クリスマスもお正月も過ぎ、でも春はまだ遠く、心が少し鬱屈する夜。
そんな時は、ヴィン・ブルレ・赤のホット・ワインと、DVDを楽しみましょう!
そんな時は、ヴィン・ブルレ・赤のホット・ワインと、DVDを楽しみましょう!
今日は私の好きな映画のDVDを幾本かと、ヴィン・ブルレの作り方を。
◆ ジュールとジム
・1962年 フランス
・フランソワ・トリフォー監督
・ジャンヌ・モロー、 オスカー・ウェルナー
・1962年 フランス
・フランソワ・トリフォー監督
・ジャンヌ・モロー、 オスカー・ウェルナー

1人の女を愛した、友人同士の男性2人、しかも
第1次大戦をはさんでの、フランス人とドイツ人。
原作は、単なる男女のもつれ話でしたが、私めには、
ジャンヌ・モローの素敵さと、トリフォーの美しい映像で、
若かった私はイチコロになったものでした。
ジャンヌ・モローの素敵さと、トリフォーの美しい映像で、
若かった私はイチコロになったものでした。
DVDを見つけた時の、嬉しさ!
1つのシーンも忘れる事無く、覚えていた驚き!
40年ぶりの再会でした。
1つのシーンも忘れる事無く、覚えていた驚き!
40年ぶりの再会でした。
◆ アマデウス
・1984年
・ミロス・フォアマン監督
・1984年
・ミロス・フォアマン監督

この映画に説明は要りませんね。
最初の、貧しいお葬式のシーンから引き込まれました。
映画の中に再現される、当時のオペラ舞台の素晴らしさ、
一方、モーツァルトの生活の切迫さ。
彼の残した音楽の素晴らしさを思うと、心にしみます。
一方、モーツァルトの生活の切迫さ。
彼の残した音楽の素晴らしさを思うと、心にしみます。
◆ カストラート
・1994年
・ジェラール・コルビオ監督
・1994年
・ジェラール・コルビオ監督

「カストラート」をご存知ですか?
ボーイ・ソプラノを保つ為に、去勢した(された)歌手の事で、
主として、その手術や歌手の育成はイタリアで行われ、
中世期から17~18世紀に全盛を誇りました。
この映画に描かれた主人公「ファルネッリ」も実在の歌手でした。
映画は2級だと思いますし、描き方も興味本位ですが、
モーツァルトもその声を聞いたであろう、カストラート歌手の様子、
そして、やはり当時の舞台の素晴らしさを偲べます。
モーツァルトもその声を聞いたであろう、カストラート歌手の様子、
そして、やはり当時の舞台の素晴らしさを偲べます。
ちくま学芸文庫・ 「カストラートの歴史」
パトリック・バルビエ 野村正人 訳
◆ から騒ぎ
・1993年
・ケネス・ブラナー監督
・エンマ・トンプソン、 ケネス・ブラナー、 マイケル・キートン
・1993年
・ケネス・ブラナー監督
・エンマ・トンプソン、 ケネス・ブラナー、 マイケル・キートン

おなじみ、シェークスピアの戯曲の映画化で、他にも3本の映画化が。
イタリアのトスカーナを背景に、原作ではシシリアのメッシーナ辺り、
少しどたばたの、恋の「から騒ぎ」
マイケル・キートン扮する監視人が、大変芸達者で、
当時の舞台の様子、観客の受けが想像できる様な登場。
当時の舞台の様子、観客の受けが想像できる様な登場。
そして映画の始まりのシーンは、お客も、迎える側も、一斉に水浴びの
速いテンポの展開、そして夜のお祭りのシーン。
シェークスピア当時の舞台を想像しました。
速いテンポの展開、そして夜のお祭りのシーン。
シェークスピア当時の舞台を想像しました。
◆ サン・ロレンツォの夜
・1982年
・パオロ と ヴィットリオ・タヴィアーニ監督
・オメーロ・アントヌッティ
・1982年
・パオロ と ヴィットリオ・タヴィアーニ監督
・オメーロ・アントヌッティ

「サン・ロレンツォの夜」と呼ばれるのは、8月10日、たくさんの流星の夜の、
第2次大戦末期の、この日の思い出を綴っています。
「黒シャツ隊」と呼ばれた、ファッシスト党員の様子、
田舎に避難した生活。 懐かしくもあり、怖くもあり。
親の目の前で、子供が殺される恐ろしさ、戦争の狂気。
田舎に避難した生活。 懐かしくもあり、怖くもあり。
親の目の前で、子供が殺される恐ろしさ、戦争の狂気。
同じ兄弟監督の、「カオス」も忘れられない映画です。
◆ ワンダという名の魚
・1988年
・チャールズ・クリクトン監督
・ジェミー・リー・クリス、 ケヴィン・クライン
・1988年
・チャールズ・クリクトン監督
・ジェミー・リー・クリス、 ケヴィン・クライン

コメディの、クスッと笑える映画が好きですが、
これは大笑いできる、 お勧めの作品です!
まずは見てのお楽しみ!! あはは。
◆ ラヴ・アクチュアリー
・2004年
・ヒュー・グラント、 エンマ・トンプソン
・2004年
・ヒュー・グラント、 エンマ・トンプソン

