督 ラッセ・ハルストレム
  ・ジュリエット・ビノシュ、ジョニー・デップ、ジュディ・デンチ

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ちょっと謎を秘めた母子2人がフランスの田舎町にやって来て、
チョコレートの店を開くものの、村はまだまだ閉鎖された伝統と因習、
宗教観に捉われており、
 
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チョコレートの美味に少しずつ村人の心も開け始めるものの、
流れ着いたジプシーとの交流も歓迎されず、

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ジュリエット・ビノシュがやはりとても美しく魅力的で、ジョニー・デップと
踊る場面の前に、彼が弾く音楽も良かったなぁ。
でも、ジョニー・デップの素顔ってどんなのかなぁ・・。

ヴィデオはこちらに。
https://www.youtube.com/watch?v=sVJ_tf_DXDo



2,3年前にTVのCMにダスティン・ホフマンが出て、片言のイタリア語を
喋ったり、ウンブリアの町を歩いたりで、映画を撮っているという事だったですが、
この映画だったのですね。

仲間とのバス旅行の戻りの車中で半分見たものの、遠くで良く見えず、
飛行機の中でもう一度見たのが良かったので、

◆ カルテット! 人生のオペラハウス・Quartet
  ・2012年 イギリス
  ・監督 ダスティン・ホフマン
  ・マギー・スミス、トム・コートネイ、ビリー・コノリー、ポーリーン・コリンズ

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音楽家達が引退して住む「憩いの家」に、かってプリマドンナだった
ジーンが入居して来て、資金難に悩むこの家も、
かって一緒に歌った仲間達、短い時間結婚した元夫にも一波乱。

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が資金難を救う為のコンサートでカルテット・四重奏を歌おう、
という案に、既に高音が歌えないと断る彼女に、
既に皆老人なんだから、そんな事は問題ではないのだと説得し。



ダスティン・ホフマンの写っている写真が見つかったので、
       
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この「カルテット」を見ながら、もう何十年も前に見たドキュメンタリー映画
「ヴェルディの家・Casa Verdi」を思い出したのですが、
調べてみるとやはり、やはりモデルにしていることを知りました。

ジュゼッペ・ヴェルディが資金を出し1899年にミラノに設立した
カーザ・ヴェルディは、かっての音楽家、演奏家達が入れるホームで、
       
映画の中で入居者達が様々な舞台の思い出を語りつつ、
同じホーム内でもかっての主役と端役の差があるのを見た記憶があり、
そんなこんなも今回の映画の中にもチラッと見え、印象深かった。

でも、年寄り連中が元気で長生きするのを見るのは、
元気つけられますねぇ!! がんばろ!

ヴィデオはこちらに。
https://www.youtube.com/watch?v=FORQrkqy9GE


       
◆ インビクタス/負けざる者たち・Invictus
  ・2009年 アメリカ
  ・監督 クリント・イーストウッド
  ・モーガン・フリーマン、 マット・デイモン

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タイトルの「invictus」というのは、南アフリカ共和国の初の黒人大統領
となったネルソン・マンデラの座右の銘、
「我が運命を決めるのは我なり、我が魂を制するのは我なり」
英国詩人ウィリアム・アーネスト・ヘンリーの詩「Invictus」からだそう。



1990年27年間の投獄生活から釈放され、大統領となったマンデラは、
1995年に同国開催のラグビーのワールド・カップ開催に向け、
黒人選手がただ一人だった国のチーム「スプリングボクス」を存続させ、
黒人と白人の融合、和解と団結の象徴にすべく、働きかけ、
       
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遂にワールド・カップの決勝戦で、強国ニュージーランドと対決、
優勝したのですねぇ。



監督イーストウッドと主演2人の写真を。

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映画のヴィデオはこちらに。
https://www.youtube.com/watch?v=SWLm16Kip-w

強豪ニュージーランドのナショナル・チーム・オール・ブラックスが
試合前にご披露するハカ。
ちょうど南アフリカとの対戦のが見つかりましたので。
https://www.youtube.com/watch?v=Zhs3EUfY-sA

「ハカ」を見るのがとても楽しみで!
大阪弁で言うと「顔でもびびらそうとしてからに!」 ははは。



◆ 許されざる者・Unforgiven
  ・1992年 アメリカ
  ・監督 クリント・イーストウッド
  ・クリント・イーストウッド、ジーン・ハックマン、モーガン・フリーマン
   リチャード・ハリス

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渡辺謙さんが日本語版を作ったという、イーストウッドのオリジナル版。
今回買い込んだDVDの中では唯一 shinkai未公開の映画で、
荒筋も評判にも目を通し、むふ、お正月に楽しむつもりで~す!

