・ イタリアでの初個展の様子をご報告

こちらイタリアの、我が町コネリアーノでの初個展を24日から
無事開く事が出来、初日の夜にはちょっとしたオープニングの催しもあり、
お陰さまで、たくさんの方に来て頂く事が出来ました。

ブログもお休みさせて頂いてますが、中間報告代わり、
今日は会場の展示、オープニングの様子をちょっとご覧下さいね。

そしてその前に、こちらイタリアでは個展のお知らせはDMではなく、
ポスターとパンフレットになりますので、個展のポスターを貼りだした
町の様子なども、まず幾つか見てやって下さい。

写真は我が町のドゥオーモのある通り。 ポルティチの中に挟まっており、
美しい古い通りの鐘楼の見える下にドゥオーモがあります。

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そしてこの一番右端、ここにインフォメーションがあり、 
       
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横にチーマ広場が広がりますが、この広場の名は我が町出身の
チーマ・ダ・コネリアーノにちなみ、このすぐ近くに彼の生家もあります。
で、ここに町のインフォメーションがあり、

 

こんな感じで、

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前から覗き込みましたら、へへへ、我が個展のポスター!

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隣には、イ・ソリスティ・ヴェネティのコンサートの物。



チーマ広場から町の現在の中心通りに出るには、
この「アルピーニの石段」を下りますが、今正面の建物が修復中。

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この石段、長野朝日放送の「おお、信州人!」を見て頂いた方には、
ああ、あそこ!と思いだされるかも。
はぁい、青池さんとshinkaiが待ち合せた石段でございます。

「おお!信州人」 ・ 信州からTV取材班来伊 ・ 放送時間決定
https://italiashinkaishi.seesaa.net/article/473368345.html

改めまして、 の自己紹介を、  新開です。
https://italiashinkaishi.seesaa.net/article/473368635.html



この石段の正面奥に、コネリアーノの鉄道駅があり、

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この手前の道が今は町の中心通りになっていますが、ここを暫く西に行き、
入り込んだ所に右の建物カ・ディ・ディオ・Ca' di Dio、
コネリアーノ市の図書館があり、かって中世には病院だったそうで、

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その前の掲示板にも。

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こちらは町の西外れの山側にあるエノテカ・ヴェネタ。
コネリアーノには国立のワイン醸造者技術学校があるのですが、
その一郭にあるのがこのエノテカの建物で、

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車だと坂道を少し上がって横から入る形で、上の写真位置の横に
駐車場があり、敷地内の建物に続く道の両脇には、こんなに年代を経た
桑の木の並木もあり、かって養蚕が盛んだったヴェネトを偲ばせます。

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と書きつつ、養蚕博物館のご案内も纏めていなかった事を思い出し・・、



エノテカの建物の上に広がる葡萄畑。 葡萄畑は実習用の物で、
かなりの広さの畑が学校を取り囲んでいますが、

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こちらがエノテカヴェネタの建物のアーチ。長いので低く見えますが、
なんのなんの天井が高い1階のエノテカと、この壁にはずらっとワインが並び、

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今ちらっと見える2階部、ここにレストランがありまして、これがなんと
素晴らしいお味なのを、お呼ばれして知りましたです!

この近辺の古くからの有名な野菜も使ったお料理で、それに合わせた
ワインも出て、最後のケーキのなんと美味しかった事!
お腹がいっぱいになりながらも、飲まずには、食べずにはおれない美味しさ、
というのも経験させて頂きましたぁ。



で、有翼のライオン君と、その前の筒状の中の掲示板が見え、
はい、そこにも貼って頂いており、

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このアーチの下でも、一杯やれるのですね。
まぁ、名残惜しい場所ではありますが・・、ははは、町中に戻ります。



こちらはクワルティエーレ・ラティーノ・Quartiere Latino、
フランス語だとカルチェ・ラタン、という名の大きな本屋さんの入り口にも。

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コネリアーノにはもう1軒町中に大きな本屋があり、私めはそちらがお贔屓ですが。



最後は、いつも絵の額をお願いしている額屋さん。

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ポスターはもっとあちこちにも貼って頂いたのですが、
まぁ、こうして何か所かを見て頂き、

こちらが会場のアルテストーリアのある建物、コンドミーニオの入り口で、

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すぐ前を川が流れ、川縁沿いの散歩道が整備され、
ここにはイタ鴨達がかなりおり、1度夜に仲間とピッツァを食べた後
散歩しつつ話していると、彼らが起き出して、ぐわっ、ぐわっと騒いで
集まって来まして、はい。

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橋の向こうは、町の旧市街という位置。
塔が見えますね、あの横にかっての町の東側の門があります。

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n.1 チーマ・ダ・コネリアーノ展 ・ コネリアーノの町
https://italiashinkaishi.seesaa.net/article/463847804.html

n.2 チーマ・ダ・コネリアーノ展 ・ コネリアーノの町
https://italiashinkaishi.seesaa.net/article/463848078.html



という所で、会場内の展示の様子をどうぞ。
こちらは入り口入った側の壁で、ご覧の様に6枚。

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画廊ではありませんので、こんな風に窓が西側一面に開き、
中の柱にはトリエステのワン君がいて、

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柱の反対側には、イタリア語での私の画歴と、その下に見えるピンクの肉球は、
ははは、我が絵の師二木さんと奥さまからの、合作のお祝いカード!

