今日のご案内は既に写真でお分かリですね、南仏アルル・Arlesです。
ローマ期から中世にかけての遺跡群が数多く残り、世界遺産指定の街、
そして、スペインの大巡礼地サンティアーゴ・デ・コンポステーラへ向かう
イタリアからの巡礼者達がまずは目指した巡礼地、
ローマ期から中世にかけての遺跡群が数多く残り、世界遺産指定の街、
そして、スペインの大巡礼地サンティアーゴ・デ・コンポステーラへ向かう
イタリアからの巡礼者達がまずは目指した巡礼地、
そしてそして、1888年からフィンセント・ファン・ゴッホがこの街に滞在、
僅か15カ月間に300点以上の作品を描いた事で余りにも有名な街。


見所がたくさんあるのですが、写真の数をうんと絞りまして、
街の様子はほんのおさわり程度にして、ゴッホ関連をご覧頂こうと。
街の様子はほんのおさわり程度にして、ゴッホ関連をご覧頂こうと。
・・それにしてもこの日本語の、なんともほんのりと、それでいて核心を突く表現、
おさわり程度だの、お尻が青いだの、毛の生えた心臓だの・・。
日常的に使いつつ時に振り返ると、きゃはは、の言い回し。
昔の人は洞察力に優れ、お偉かったですねぇ!
おさわり程度だの、お尻が青いだの、毛の生えた心臓だの・・。
日常的に使いつつ時に振り返ると、きゃはは、の言い回し。
昔の人は洞察力に優れ、お偉かったですねぇ!
ローヌ河を渡り街に入り暫く進む間に、何軒もの大きなカフェ、レストランを
見かけました。
大樹の並木歩道が幅広く、真ん中が通行人用に残され、
見かけました。
大樹の並木歩道が幅広く、真ん中が通行人用に残され、


またこちら端にもテーヴルと椅子が設置され、いかにも開放的、庶民的な
印象を受けました。 夏の陽射しの下では、さぞ気持ちが良いでしょうねぇ。
印象を受けました。 夏の陽射しの下では、さぞ気持ちが良いでしょうねぇ。
目ざとく見つけた1人が笑い声を上げ、何かと見ましたらこれ。

フランス語でのHOTELは公共の建物を指しますから警察用のホテルでなく、
警察署と勿論分かりますが、なんとなしに拘留人ホテル を想像し! はは。
警察署と勿論分かりますが、なんとなしに拘留人ホテル を想像し! はは。
中心にあるラ・レピュブリカ広場・Pl.de la République.
真ん中にオベリスクと泉、
真ん中にオベリスクと泉、

そして奥左に見えるのが市庁舎・Hôtele de Ville、
右に見える教会サント・トロフィーム・St-Trophime.
この古い歴史を持つ教会は、11~12世紀に加えられた素晴らしい全面石彫の
施された正面入り口を持ち、これが大変気に入りましたが、
今回は省略、またのチャンスにご覧頂きたいと思います。
内部も拝見しましたが、見ずに終わった中庭の回廊が大変美しく
有名な物だと後で知り残念。
施された正面入り口を持ち、これが大変気に入りましたが、
今回は省略、またのチャンスにご覧頂きたいと思います。
内部も拝見しましたが、見ずに終わった中庭の回廊が大変美しく
有名な物だと後で知り残念。
街の地図をどうぞ。 アルルの街はアヴィニョンから国鉄で約20分程の距離、
マルセイユから、という訪問も充分可能の様子。
マルセイユから、という訪問も充分可能の様子。

