イタリアは、今の酷暑が少なくとも週半ばまで続くとか!!
ヒンヤリさせるのに薄暗くした家の中で、働かない頭に、少しでも
カツを入れるため、大好きな映画で、愉悦の時を持ちます。
皆さんも、如何?!
ヒンヤリさせるのに薄暗くした家の中で、働かない頭に、少しでも
カツを入れるため、大好きな映画で、愉悦の時を持ちます。
皆さんも、如何?!
暑中お見舞いに! まずは、先日友人から送っていただいた
楽しいポストカードを、皆さんにも!
楽しいポストカードを、皆さんにも!
◆ ニュー・シネマ・パラダイス
・1989年
・ジュゼッペ・トルナトーレ監督
・フィリップ・ノワレ、 ジャック・ペラン
・1989年
・ジュゼッペ・トルナトーレ監督
・フィリップ・ノワレ、 ジャック・ペラン
先日フィアットの新しい「チンクエチェント・500」のCMを、トルナトーレ監督
が手がけ、トトも、映写技師アルフレードも登場していると書きましたが、
懐かしくなって再見しました。
が手がけ、トトも、映写技師アルフレードも登場していると書きましたが、
懐かしくなって再見しました。
素晴らしかった! 映画への熱い思いも、
過ぎ去った青春への思いも、苦い思い出も、みんな通り過ぎ。
過ぎ去った青春への思いも、苦い思い出も、みんな通り過ぎ。
最後の、滝のように流れるキスシーンに、ただただ涙がこぼれました。
◆ 第3の男
・1949年
・キャロル・リード監督
・オーソン・ウェルズ、 ジョセフ・コットン、 アリダ・ヴァリ
・1949年
・キャロル・リード監督
・オーソン・ウェルズ、 ジョセフ・コットン、 アリダ・ヴァリ
テーマソングの、あのチターの音がいつまでも耳に残り、消えませんね。
半ば廃拠と化したウィーンの街にも、地下下水道の立派な設備にも、
天井の素晴らしく高い建物内の様子にも、
最初見た時は、ただただ「西洋」を偲び、憧れたものでした。
先年亡くなったアリダ・ヴァリが、本当に美しい。
「かくも長き不在」の彼女も、素敵でしたが。
天井の素晴らしく高い建物内の様子にも、
最初見た時は、ただただ「西洋」を偲び、憧れたものでした。
先年亡くなったアリダ・ヴァリが、本当に美しい。
「かくも長き不在」の彼女も、素敵でしたが。
◆ リバティ・ヴァランスを撃った男
・1962年
・ジョン・フォード監督
・ジェームス・スチュワート、ジョン・ウェイン、リー・マーヴィン
・1962年
・ジョン・フォード監督
・ジェームス・スチュワート、ジョン・ウェイン、リー・マーヴィン
製作年を改めて見て、驚いています。 45年前!
でも、少しも古さを感じず、また楽しみました。
無法者を殺した事で有名な政治家が、西部の田舎町に、貧しい男の
葬式に戻って来る、そして語られるかっての経緯。
でも、少しも古さを感じず、また楽しみました。
無法者を殺した事で有名な政治家が、西部の田舎町に、貧しい男の
葬式に戻って来る、そして語られるかっての経緯。
単なる西部劇映画を越えて、存在し続けていると思います。
◆ フル・モンティ
・1997年 イギリス
・ピーター・カッターネオ監督
・1997年 イギリス
・ピーター・カッターネオ監督
失職中の男達6人が、お金を稼ぐのにストリップ・ショーを実演しようと。
おまけに、完全サーヴィスで!
おまけに、完全サーヴィスで!
ダンスも習い、警察にも捕まり、今まで考えもしなかった自己発見もし、
子供との愛情に涙し、が、とにもかくにも最後には・・!
女性の方々、幸いにもというか、残念にもというか、
見えません! 見られません!