ヴィデオはこちら。
https://www.youtube.com/watch?v=U0WLWlPLT10
  

◆ 追記を ◆

見ました! 良かった!! 
通常の西部劇らしいちょっと残酷な場面もありましたが、
それ以上に普通の人間らしさ、弱さなど、とりわけ年をとった主人公の姿が
垣間見える、後味の良い映画でした! 

やはり、イーストウッドは凄い俳優であり、監督ですねぇ。


映画館で見て大いに楽しんだフランス映画も2本。

◆ ラ・ファミーリア・ベリエール・La famiglia Bélier
  ・2014年 フランス
  ・監督 Éric Lartigau
  ・Louane Emera François Damiens Eric Elmosnino

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牧畜業を営む聾唖者一家の長女ポーラ16歳1人が健常者で、
家族全部の世間との橋渡しを勤めながら、家畜の世話をし、
日曜には町の市に出すチーズ屋台でも働く、明るい女の子。

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学校への通学バスが通る停留所までも、自転車で通う田舎に住む彼女。
好きな男子学生がコーラス部に入った事から、彼女もコーラス部に入り、
そこで美声と声量の持ち主である事が発見され、
指導の先生から、パリでの試験を受けることを勧められ。

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家の仕事、両親の事を思い、一旦は諦める彼女に、
事情を察した父親はパリの試験を受けさせる為に試験場に。
そしてパリの音楽学校に入る為に家を巣立っていく訳ですが、

試験で歌う「私は飛んでいく」がとても素晴らしく、
学校のコンサートで歌う「恋の病は7歳から70歳まで」は、
我ら仲間内で、あと何年いける、と、ははは、笑いましたっけ。

日本ではまだ公開されていない様子ですが、
公開されたら是非是非ご覧になられるよう、お勧めします!!




◆ 私達の娘と結婚しないで!・Non sposate le mie figlie!
  ・2014年 フランス
  ・監督 Philippe de Chauveron
  ・Christian Clavier  Chantal Lauby
    
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クロードとマリー夫婦には娘が4人いて、上の3人は既に結婚していますが、
いずれも移民者の息子とで、それも中国人、アルジェリア人、ユダヤ人と、
ははは、皆宗教も風習も異なり、婿同士の間もしっくり行かず。

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せめて末娘だけはカトリックの白人と結婚して欲しい訳ですが、
彼女が連れて来た彼は、カトリックはカトリックでも
コートジュボアール人、つまり黒人!

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これは娘の夫婦のみならず、彼側の両親にもショックであり、
あれこれ一波乱起こりますが、最後は親同士も親しみあい、
上の婿3人も仕事を通じて親密となり。

2014年度のフランス映画では、最高の収益を上げた映画だそうで、
とにかく可笑しく、笑いながらもさもありなんという問題続出で、
      
これも日本公開がありましたら、是非是非どうぞ!!
ヴィデオはこちらに。
https://www.youtube.com/watch?v=u5NB5yBRuMo



最後は、以前に一度ご案内しましたが、DVDを買ったのでもう一度、はは。

◆ 最強のふたり・Intouchables 
  ・2011年 フランス
  ・監督脚本 Olivier Nakache, Éric Toledano
  ・フランソワ・クリュゼ、 オマール・シー

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脊椎損傷で車椅子生活を送る富豪のフィリップと、介護人の
貧民街出身のドリスとの、単なる雇い人と雇われ人との関係を超えた、
2人の友人同士のような関係。

彼だけが自分を病人として扱わない、というフィリップの言葉通り、
車椅子のスピードを変えて楽しむ姿や、

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フィリップの誕生日に集まる親類一同。
フィリップに言わせると、まだ生きているか見に来る、の誕生会、ははは。

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ヴィデオは、誕生日のパーティで踊るドリスの姿を。
https://www.youtube.com/watch?v=Gd9wSNRcbco

日本でもこの映画は大変ヒットしたようですが、
まだご覧になっていない方、是非是非どうぞ!!!


いやぁ、映画は楽しいですねぇ!!
映画館の大きな画面で見るのは勿論良いのですが、
家でのんびり、一人で好きな映画のDVDを見るのも大好き!

今年も秋の個展を控えしっかり描いていかないといけませんが、
新しい大きなTV画面で楽しむのを飴に、
頑張って行きたい、生きたいと思っております。

どうぞ、今年もまた宜しくお願いいたしま~~す。
   
    
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