・ 年初めのお休みは、お家で映画を!

皆様、新年明けましておめでとうございます!
今年もどうぞよろしくお願いいたしま~す!!

1-1-s-DSCN5863.jpg

良いお正月をお迎えの事と思います。
お家でゆっくりお寛ぎの方も多いと思いますので、
好きな映画、DVDのご紹介で、今年のブログ初めを。


カレンダー・ガールス
 ・2003年 英
 ・ナイジェル・コール監督 
 ・ヘレン・ミレン、ジュリー・ウォルターズ

1-47.jpg

年初めに相応しいかどうか、ははは、「カレンダー・ガールズ」

若いピチピチ美人のカレンダーではなく、中年も半ばを過ぎた婦人会の
メンバーが、ヌードのカレンダーを作ります。

さて、何故に? 周囲の反応は? ちょっぴりの皮肉と、涙と、
女の友情と。  大人の心にはちょっぴり沁みます。



◆ シカゴ
 ・2002年 米
 ・ロブ・マーシャル監督 
 ・レネー・ゼルウィガー、リチャード・ギア、キャサリン・ゼタ・ジョーンズ

2-31.jpg

ミュージカル映画も好きですが、これは素晴らしい!
皆さん芸達者で、踊りのシーンが素敵です。
昔風の舞台構成も使いながら、テンポが速い。

ミュージカル映画がお好きな方、そうでもない方、お勧めです!



◆ フットルース
 ・1984年 米
 ・ハーバート・ロス監督
 ・ケヴィン・ベーコン、ロリー・シンガー

3-14.jpg

音楽映画なら、この「フットルース」も持ってます。 映画の筋よりも、
中に使われている音楽が今聞いても懐かしく、心が弾みます。

最初のタイトル・バック・シーン、 テーマ音楽に乗って踊る若者達の
足元のシーンが続く、これだけを時に見たりして。 



◆ 野のユリ
 ・1963年 米
 ・ラルフ・ネルソン監督
 ・シドニー・ポワティエ、 リリーア・スカーラ

4-52.jpg

秋に、フィレンツェのドゥオーモの後にある、聖書、聖人関係の有難い本が
多い本屋さんのウインドウに見つけ、・・まぁ、尼僧さんが出ますが、
再見し、新鮮な感動を再び! 

黒人の流れ者労働者が、東欧からのしたたかな尼僧長に上手く使われて、
古い教会の再建を、という面白くも素敵な映画です。
       
ご覧になられた事のないお若い方、是非どうぞ!
エーメン!
 


◆ 世界最速のインディアン
 ・2005年 米、ニュージーランド
 ・ロジャー・ドナルドソン監督
 ・アンソニー・ホプキンス
       
5-01.jpg

プレゼントに頂いたのでタイトル写真なしですが、実話が元という、
バイクの世界記録に挑戦、実現するバートの素敵な話。

1920年型の古いバイクを改良するバート自身も、豊かではない
年金生活者。 でもね、心意気がかっこ良いのです!
その生きる姿勢に、励まされます!



◆ 最高の人生の見つけ方
 ・2007年 米
 ・ロブ・ライナー監督
 ・ジャック・ニコルソン、モーガン・フリーマン

6-47.jpg

暫く前のコカ・コーラのCM。 年配の男性がコーラを初めて飲み、
味に驚き目覚めます、 「今までした事の無い事をしよう!」
       
で、刺青をする、大型バイクでぶっ飛ばす、両脇に美女2人でベッドイン、
訪ねた家で「息子よ、俺が父親だ」と。 あはは。
大いに笑いましたが、このDVDを見て、そうか、これがオリジナルか、と。

日本語タイトルを探し、「最高の人生の見つけ方」と知りましたが、

こちらでは「決して遅すぎる事はない」
この言葉、良いでしょう? 本当に良く使われるのですよ!



