引き続き、有難うございます!
エジプト紀行 ・ ナイル下り その2 を続けます。
クルーズ船係留河岸の横に咲く、ブーゲンビリア。
やはり季節が早いですね。
エジプト紀行 ・ ナイル下り その2 を続けます。
クルーズ船係留河岸の横に咲く、ブーゲンビリア。
やはり季節が早いですね。

我々のクルーズ船、ミス・エジプト。

大型クルーズ船の旅についてはいろいろ拝見しており、余り豪華船だと
困るなぁと思っていましたが、単に移動手段に船を利用という感じの、
いたって庶民的な船で、私でもまるで大丈夫でした、はは。
もう一度地図をどうぞ。
アブ・シンベル・Abu Simbelは、既に南の国スーダンとの国境に近く、
我々はアスワン・Aswan迄飛行機で戻り、

クルーズ船で下りつつ、コム・オンボ・Kom Omboの遺跡、
エドフ・Edfuの遺跡を見つつ、エズナ・Esnaの水門を通り
ルクソール・Luxorまで、船で3泊の旅。
そして、ルクソール神殿、カルナック神殿、そしてナイル西岸の王家の谷
などを見てルクソールに1泊、イタリアに戻りました。
ミス・エジプトのロビー風景で、ここが1階に当たり、半地下に大食堂、
3階の半分にバール、ディスコ、屋上部分に小さな浅いプール、
バール、デッキ・テラスが。
3階の半分にバール、ディスコ、屋上部分に小さな浅いプール、
バール、デッキ・テラスが。

エドフに接岸、見学して戻りましたら、部屋の中がこんな風に。
タオルの白鳥の脇に広がるは、ワタチのパジャマ! あはは。
タオルの白鳥の脇に広がるは、ワタチのパジャマ! あはは。

ロベルタに、ねぇ、と聞いたら、やはり同じ。
写真を撮ったよ、と、ああやはり同じ!
写真を撮ったよ、と、ああやはり同じ!
すれ違うクルーズ船。いずれも似たような造りで、
窓はすべてミラー式なので、こんな風にナイルの水が写ります。
窓はすべてミラー式なので、こんな風にナイルの水が写ります。


上のデッキ・テラスから見る空はどこまでも広く、風が強く寒い程で、
人の少ないのを幸い、あっちに行きこっちに戻り、写真撮りに専念。

ナイルの西側にはすぐ砂漠が広がり、アスワンからの送電線が続きます。

時にほんの狭い土地でも、人の住んでいる気配があり、家畜たちの姿、
家らしき囲いも見え、砂漠の方にも人影が。
家らしき囲いも見え、砂漠の方にも人影が。

幾つか見かけた、水上ポンプ と書かれた小屋。
なんだろ? 水上ガソリン・スタンド?
なんだろ? 水上ガソリン・スタンド?

住んでいるらしい家族の姿、家畜たち。
遠くから叫ぶ声が届き、見ると子供が手を振っていたり、

どこから来たのか、どう見ても観光客ではない人々の姿。

東に見えた、迫る岩の砂漠と、

西岸の、どうやら神殿遺跡の名残りと、住居跡かな。


続く送電線と、砂漠に埋まりそうな細い道。

ナイル下りで見た景色の中で、一番心にしみた眺め。
緑の野、畑が続き、働く人の姿、子供の姿、家畜がいて、
ロバに跨って行く人。





とてものどかで、その余りの素朴さに、中世の人々の姿をも思い重ねました。
タグ・ボートに曳かれて行く大型帆船。

東岸には、時にかなり広い畑地が広がり。

小舟での魚取り、網にたくさんかかるのかな?


小さな入り江には、時に家畜の姿、小舟が見え、

ヤシの木陰で休む人の姿も。

白い柱が見えるのは、鉄道線が走っているのです。

ロベルタが、shinkai ほら!と呼んでくれた時は既に遅く、
汽車が走る姿を見逃しました。
夕暮れが迫ります。

落日。 太陽の陽が余りにも強く、丸く写らず!