が、笑いと涙で楽しめますから、どうぞ、レンタルしてお楽しみを!!
子供との愛情に涙し、が、とにもかくにも最後には・・!
女性の方々、幸いにもというか、残念にもというか、
見えません! 見られません!
が、笑いと涙で楽しめますから、どうぞ、レンタルしてお楽しみを!!
◆ 月に惑わされて
・1987年 アメリカ
・ノーマン・ジェイソン監督
・シェール、 ニコラス・ケイジ
・1987年 アメリカ
・ノーマン・ジェイソン監督
・シェール、 ニコラス・ケイジ
ニューヨークの、イタリア系家族を、大きな大きな満月が幻惑します。
という感じの、これも大変面白い映画。
シチリアにいる母親が死んだら結婚しよう、と言う、いい年のイタリア男。
その情熱的な弟と、彼女は・・。 夫が浮気し、悩む彼女の母親は・・。
そんな皆の背中を、大きな満月がひと押し、愛を求める勇気を。
シェールがとても美しく、ニコラス・ケイジが、とても可愛い。
その情熱的な弟と、彼女は・・。 夫が浮気し、悩む彼女の母親は・・。
そんな皆の背中を、大きな満月がひと押し、愛を求める勇気を。
シェールがとても美しく、ニコラス・ケイジが、とても可愛い。
◆ 薔薇の名前
・1986年
・ジャン・ジャック・アナード監督
・ショーン・コネリー、 F.マーレィ・エイブラハム
・1986年
・ジャン・ジャック・アナード監督
・ショーン・コネリー、 F.マーレィ・エイブラハム
ウンベルト・エコー原作、中世の修道院で起る連続殺人事件の謎解き。
と言うより、ショーン・コネリーの圧倒的な実在感で、見せます。
ええ、私、大ファンなもので!
それにしても、中世の暗さ、修道院と、一般の民との隔たり。
厳しく、寒く、暗く、怖く、遠く・・。
厳しく、寒く、暗く、怖く、遠く・・。
◆ ロシアの家
・1990年
・Fred Schepisi監督
・ショーン・コネリー、 ミッシェル・ファイファー
・1990年
・Fred Schepisi監督
・ショーン・コネリー、 ミッシェル・ファイファー
スパイ小説のジョン・ル・カレ原作。 ロシアの、巨大共産党政治の怖さも、
スパイ工作の東西の駆け引きも、イタリア語会話で見て分るには、
かなりの想像力をプラスしないとね!
でもね、彼が彼女を救う為に決心する所、 リスボンの、港の見える
アパートで待つ所、そして遂に再会、 心弱い私は、ホッとするのです。
アパートで待つ所、そして遂に再会、 心弱い私は、ホッとするのです。
◆ ザッツ・アモーレ ・ THAT'S AMORE
・2000年
・ハワード・ダッチ監督
・ジャック・レモン、ウォルター・マッソー、ソフィア・ローレン、
アン・マーグレット
ジャック・レモント、ウォルター・マッソーのコンビでの第1作、タイトル覚えてない、
アン・マーグレットと結ばれる、のも大変面白かったですね。
子供の頃からの友人が隣同士に住み、幾つになっても子供の様に喧嘩し、
その子供たちも再び愛し合い、街に大魅力のイタリア女性がやって来て、
ま、おさまる所に、納まります。
街の外、湖の風景が、とても素晴らしく、幾つになっても、
愛する人にめぐり合える幸せ、愛せる事の、幸せを!
◆ チャリング・クロス街84番地
・1986年
・デビッド・ジョーンズ監督
・アンソニー・ホプキンス、 アン・バンクロフト
・1986年
・デビッド・ジョーンズ監督
・アンソニー・ホプキンス、 アン・バンクロフト
これはプレゼントに頂いて、大変気に入った作品。
ニューヨークの女流作家とロンドンの古書籍店主との、20年間に渡る
文通と、会わないままの心の交流。
文通と、会わないままの心の交流。
戦後の食糧難時代、彼女が送る食料のプレゼントから、
店員全てとの交流も始まり、やがて、彼の死の知らせが届き。
私なら、会いたい! すぐ、会いに行くよぉ!!