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ちゃんとイタリア語でAuguri!! Mostra personale・
個展 おめでとう!!と入れて下さったので、
それは皆さんにもすぐに分かるものの、その下は分からずで不思議そうに尋ねられ、
その都度どなたからであるかをご説明。

奥さまのイラストは、ブログに載せた私の写真からのイラストに
猫ちゃん3匹を飛び付かせてくれた嬉しいもので、ははは、
お二方さま、本当に有難うございました!

ついでにこの柱の右後ろには、放送に使うので大きくした、と
私の小学校卒業と2年生頃かな、の遠足の写真を青池さんが記念にと
送って下さったので、それを貼ってあります。
そちらの方は、ええ、昔は可愛かったのです!と強調しつつ!
青池さん、有難うございました!

私が「画歴」と打とうとすると、必ず「瓦礫」と変換してくれるマイクロソフト!
これは嫌見か、それとも卓見の真実かや?! ははは。



奥の壁側と、

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一番奥端の、旧作のヴェネツィア。

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ヴェネツィアの小品、ゴンドラは写真なしで。

こうしてご覧頂く写真の中に、ちらほらと刺子の布が見えますが、
会場責任者のルチーアや、友人のルイーザの大いなる勧めにより、
刺し貯めた刺子のモチーフや、今作りかけの表側等を
入り口脇テーブルの上などに並べました。

私からも説明できますし、刺し方の本なども並べていますが、
こちらの方も大変な関心を集めました。



という所で、初日夜のオープニングの様子を。
考えていたよりもずっと多くの方々に来て頂きました!
参加しているグループでの顔見知りも多かったのですが、
まるで知らない顔、ルチーアも全然知らない人も多く、
ポスターを見て来て下さった方々、と分かったそうで、
これは本当に嬉しい事でした!

この写真は、ルチーアが最初に絵と私の紹介をしてくれ、次に私めがご挨拶。

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20年も住んでいるのに未だおぼつかないイタリア語で、
作文を書き、先生の添削付き、ははは、それを読み終わった所。
     
へっへっへっ、顔が見えない写真を選びましたぜ!
でも、赤い靴、ホントだす、を履いていたのが見えずに残念! ははは。

このオープニングの写真は、ジャンナとそのご主人ロドルフォが撮ってくれたもので、
こちらはshinkaiの名ご挨拶に聞き惚れる、嘘だぁ、がはは、
ルチーアの方の説明ね、集まって下さった皆様。

 

右端男性がジャンナのご主人ロドルフォ。

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手前がジャンナ、壁沿いの赤い服がミレーナ、柱の向こうに息子のセルジョ、
紫の服がリディア、そしてレナートとルイーザ。

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右端が私のイタリア語の先生アンナリーザ、その横が成人教室の会長アンナマリーア。

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というご挨拶の後に、プロセッコとちょっとしたおつまみが出て、
皆さんが絵を見て下さったり、お喋りしたりで、

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お陰さまで絵の方は、皆様から大変良い言葉を頂き、
オープニングは大盛況のうちに済み、嬉しい事でした。

日本と違い勝手も分からず、オープニングに出す品々もルイーザが大変援けて
手伝ってくれ、彼女の夫レナートがプロセッコを調達と、有難い事でした。
まぁ、女性が多かったので6本開け、後はクリスマス、お正月用に我が家に
持って帰り、はい、今お出でになられると、美味しいのをお飲み頂けますです!

この後、青池さんが送って下さったDVDを仲間で見て、
レストランでの乾杯のシーンで、チンチン、チンチン、と画面に一杯出る所では、
既にこちらの仲間は日本語の意味を知っており、大笑いになったり、
日本のTVコマーシャルの画面作りの細やかさ、話し方のゆっくりさ等など、
文化の違いにも話が及びました。

という様なオープニングの後は、例の仲間でピッツァを食べに行き、
お開きにという様子でした。
       
今週いっぱい会期がありますので、せっせと通い、
来られる人の数は日本と違い少ないので、
PC持参で写真の整理、読書、そしてお喋りに励みま~す!


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    s2019誕生日 - Copia.jpg

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