・ スワロフスキーの、クリスタル・ワールド訪問

インスブルック訪問初日の午後、近郊ヴァッテンス・Wattensにある
クリスタル・ガラスの装飾で名高いスワロフスキー・Swarovskiの
工場脇にある展示館とショップ、「クリスタル・ワールド」に行きました。

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今では大概の街にスワロフスキーの店があり、お高くとも珍しくない品、
shinkaiにはまるで縁のない品々でして!
もし1人でインスブルックに行ったら到底見物には行かないと思いますが、はは、
クリスマス・シーズンの皆との観光旅行ですから、これも日程にあり、
ブログに載せよう!と思い、マメに撮ってまいりましたぁ。

キラキラ輝くクリスタル・ガラスの、これでもかぁ!というほどの
様々な展示を、どうぞご覧くださいね!

写真は、インスブルックの街からイン河を渡って郊外に。
   


グーグルの地図検索では、インスブルックからヴァッテンスまで
東に17,3km 車で19分と出ましたが、
工場前に到着。 shinkaiの撮っている位置の左手に、

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「クリスタル・ワールド」入館の切符売り場。 
1人17エウロ!だって、と見て来た1人が報告、高い!! ははは。

入り口前にはバス停があり、時刻表も出ていましたから、
インスブルックの駅辺りからも、勿論来れるのでしょうね。



横に YES TO ALL. さよかぁ。 うん、これもクリスタルなのね!

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白く輝く背後の山と、クリスマスの星。

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展示館の奥に庭園があり、そこにたなびく雲も、キラキラと。

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巨人の顔を模した小山と、口から流れる滝、光る目鼻立ち。
この小池がスケート・リンクになる写真もありましたっけ。

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展示館入り口は、この巨人の左下に。



最初に入った部屋で、イタリア人の説明人が出てこられ、ガイドを。
見える壁は、クリスタルの壁としては世界一大きいのだそうで、

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肉眼で見ていた時は白い壁でしたが、撮るとこんな風に赤紫色に!

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とにかく大小様々、各種のクリスタル・ガラスがびっしり詰まり・・。



部屋の中あちこちに、サルヴァトーレ・ダリの垂れ下がった時計とか、
あれこれの名画模写というのか、クリスタルを使って再現してあり、

これは誰のだったかな、馬はともかく、馬具がキンキラなのでしたぁ!

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これはニキ・ド・サンファールの作品模写。

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こちらは、作られたクリスタル・ガラスとしては世界一大きい物で、
直径40cm、31万カラット、62kg、100切子面、
1995年のスワロフスキー創業100年記念だそう。

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今見ているこの「クリスタル・ワールド」も、ボヘミア出身の一家が
インスブルックに創業しての100年を記念し開館されたのだそうで、
毎年何百万もの訪問者があるのだそう!

スワロフスキーのクリスタル、というのは、普通のクリスタル・ガラスより
鉛の含有量が高く、それによって虹色に光るのだそうで、
表面加工の特殊技術も付加し、人気があるようですね。
       


大きな塊の横にあったこちらは、これも100年記念に作られた
今まで作られた事のなかった一番小さなクリスタル!
一粒が0,7mmの大きさながら、17の切子面を持つのだと。
       
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何にでも「世界一」という言葉が付いてまわり、
どことなく大袈裟な、それでしか価値が無いような感じも受けますが、
過ぎたるは及ばざるが如し、という観念はここには無いのかも!
とは、関心のない者のひねくれ口で、ははは。



この部屋以外はガイドがなく、自由に見て回れます。
1つ1つの部屋が区切られ、ドッシリとした黒い垂れ布を潜り、次の部屋に。
様々な作家、アーチストによっての作品が展示されているのですが、
ここではクリスタル・ガラスに関連した物だけに絞りました。

これは丸天井のように囲まれた部屋の中で、照明による色の変化、
面の角度によって映る物が変わって行きます。

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クリスマス・ツリーがくるくると回り、光りを投射。

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これは色も変わらないものの、作品群の中では幾何学的で面白く。

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どっしりと垂れ下がる量感と、ガラス面への反射の面白さと、

