日本到着の翌々日、朝から安曇野に出かけました。
「安曇野」という、如何にも日本の故郷を感じさせる
言葉の響きはずっと知っていますが、まだ訪ねた事がなく、
ご案内下さる松本近郊出身の二木さんと出かけました。
「安曇野」という、如何にも日本の故郷を感じさせる
言葉の響きはずっと知っていますが、まだ訪ねた事がなく、
ご案内下さる松本近郊出身の二木さんと出かけました。
安曇野での訪問はわさび田と、安曇野出身でロダンに魅せられ
自身も彫刻家となった荻原碌山の博物館でしたが、
まずは写真整理の済んだ山葵田から、ご覧下さいね。
自身も彫刻家となった荻原碌山の博物館でしたが、
まずは写真整理の済んだ山葵田から、ご覧下さいね。
トップは、ここ一体に広がるわさび田でも一番大きく有名な
大王わさび農場の駐車場から見る常念岳(真ん中)。
大王わさび農場の駐車場から見る常念岳(真ん中)。

この日は快晴の良い日だったのですが、残念ながら
日本アルプス連山は靄っていて見えず、常念岳のみでした。
日本アルプス連山は靄っていて見えず、常念岳のみでした。
私より皆さんのほうが地理を良くご存知かもですが、
一応長野県の中での安曇野、そしてわさび農場の位置を。
一応長野県の中での安曇野、そしてわさび農場の位置を。

駐車場の脇に咲く、赤いスカンポ。

すぐ近くを川が流れ、奥に水車小屋が見えます。
黒澤明監督の映画に使用されるので作られたという事ですが、
如何にもピッタリと風景の中に収まり。

この右手手前にゴムボート乗り場があり、
何とか入れずに撮ろうとするのに苦労しましたっけ!
この手前を流れる川は湧き水100%の蓼川というそうで、
本当に透明に透き通った美しい水。
川底の水草も綺麗で、さすがぁ、ワサビ田!と思った事でした。


大王わさび農場は入場は無料でするっと入れ、
道脇の木々も少し紅葉しかけ。

少し先に、先ほど見えた水車小屋が2軒並び、
いかにも!の素敵で長閑な眺めでしょう?!

こちらが奥の小屋で、壁に立てかけた農具が見え、

手前の小屋の農具はこんな感じ。

脇では水車がゆったりと回り。

近くにあった説明の立て札には、この説明。

しっかり読んで下さいました、皆さん?!
ブログ用に縮小したら、ちょっと分りにくくなりましたが、
右手に見える土手のような1本道が、2本の川の境目です。

そして、お待ち兼ねのわさび田!
この部分は、直射日光避けの寒冷紗のテントが広げられ、

収穫が済んだのでしょう、次の植え込みを待つ畑も見え、

はい、お勉強! ははは。
こういう説明を見ながら、なるほどなぁ、と美しい畑を眺めます。

ほらね、大きな塊の縦筋があり、その縦筋の中にずっと
斜め横に作られた畝が続きます。

畝の間、畑の間を通り抜け、また合流する川の流れ。

わさびは、水が綺麗な場所でないと育たない、とは良く聞きますが、
こういう畑のつくりを見ると素直に納得できますね。

一面に広がる、見事なわさび田!



大王わさび農場のサイトを見ますと、こんな写真が。

かっては雑草の生え茂る扇状地の原野だったのを、
大正4年から5町村にまたがる土地15丁歩を個人所有と
することから初め、そののち開拓に着手。
昭和10年までの20年間をかけて開拓したのだそう!
夢の一大プロジェクトだったのでしょうね。
園内には神社があり、その脇に開拓を始めた初代ご夫妻の像も。
大正4年から5町村にまたがる土地15丁歩を個人所有と
することから初め、そののち開拓に着手。
昭和10年までの20年間をかけて開拓したのだそう!
夢の一大プロジェクトだったのでしょうね。
園内には神社があり、その脇に開拓を始めた初代ご夫妻の像も。
水温は年間通して13°cだそうで、開拓できてから後の
栽培の大変さも思うと、頭が下がります!
栽培の大変さも思うと、頭が下がります!
そして現在は、農場面積15ヘクタール
わさび収穫量、年に150トン
年間観光客120万人!
という、日本最大規模のわさび農場なのですね。
わさび収穫量、年に150トン
年間観光客120万人!
という、日本最大規模のわさび農場なのですね。
上から見ると、結構わさびの葉っぱが虫に食われているのが見え、
逆に考えると、農薬を使っていない事を納得!
逆に考えると、農薬を使っていない事を納得!

こんなにも透明な湧き水!

凄いですねぇ、1日に12万トンの湧き水!
そして末は犀川、千曲川、そして信濃川となって日本海に!
そして末は犀川、千曲川、そして信濃川となって日本海に!

犀川・さいがわ、という名は、長野で育ったshinkaiには、
子供の頃から馴染んだ名なのです。
安曇野には、様々な素朴な道祖神が点在しているようですが、
園内の水車小屋近くにも2つ3つありましたが、
如何にもの狙った感じで、好みでは無く、
逆にこの、わさびだぞぉ!というのはどうでしょうか、ははは。

レストランや、わさび漬け講習会場、そして先回のブログでご紹介した、
わさびソフトクリームや、わさび入りコロッケなどの屋台もあり、
売店でshinkaiはわさび入りオカカを買って戻りました。
わさびソフトクリームや、わさび入りコロッケなどの屋台もあり、
売店でshinkaiはわさび入りオカカを買って戻りました。
道脇に見つけた秋の花、秋の色。



そして、再度常念岳を見ながら、碌山博物館に。

安曇野は時間をとって歩いたら楽しそうです。 またいつか、ね。
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