夕陽の名残の中、エズナの水門に近づき、水門通過の
順番待ちを。正面に長く見えるのは、橋だそう。


折しも夕暮れのお祈り時間となり、エズナの町のあちこちの
ミナレットから、お祈りお知らせの声が、朗々と響き渡ります。
ミナレットから、お祈りお知らせの声が、朗々と響き渡ります。
上のデッキに何人か集まり、水門通過を見ようと待っていましたが、
ふと見ると、船の先端で乗組員のお祈りが始まり、
ふと見ると、船の先端で乗組員のお祈りが始まり、


TVニュースでは見るものの、実際には初めて。
暫く待機の内に、町の明かりも濃くなり、


漸くに、順番に囲いの中に。
ええ、何やら牧畜になった様な気が無きにしも非ず。
ええ、何やら牧畜になった様な気が無きにしも非ず。
ほら、三日月、 寝そべった形でしょう?

今回知ったのですが、水門通過にはやはり手順が!
即に水門、という訳ではなく、この狭い通路を抜け、
一旦内囲い式の場所に入るのですね。

即に水門、という訳ではなく、この狭い通路を抜け、
一旦内囲い式の場所に入るのですね。


これは橋が架かっている為の措置なのかどうか、たとえばスエズ運河でも
そうかは知りませんが、投光機で確認しつつ狭い通路を抜けて行きます。
そうかは知りませんが、投光機で確認しつつ狭い通路を抜けて行きます。
で、これから右側の水門に。 左側はどうやら上り専門ですね。


ナイルのクルーズ船は、この水門の幅に従い、最長横幅が定められていて、
我々の船はそう長くもないので、2隻一緒に入ります。
我々の船はそう長くもないので、2隻一緒に入ります。
固定された後、徐々に排水され、船体が下がって行きます。


横の河岸の高さと見比べると、ほぼ船体の高さ分が
下がったのが分かりますね。
ディーゼル油の匂いが臭かったですが、時間はそうかかりませんで、
なぜこの場所に水門があるのかを、ミリアムと話していて、
彼女がガイドに尋ねたら、かってはここに滝があったのだそう。
彼女がガイドに尋ねたら、かってはここに滝があったのだそう。
水門が我々の後ろで閉るのは見ましたが、
暗すぎてピントを合わせられず、水門の写真は無しです。
暗すぎてピントを合わせられず、水門の写真は無しです。
こうしてあっけなく水門通過。 前の船がエンジンをかけ、
ゲートを抜けて行き、続いて我々も抜け、ルクソールまで。
ゲートを抜けて行き、続いて我々も抜け、ルクソールまで。



3泊とはいえ、アブ・シンベルの砂嵐で予定が変更になり、
余りクルーズを楽しんだ感じは無かったですが、
余りクルーズを楽しんだ感じは無かったですが、
さて、あの調子で何日間も足止めとなると、私の様なイラチには、
長旅クルーズは楽しめないかも。
地中海一周とか、カリブ海とか考えて事もあったのですがぁ、
あはは、考え直した方が良さそう!
あはは、考え直した方が良さそう!
という事で、クルーズ船の旅も経験を済ませ、
次回はかなり無理やり最終回、エジプトの夜を! ははは。
次回はかなり無理やり最終回、エジプトの夜を! ははは。
◆*◆*◆
先日来のアイスランドの火山噴火の灰被害で、
ヨーロッパ中が麻痺した状態になっています。
ヨーロッパ中が麻痺した状態になっています。
最初は北ヨーロッパの空港閉鎖のみで、イタリアは大丈夫だったのが、
昨日より北イタリアすべて閉鎖、今日はローマも閉鎖、
おまけにいつ再開できるかの見通し立たずとか!
昨日より北イタリアすべて閉鎖、今日はローマも閉鎖、
おまけにいつ再開できるかの見通し立たずとか!
国鉄に振り替えも、レンタ・カーも、バスも、フェリーもすべて満杯、
身動きが取れない状態で、全ての窓口に長蛇の列。
身動きが取れない状態で、全ての窓口に長蛇の列。
旅行予定の皆さんは、さぞ気がかりな事でしょう!
今日お昼のニュースでは、ルフトハンザとKLMが低空飛行を試し、
OKだったというニュースも。 上手く機能するように願います!
今日お昼のニュースでは、ルフトハンザとKLMが低空飛行を試し、
OKだったというニュースも。 上手く機能するように願います!
日本はこの時期になり雪が降ったりの、不安定気候の様ですが、
体調にお気をつけて、風邪などひかれませぬよう!!
お元気で!
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お元気で!
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