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長~~く滝のように流れる、形様々なクリスタル・ガラス。

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モダンな様でもあり、レトロの印象もあり、

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ちょっと異種なイメージで新鮮。 何か昆虫を思い出したり、はは。

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展示室の1つ。 壁の物はカットの仕方のようですが、
手前の棒状の物は、やはり輝きが少なく。

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工場入り口にあった表示「Yes to all」のごとく、
とにかくなんにでもかんにでも、クリスタル・グラスを使いましたぁ!
という印象の展示館で、お祭りのびっくり展示館みたいなもんだなぁ、と
言う印象を受けつつ見て回ったのですが、ははは、

暗~~い部屋を次々見て行き、突然子供部屋の様な明るい部屋に!
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世界各地の有名な建物が点在し、その間をときどき列車が走る、
という設定なんですがぁぁ、
周りを取り囲むロープの支え棒の頭に、上の写真左寄りの1番手前、
なんと、金どくろが付いており! これぞまさにキッチュ!!



ヴィデオの部屋では、キンキラの凄い衣装のソプラノが歌っており、
・・歌手の名と歌の名が出てこないぃぃ。

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森の中の小道を行くような部屋もあり、

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タジ・マハール、ピラミッド、ニューヨークのエンパイア・ステート・ビルなど、
      
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面白かったのは、1番真ん中の底に映像が映っていて、
ピラミッドの底では探検者がミイラに襲われていたり、
エンパイア・ステートの天辺には、ゴリラと美女がいたり、
こういうのもちょっぴりの風刺が効いているのでした。



奥の球体と流れる線の色が変わり、部屋を囲む鏡の効果により、
球が幾つにも見える騙し絵効果。 球も、実際は半球位で。

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アーチスト達の展示室が終わり、スワロフスキー創業者達の写真や、
いわば歴史の一コマみたいな作品群なのでしょう、それらが並び、

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左は、シンプルで美しいと思ったネックレス。 

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ガラスの靴、いや、クリスタル・ガラスの靴もあり、ははは、
これは絶対に在っても不思議でないよね、うん。 

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これらのバッグは、レトロっぽくてなかなか良いなぁ、と。

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展示室が終わり、ショップとの間にトイレがあり、
これは、オッ!と思った流し。

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分ります? 丸い洗面台がなく、傾斜している薄緑色の平面!
大丈夫、こちら側に流れることなく、ちゃんと隙間にね。

でもね、日本では成田空港、松本市内の公衆トイレにまであった、
ウォッシュレットではありませんでしたぁ、ははは。
      


ここはショップの入り口で、ず~~~とこの何倍も店が続くのですね。
お土産用の小物から、全身キラキラの馬や豹まで、これが素敵だった!
大きな物から小さな物まで、みんなスワロフスキーのクリスタル、ははは。

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仲間の話では、何年も前に来た時は店もずっと小さかったのだそうで、
儲かるんだねぇ!と頷きあったことでした。
       
お土産用の1番安い品は、黒い鉛筆の頭にクリスタルが1つ付いて、
3,5エウロ。 横に1列に5つ(3つ?)並ぶと5エウロの小品でしたが、
shinkaiは同じ値段のもっと可愛い小豚ちゃんを見つけたもんね。



見るものもさっと見、お土産も買ってしまうと集合時間までが暇で、
ショップ内を歩いている天使嬢も撮らせて貰い、

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予定よりも1時間早く帰ることに皆が同意し、ははは、
漸く表に出てくると、光の垣根と奥にたなびく雲、そして遠くの山。

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出口近くに、ローマ遺跡の発掘場所が床のガラス板から覗けたり、
こんなアラバスターの鉢や壷の展示がありました。

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うん、shinkaiにはこっちの方がなんぼか良いなぁ、美しいなぁ!!

という、クリスタル・グラスのスワロフスキー展示館訪問でした。
光りと色、そして煌きの世界、お楽しみ頂けたでしょうか?

皆さん、クリスマスには、スワロフスキーのアクセサリーで、
キラキラとお出かけなのでしょうね。
クリスマスなら、それも素敵ですねぇ!
   
    
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