・ n.3 セヴィリアから、サンティアーゴ・デ・コンポステーラに

暑い日が続いているこちら北イタリアですが、一休みの後、
再び、サンティーアゴへの巡礼道を辿って頂きますね。
友人ジャコモがこの春行って来た、南スペインはセヴィリアから
一路北上するヴィア・デ・ラ・プラータ・Via de la Plata巡礼道。
彼の写真を拝借しご覧頂いていますが、

3回目の今日見て頂くのは、35日間に渡る巡礼の大筋の日程の
ほぼ中程17日めに当たるサラマンカ・Salamancaが含まれます。

写真はサラマンカ県の名が見える道路標識。

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イタリアだと、この緑は高速道路になるのですけど、
やはりお国変われば品変わるですね。



ヴィア・デ・ラ・プラータの地図をどうぞ。
サラマンカ・Salamancaが中程上に見えますが、
ここに至る南にかなりの山越えがあったのを先回、先先回にご覧
頂いてますが、この辺りもまだまだ高地で、凄い道の写真もあり!
      
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巡礼道脇にはこんな飲み水の泉があり、巡礼の目印も。

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ジャコモ達も別の泉で喉を潤している写真がありましたが、
中世の昔から、こうして巡礼達が一服して行った事でしょう。



今にも大雨になりそうな雲が動く山村。
古い石の十字架が、こういう日に見るには、ちょっと恐ろしげで!

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巡礼道脇にある宿。 テラス部分を持ちあげる角柱が、如何にもの趣。

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この写真の宿の内部なのかどうか、
寒空の曇り空を辿って来て、迎えて貰えるとホッとしますよね。

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宿には温かな食事があり、清潔なベッドがあり、
同じ道を行く仲間との一時の交流があり。



これは別の宿の寝室部分で、どこもがこんな2段ベッド。

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こちらも別の宿の暖炉。
まだまだ火が恋しい、寒い春だったような。

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寒そうな曇り空の下、遥かに見える街を目指し荒野を進み、

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どうやら、あの先がサラマンカの街。 大聖堂の鐘楼らしきものも。

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漸くに街に辿り着き、またもや渡るローマ期の橋。
そしてまたもやshinkaiの同じ感慨、ローマの民は偉かった!!

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はい、世界遺産指定の、サラマンカの街の素晴らしい大聖堂。

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多分下の写真が、建物左側部分の入り口でしょうね。
この大聖堂は右の古い部分が7世紀の建設で、左側の新しく
ぐっと大きな方が16世紀の物。
新旧部分が一緒になり、街の一郭に素晴らしい趣を与えていると。
       


こちらが、旧聖堂の正面側かも。
右に見える建物の上階の壁にサンティアーゴの印の帆立て貝の形、
サイトで見る建物正面には、約350ものびっしりの貝が並び、、
15世紀建設、現在は図書館と観光局が入っているそう。

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こちらはサイトの写真を調べ判明、
サン・エステバン修道院・ドメニコ会派・17世紀の正面と。

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サン・エステバンって誰? と思いましたら、
イタリア語ではサント・ステーファノ、
フランス語ではサン・エティエンヌと。



こちらは写真の並びから考え、サン・エステバン内部と。
素晴らしく天井が高く、美しい柄でアーチが構築され。

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ジャコモの写真には珍しくこの1枚だけあった、夜のバール写真!
サラマンカは大学の街として有名なのだそうで、写真にも若者が。

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サラマンカ大学の入り口というのも素晴らしい装飾ですが、
残念、ジャコモの写真にはありません。
この大学は13世紀に創設、スペインで一番古い大学だそうで、
その著名な教授陣と相まって1580年には最高の6500人もの
学生が学んでいたそうで、
「学びたい方は、サラマンカにお出でなさい」という言葉があるそう。
       
街の現在の人口は15万千人程ですが、入植定住の歴史は古く、
紀元前3世紀にハンニバルによって征服され、後にローマの下に、
という訳で、街の最初に見て頂いた橋は1世紀の物の様。
そしてゴート族の侵入やアラブの占領があり、街が最高に
栄えたのは16世紀だそうで、
ユネスコの世界遺産指定も、この旧市街と。



雨のマヨール広場、多分ね。
どことなく、ヴェネツィアのサン・マルコ広場を思いだし。

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お天気も回復した様でやれやれ。 さて次の町に到着し。

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夏には木陰がさぞ素晴らしかろう、という広場があり、

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そして、恐ろしい山越えの小道!
道なき道の奥に、白い小さな物が見えますね、
あれが先行者がリュックの上にくくり付けた何かなのですよ。
中世の巡礼達が通った道は、殆どがこんな道程だったのでしょうねぇ!

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そして辿り着く小さな町の広場に見る巡礼道の標識。

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こんな標識1つ1つを見る毎に、宿に着くたびに、地図と見比べ、
ああ、ここまで来た!という感慨なのでしょうねぇ。



はい、サンティアーゴ・デ・コンポステーラには、こっちに真っ直ぐね。

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こんな道しるべもあり。

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素晴らしい渓谷の眺めもあり、

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そしてまたこの美しきローマ期の橋。 この半円アーチにこの橋脚、
ローマ期の物に間違いありませんね? 本当に美しい!

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やっと平野に出たと思うと、この一直線の道!

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ジャコモが作っていた写真集を見て、わぁ、この道!と驚きましたら、
そう、20キロ以上も続くんだよ、って!!

ひたすら道の先を見ながらどこまでも、どこまでも、
何時間も歩く事を想像すると、 はぁ、私には到底無理!



こういう古い、丘かな岩山かな、を利用した家も眺め、

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通りすぎる小さな村の泉の脇、 ロバ君とのすれ違い。

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夕暮れ迫る頃、丘の上に見える小さな集落。
城壁に囲まれ、教会があり、要塞、城館も見え。

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そしてまた、霧雨の日、雨装備のジャコモ。 
傘をさしている別の日の写真もありましたっけ。

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今回の35日の巡礼行は、かなり厳しかったそうです。
曇り空だけでなく、雨の日、風の寒い日が多く、
さすが頑丈なジャコモも体調を崩し、救急病院にも行った程と。

昨年のフランスからの巡礼道では、大体30日の行程を
4日程早く到着したそうですが、今回は35日ちょうど、というのも、
短い距離にした日もあったのでしょうね。
       
それにしても、ジャコモも、他の巡礼さん達も立派ですねぇ!
あんな山道を、一直線の野の道も、雨の日も歩き続ける、
凄い精神力!!

次回はいよいよ、サンティアーゴ・デ・コンポステーラに到着ですが、
もひとつ大きな美しい街を通ります。
お楽しみに!

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