これも可笑しい! 4組か5組の余り繋がりのないカップルの、
クリスマス前後の、成り行きのお話。
年のいったロック歌手のハチャメチャ振りが大好き、
マネージャーの嘆きの表情も、笑えます。
映画の最初と最後のタイトルに流れる、
空港での再会シーンが大好き! 愛はどこにでも!!
マネージャーの嘆きの表情も、笑えます。
映画の最初と最後のタイトルに流れる、
空港での再会シーンが大好き! 愛はどこにでも!!
◆ 何かが変わった (邦題は、恋愛作家)
・1997年
・ジャック・ニコルスン、 ヘレン・ハント
・1997年
・ジャック・ニコルスン、 ヘレン・ハント

常軌をちょっと逸した主人公が、普通になろうと奮闘する様子が、
ジャック・ニコルスン自身とダブり、可愛いペキニーズのワン君も笑えます。
ジャック・ニコルスン自身とダブり、可愛いペキニーズのワン君も笑えます。
子持ちのお母さん役が、大変にイタリア女性の雰囲気で、素敵。
◆ マグノリアの花たち
・1989年
・サリー・フィールド、 シャーリー・マクレーン、ドリー・パートン、
ジュリア・ロバーツ
・1989年
・サリー・フィールド、 シャーリー・マクレーン、ドリー・パートン、
ジュリア・ロバーツ

小さな町の美容院に集まる女性同士の友情。 賑やかに、そして
人生の苦さも含んで、でもやっぱり、生活は流れて行きます。
シャーリー・マクレーンが素晴らしい、大好き。
◆ 続・夕日のガンマン
・1966年
・セルジョ・レオーネ監督
・クリント・イーストウッド、エーリ・ウォラック、リー・ヴァン・クリフ
・1966年
・セルジョ・レオーネ監督
・クリント・イーストウッド、エーリ・ウォラック、リー・ヴァン・クリフ

このマカロニ・ウェスタンは、傑作と!
途中に挟まる「南北戦争」の、死にゆく兵士のエピソードも、
思い入れたっぷりの決闘シーンも、堪能させてくれます。
クリント・イーストウッドが好き。TVで「ローハイド」を見ていた頃から。
そして、そして音楽は、エンニオ・モリコーネ! いう事なし!
◆ ミリオン・ダラー・ベイビー
・2005年
・クリント・イーストウッド監督・主演
・2005年
・クリント・イーストウッド監督・主演

上のマカロニ・ウェスタンから、ここに至る40年、
クリント・イーストウッド、やはり、凄い人ではありますね。
そしてこの映画は、また凄い映画でした。
人間を演じ、描き、自分を「見せる物体」として利用できる、
これが彼の凄い所、だと思います。
人間を演じ、描き、自分を「見せる物体」として利用できる、
これが彼の凄い所、だと思います。
◆ マジソン郡の橋
・1995年
・クリント・イーストウッド、 メリル・ストリープ
・1995年
・クリント・イーストウッド、 メリル・ストリープ

恋愛映画で始まった今回、やはり〆も、イーストウッドの、
この中年の恋物語で。
原作も読みましたが、出来は映画の方がよい、と思います。
泣かされたのは原作の方ですが。
泣かされたのは原作の方ですが。
雨の交差点での別れのシーン、ストリープは凄いですねぇ。
ロバート・デ・ニーロとの「恋に落ちて」では、腰が抜けた様になった
思い出を持つ私。そう、今は昔の物語。
ロバート・デ・ニーロとの「恋に落ちて」では、腰が抜けた様になった
思い出を持つ私。そう、今は昔の物語。
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ホット・ワイン・ヴィン・ブル・Vin Bruléの作り方
風邪をひいたかな?と思われた時にも、大変効き目があるのでお試しを。
赤ワイン(甘口が良いようですが何でも。上等でなくて結構)
を小鍋に注ぎ、火にかけ、
を小鍋に注ぎ、火にかけ、
加えるものは、丁子を2,3ケ
シナモンのスティック小、 スティックが無ければ、粉でもOK、
リンゴの1片を薄切りにしたもの、
シナモンのスティック小、 スティックが無ければ、粉でもOK、
リンゴの1片を薄切りにしたもの、
を加えて煮て、ワインが煮立ったら、お酒に弱い方はプッと火をつけて
アルコール分を飛ばされても、どちらでも。
これでもう、香り豊かな温かいワイン、ブルレの出来上がり。
甘いのがお好きなら、お砂糖か蜂蜜を自由に加えて。
アルコール分を飛ばされても、どちらでも。
これでもう、香り豊かな温かいワイン、ブルレの出来上がり。
甘いのがお好きなら、お砂糖か蜂蜜を自由に加えて。
冬の寒い夜、心の芯まで温まるブルレを、愛する方と、
誰もいない人は猫ちゃんやワン君と、
それもいない人は、ええと、 知らん、わしゃ、面倒見切れん。
誰もいない人は猫ちゃんやワン君と、
それもいない人は、ええと、 知らん、わしゃ、面倒見切れん。
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