◆ エリザベス: ゴールデン・エイジ
 ・2007年 米 
 ・シェカール・カプール監督
 ・ケイト・ブランシェット、ジェフリー・ラッシュ

7-46.jpg

英国の繁栄を築いたエリザベス女王の映画は、この前作の「エリザベス」や
その他色々ありますがやはりこれが最高かも。

女王でありながらの女の辛さも、余りベタベタせず、
当時の英国の位置もかなり分かりやすかったような。



◆ イル・メスティエーレ・デッレ・アルミ
 ・2001年 伊
 ・エルマンノ・オルミ監督
 ・Hristo Jivkov、セルジョ・グランマーティコ

8-47.jpg

これは日本公開がなかったのでしょうか? 残念です。
「木靴の樹」「酔いどれ天使の伝説」でも有名なエルマンノ・オルミの作品。

Il mestiere delle armi は、「戦いが仕事」とでも。
イマイチ良い日本語が浮かびませんが、
       
最後の傭兵隊長とも、「黒旗のジョヴァンニ」とも呼ばれる
ジョヴァンニ・デ・メディチ・Giovanni De'Medici、       
カテリーナ・スフォルツァの息子、トスカーナ大公コジモ1世の父、
の最後の戦闘、亡くなる様子を描いていますが、
カンヌ映画祭でも受賞9、という素晴らしい映画。

寒い雪景色のマントヴァ周辺のシーン、
戦闘状態が鉄砲や大砲に移り変わる時代の若い死。
フィレンツェのサン・ロレンツォ教会前の彼の彫像で、なんとなく中年男を
想像していましたのに、なんと27歳の死。

母のカテリーナも彼が幼い内に亡くなり、彼自身も7歳の息子を残しての死。
哀切極まりなく、当時の戦う男達に想いが行きました。



◆ 華麗なる激情
 ・1964年 米
 ・キャロル・リード監督
 ・チャールトン・ヘストン、レックス・ハリソン

9-34.jpg

こちらでのタイトルが「苦悩と歓喜」で、ずっとそう思い込んでいましたが、
検索にまるで違うのがかかり・・、

ミケランジェロが、教皇ジュリオ2世と喧嘩腰でやり取りしながら、遂に
システーナ礼拝堂の天井画を完成させる模様が大変よく描かれています。

この大人物の2人が喧嘩しながらも相手を認めるのが、興味深く可笑しく、
ジュリオ2世役のレックス・ハリソンがとても良いのです。
歴史の本の中の教皇が、近しい人間に、男を感じます。

残念なのは、描かれたばかりの筈の天井画のシーンが、
以前の古い茶色がかった天井画で!
修復後の、あの鮮やかな素晴らしい色を見れる我々には残念至極。

ローマとして描かれている町は、ウンブリアのトーディ・Todiで、
中心広場が上手く使われています。
現在の町は修復され、映画の中よりも白くなっていますが!



◆ ブラザー・サン、シスター・ムーン
 ・1971年 伊・英
 ・フランコ・ゼフィッレッリ監督
 ・グラハム・フォークナー 、ジュディ・バウカー 

10-43.jpg

イタリア国の守護聖人でもある、アッシジのサン・フランチェスコの物語で、
いささか綺麗過ぎる感はありますが、
まぁたくさんあるこの聖人映画のクラッシックとでも。
 
長い間探していましたが、アッシジで見つけました。
ヴィスコンティもそうですが、このゼッフィレッリが描くイタリアの風景は、
アメリカ映画のイタリアとは違い、本物の匂いがします。



◆ ブーべの恋人
 ・1963年 伊・仏
 ・ルイジ・コメンチーニ監督
 ・クラウディア・カルディナーレ、ジョージ・チャキリス

13-27.jpg

我が青春の一齣でもある映画で、長い間探していましたが、
日本からのプレゼントが!
       
戦後の混乱期のイタリアで、殺人事件に巻き込まれた恋人ブーべが
17年の収監 という判決。

その長い期間を待てるかどうか、と他愛無い論議に私メも浸ったものでしたぁ。

映画の舞台にはトスカーナ周辺の田舎や、コッレ・ディ・ヴァル・デルザ・
Colle di Val d'Ersaが。
     
  

◆ アンネの日記
 ・1959年 米
 ・ジョージ・スティーヴンス監督
 ・ミリー・パーキンス、ジョセフ・シールドクラフト

14-41.jpg

最近見つけたDVDで、余りにも懐かしい映画。
映画が公開された当時の日本では、まだナチスの強制収容所の話も
一般的でなく、映画の宣伝で知った中学の英語担任が、
訳しながら説明してくれたのが、私にとって初の知識でした。