◆ ラマンテ ・ 情人
・1992年 フランス
・ジャン・ジャック・アナード監督
・JANE MARCH, TONY LEUNG
・1992年 フランス
・ジャン・ジャック・アナード監督
・JANE MARCH, TONY LEUNG
原作がマルグリット・デュラス。 ヴェトナムの、メコン河を渡るフェリーで
知り合う、14歳のフランスの少女と、30歳中国人金持ちの男性。
知り合う、14歳のフランスの少女と、30歳中国人金持ちの男性。
多分作者自身の若き日の体験を物語り、映像もセクシー。
「ナイン・ハーフ」も、「ラスト・タンゴ・イン・パリ」も、ただ観念的と
思いましたが、この映画のシーンには大変なエロスを感じました。
単なる観念、に終わっていないのは、背景の著者自身の厚みでしょう。
今回これを書きながら「薔薇の名前」と同じ監督なのに、気がつきました。
「ナイン・ハーフ」も、「ラスト・タンゴ・イン・パリ」も、ただ観念的と
思いましたが、この映画のシーンには大変なエロスを感じました。
単なる観念、に終わっていないのは、背景の著者自身の厚みでしょう。
今回これを書きながら「薔薇の名前」と同じ監督なのに、気がつきました。
◆ ヴェニスの商人
・2004年
・マイケル・ラドフォード監督
・アル・パチーノ、 ジェレミー・アイロンス
・2004年
・マイケル・ラドフォード監督
・アル・パチーノ、 ジェレミー・アイロンス
シェークスピア原作の余りにも有名なお話で、強欲なユダヤの金貸しが
逆に足をすくわれる、位に考え、ちゃんと読んでもいなかったので、
この説得力を持った映画で、背景が良く分りました。
逆に足をすくわれる、位に考え、ちゃんと読んでもいなかったので、
この説得力を持った映画で、背景が良く分りました。
16世紀のヴェネツィアに於ける、ユダヤ人の置かれた地位。
外出時には、赤い帽子を被る事を義務付けられ、
声をかけたアントーニオから、唾を吐きかけられる。
外出時には、赤い帽子を被る事を義務付けられ、
声をかけたアントーニオから、唾を吐きかけられる。
シャイロックの有名な恨み節、
キリスト教徒とどこが違う、感情がないか、ユダヤは切っても血が出ないか、
が、すんなりと飲み込めます。
ただ少し行き過ぎてしまった、彼の悲劇。
アメリカ映画には珍しく、ヴェネツィアの描き方もモノトーンに近く、
気に入りました。
キリスト教徒とどこが違う、感情がないか、ユダヤは切っても血が出ないか、
が、すんなりと飲み込めます。
ただ少し行き過ぎてしまった、彼の悲劇。
アメリカ映画には珍しく、ヴェネツィアの描き方もモノトーンに近く、
気に入りました。
◆ 旅情
・1955年
・デヴィッド・リーン監督
・キャサリン・ヘップバーン、 ロッサーノ・ブラッツィ
・1955年
・デヴィッド・リーン監督
・キャサリン・ヘップバーン、 ロッサーノ・ブラッツィ
こちらは明るい、明るい観光客用ヴェネツィアに、ごあんな~い!
中年同士の出会い、とインプットされていたのが、久々に見て、
2人の若さに驚愕! いつの間にか、自分が中年を通り越している事に
改めて気がついた、間抜け加減!!
2人の若さに驚愕! いつの間にか、自分が中年を通り越している事に
改めて気がついた、間抜け加減!!
それにしても、ヴェネツィアは一つも変わっていませんね。
おいでませ、ヴェネツィアへ!!
おいでませ、ヴェネツィアへ!!
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