・ アムステルダム ・ デン・ハーグ 

今日は月1ゲストのグロリオーザさんのご案内で、
オランダのアムステルダムと、デン・ハーグをご覧頂きます。

アムステルダムと聞いた時に、行った事はないままに想像していたのと、
少しイメージの違う写真が届きましたが、それはそれでまた美しい、
興味あるものでした。  どうぞ、彼のコメントと共にご覧下さい!
***
      
今回はオランダの街の風景紹介です。

オランダは、国土の4分の1が海抜0m以下という国で、
ネーデルランドとは「低い土地」を意味する単語です。
有名な言葉に「世界は神が造ったが、オランダはオランダ人が造った」
というのがありますが、まさに国土建設は水との闘いの歴史だった様です。

従って、首都アムステルダムも運河の中に街があるという雰囲気です。
中央駅を扇の要にして、幾重もの運河が扇状に広がった街を
イメージすれば、それがアムスです。


それらの運河に架かるのが、跳ね橋です。
市内には165の運河と、1300の橋があるといわれますが、
跳ね橋もあちこちにありました。

ゴッホの母国で、跳ね橋を見るのはなかなか趣があります。
彼の描いたのはアルルでしたが。

1はね橋P1010071_t_GF.jpg



運河巡りをしましたが、取り囲むレンガの家々は風格十分。

2運河全景P4077553_t_GF.jpg



遊覧船と、何度もすれ違いました。

3運河P4077544_t_GF.jpg


      
アムス駅前。 夕方の中央駅に続く道。 風格あるビルが並びます。

4アムス駅前P1010037_t_GF.jpg



ダム広場にある王宮。 といってもベアトリクス女王はデンハーグに住んでおり、
ここは迎賓館として使われています。

5王宮P1010039_t_GF.jpg



ダム広場から南に歩くと、ムントタワーが見えてきます。
街の発展で、城壁を取り除いた17世紀に残った塔の上に時計台を
つけたもので、通りの中心に塔が見えるように、上手に配置してあります。

6ムントP1010064_t_GF.jpg



この国立美術館は、レンブラントの「夜警」で有名ですが、
フェルメールも4点ありました。

7国立美術館P1010098_t_GF.jpg

建物の設計はペトルス・カイパース。 中央駅も彼の設計で、
修復中で覆いがかかっていましが、東京駅のモデルになった、
という説もあります。



最もにぎやかな、ライツェ広場の夕方です。

8ライツェ広場P4087791_t_GF.jpg



半日かけて、中央駅東側の再開発地区の現代建築を見て回りました。
新しい建築の実験場のようでした。 まずは集合住宅その1。
 
遠くから見ると「鯨」のように見えませんか? 愛称は The whale.

9ホエールP4087699_t_GF.jpg



船の姿をモチーフにした巨大な緑の塊。 イタリア人レンツォ・ピアーノの
設計による、科学技術センター。

11レンゾピアノP4077475_t_GF.jpg



集合住宅その2。 円形で、入口がアートしています。

12集合住宅P4087710_t_GF.jpg



鯨がいれば、蛇もいる。 2つの島を結ぶ歩道橋は赤くうねって蛇のよう。
「レッド・ドラゴン」とも言うようです。

13赤い橋P4087748_t_GF.jpg



・◆・◆・ ここから、デン・ハーグに入ります。

ハーグにも、現代建築があちこちにありました。 これらは左から教育省、
厚生省、内務省です。 思いっきり飛んでる、役所の建物です。

14国のビルP4097931_t_GF.jpg



ハーグビル。 外見的には、六本木ヒルズのようなビル。

15ハーグビルP1010226_t_GF.jpg



ビネンホフ夜景。 国会議事堂など、13~17世紀の建物が集まる
ビネンホフ地区の夜景。

16ビネンホフ夜景P1010217_t_GF.jpg



マウリッツ・ハイス。 ここには、マウリッツ・ハイス美術館があります。

17マウリッツハイスP1010224_t_GF.jpg

夜景を撮って帰りがけにふと振り返ったら、青いターバンの少女
(真珠の耳飾の少女)が闇の中に浮かび上がり、私を見つめていました!



女王の居城。 首都はアムスでも、政治の中心はハーグ。
国の各種機関や、王室の居所もここにあります。
ベアトリクス女王の住む建物です。

18女王の家P1010149_t_GF.jpg



そこに行く途中の散策路。 水面に映った木々がやさしい。

19散歩道P1010160_t_GF.jpg



オランダは自転車王国。 歩道より広い、茶色の自転車道がどこにもあり、
自転車が飛ばして走ります。 こんな道にも自転車が駐車中。

20自転車道P1010153_t_GF.jpg



ハーグ駅前は、自転車であふれていました。

21駅前自転車P4097934_t_GF.jpg



橋の上にも、欄干にチェーンを巻きつけて駐車します。

22ハーグ自転車P4097926_t_GF.jpg



北海の夕焼け。 最後に夕陽の写真を。
ハーグ郊外の、スヘーフェニンゲンという港町で見た夕陽です。

23北海夕焼けP1010177_t_GF.jpg

北海の空が、まるでムンクの「叫び」の空の様に、胸騒ぎの赤で
満たされていました。
この地名は、昔 スケベニンゲン と読んでいた記憶があります。


***

如何でしたか?  グロリオーザさんの、アムスと デンハーグは。
最近は、美術館内がどこも写真撮影禁止となり、フェルメールの少女も、
ダメだったようです。 レンブラントの作品と共に、見に行きたいものです。
最後の素晴らしい、北海の夕焼け。 そして、最後の1行! ははは。

*****

ブログご訪問、有難うございます!
見たよ! の応援クリックも宜しくお願い致しま~す!


    s2019誕生日 - Copia.jpg

*****

コメントの書き込みについてのお願い。

ブログの記事下に、「コメントを書く」が出ていない時は、
上か右の、記事タイトルをクリックして頂けると
記事の一番下に「コメントを書く」が出ますので、よろしくお願いいたします。
非公開コメントをご希望の場合は、非公開で、と書いて頂くと、  
コメント承認制ですので、保留にし、お返事だけ公開しますので、
それもご了承下さいませ。

この記事へのコメント