そして、こちらに来て接するユダヤ人の話は、単に憎まれる金融業や
ナチの犠牲者の話のみならず、社会に溶け込んだ、深い文化と歴史の
積み重なりで、

もっともっと知りたい、の 私の原点にある映画です。



◆ カラー・パープル
 ・1985年 米
 ・スティーブン・スピルバーグ監督
 ・ダニー・グローバー、ウーピー・ゴールドバーグ

15-50.jpg

アリス・ウォーカーの原作も素晴らしいですが、特に変える事なく、
上手くイメージ化していると思うアメリカ南部黒人姉妹の、
長い人生絵巻で。

う~ん、人生にはホント色々ありますね。
でも言葉にすると、そういう想いは霞んでしまいます。



◆ ビヴァリー・ヒルス、行ったり来たり
 ・製作年?  米
 ・ポール・マザースキー監督 
 ・ニック・ノルティ、ベティ・ミドラー、リチャード・ドレイファス
  
16-22.jpg     

クスッと笑える映画、ガハハと笑える映画が大好きで、
昔TVで見て以来、再会を待っていたDVDです。

ビヴァリー・ヒルズの邸宅のプールに自殺志願で入り込んだ宿無しが、
お金持ちのスノッブ一家に次第に欠かせぬ存在となり、
彼自身も再び浮浪者には戻れなく。

左右の目の色の違うワン君も、大いに笑わせてくれます。
    


◆ オールウェイズ
 ・製作年?  米
 ・スティーブン・スピルバーグ監督
 ・リチャード・ドレイファス、ホリー・ハンター、オードリー・ヘプバーン 

17-47.jpg

リチャード・ドレイファスが好きなので、続けてこれを。

仕事中に事故死した森林消火隊のパイロットが、自分の恋人の行く末を
心配し・・、という半ばおとぎ話ですが、
仕事の過酷さや、新人訓練のシーンなど興味深く、

でも、何よりも何よりも、この映画のテーマソングに使われたプラターズの
「煙が目に沁みる」 心に沁みいる名曲ですねぇ!!



◆ クレールの刺繍
 ・2004年 仏
 ・エレオノール・フォーシェ監督
 ・ローラ・ネマルク、アリアンヌ・アスカリッド

18-44.jpg

望まぬ妊娠をした女の子が、好きな刺繍の仕事を見つけ、
息子を亡くした刺繍師の女性も次第に彼女を受け入れ、
生まれてくる子を自分で育てる決心をし、新しい彼も。
       
淡々としたいかにもフランス映画らしい細やかな映画で、素晴らしい。
 
手仕事が好きな事もあり、映画の中で少しずつ出来上がる
素晴らしい刺繍の衣装にも、大いに目を奪われました。



◆ ステージ・ビューティー
 ・2004年 英・独・米
 ・リチャード・エール監督
 ・ビリー・クルップ、クレール・ダーンス、ルパート・エヴェレット

19-38.jpg

邦題が分かりませんが、大変面白い映画。
17世紀後半、英国の舞台にはまだ女性の登場が許されず、女形が活躍。 
が、チャールス2世が女優を認め、大人気を誇った女形が没落、そして・・。

女形に扮する役者が凄い! 男優として試演をするものの女形が抜け切れず、
の場面など、役者だなぁ! と見とれます。
 
ルパート・エヴェレットの国王役も可笑しい。 一見をお勧めです!



◆ ダヌンツィオ

20-40.jpg

これは、見せびらかしで~す!!
ヴェネツィアの屋台店で、向こうから呼ばれたようにして見つけた
2003年のDVDで、写真、映像、彼の声など。
       
お葬式、ムッソリーニによる国葬だったそう、の映像から始まり、
ガルダ湖半の彼の家、人生などを、多数の写真とともに。
は~い、中にはオール・ヌードの写真もあって! きゃはは。
大切にせねば!!

      
*****

ブログご訪問、有難うございます!
見たよ! の応援クリックも宜しくお願い致しま~す!



    s2019誕生日 - Copia.jpg

*****

コメントの書き込みについてのお願い。

ブログの記事下に、「コメントを書く」が出ていない時は、
上か右の、記事タイトルをクリックして頂けると
記事の一番下に「コメントを書く」が出ますので、よろしくお願いいたします。
非公開コメントをご希望の場合は、非公開で、と書いて頂くと、  
コメント承認制ですので、保留にし、お返事だけ公開しますので、
それもご了承下さいませ。

この記事へのコメント