街の人口は53000人程ですが、市の面積は759K平方、
フランス国内で一番広いのだとか。
でもご覧の様に、見所のある中心部は歩いて回れる距離。
上でご覧頂いた中心のラ・レピュブリカ広場とサント・トロフィーム教会は
お分かりですね。
フランス国内で一番広いのだとか。
でもご覧の様に、見所のある中心部は歩いて回れる距離。
上でご覧頂いた中心のラ・レピュブリカ広場とサント・トロフィーム教会は
お分かりですね。
その右の TH.Antiquę は、古代のローマ劇場、
右上の Arènes は 野外円形闘技場。
右上の Arènes は 野外円形闘技場。
アレーナの左に見える小さなオレンジ色は、
Fondation V.Van-Gogh-Arles ・アルルのヴァン・ゴッホ財団とでも。
ゴッホの絵の展示は無く、彼についての様々、の博物館だというので
ここは友人数人と逃げまして、ゴッホのカッフェに行きました。
Fondation V.Van-Gogh-Arles ・アルルのヴァン・ゴッホ財団とでも。
ゴッホの絵の展示は無く、彼についての様々、の博物館だというので
ここは友人数人と逃げまして、ゴッホのカッフェに行きました。
有名な「夜のカフェ」は、ラ・レピュブリカ広場の市役所から北に、
ドュ・フォールム広場(発音、これで良いのかな)・Pl.du Forumの横、
赤の四角の位置。
ドュ・フォールム広場(発音、これで良いのかな)・Pl.du Forumの横、
赤の四角の位置。
で一番左下に見えるかなり大きなオレンジ色は、
エスパース・ヴァン・ゴッホ・Espace Van-Goghと呼ばれる、かって
ヴァン・ゴッホが入院した病院ですが、彼が描いたように中庭も整備され、
ヴァン・ゴッホのスペース、芸術家の為の文化センター、だそう。
ヴァン・ゴッホのスペース、芸術家の為の文化センター、だそう。


入り口の上には HOTEL DIEU・オテル・ドュウ・病院と読めますが、
窓枠なども彼の描いたように青く塗られ、
のっけから、こちら訪問者も何か不思議な印象を受け。
中庭も彼が絵に描いたように整えられ、ゴッホの絵がお好きな方には
作品を偲ばせる場所なのでしょう。
ま、少し観光客に迎合というのか、親切というのか・・。
作品を偲ばせる場所なのでしょう。
ま、少し観光客に迎合というのか、親切というのか・・。





片耳を切り落とした後の包帯の自画像等を見ていて、思い出した事。
昔々「炎の人 ヴァン・ゴッホ」という映画がありましたね。確かカーク・ダグラスが
主人公に扮していて、暗くて深刻だったイメージが残っていますし、
昔々「炎の人 ヴァン・ゴッホ」という映画がありましたね。確かカーク・ダグラスが
主人公に扮していて、暗くて深刻だったイメージが残っていますし、
若き頃に感動しつつ読んだ「ゴッホの手紙」も、この年になって思い返すと、
切実で真摯ながら如何にも早急で、芸術家とはなんと自己中心な生き者よ、と、
弟にしっかりと巻きつき吸い上げた姿に思い至ります。
そんな生き急いだ画家に、改めて想いを馳せたアルルの街。
切実で真摯ながら如何にも早急で、芸術家とはなんと自己中心な生き者よ、と、
弟にしっかりと巻きつき吸い上げた姿に思い至ります。
そんな生き急いだ画家に、改めて想いを馳せたアルルの街。
こちらは「夜のカフェ・テラス」に登場の店。
建物もテントも黄色く、1階の扉、窓枠が赤く、やはり彼の絵の通りに。

ゴッホの絵のタイトルから「カフェの夜景」で店の名は別だと思っていましたが、
「Café la nuit ・カフェ・夜」となっていますね。
やはり絵に従い変更されたのでしょう。
このカフェは最初にグループと一緒に見た後、余りにも急ぎ足の数こなしの
行程なので、ゴッホ財団博物館と円形闘技場の内部見物を外し、
数人でまたこのカフェに。
入り口脇の席に座りジュースを頼み、2階にあるトイレを拝借、
暑い陽射しの日にちょっと一息入れたのでした。
行程なので、ゴッホ財団博物館と円形闘技場の内部見物を外し、
数人でまたこのカフェに。
入り口脇の席に座りジュースを頼み、2階にあるトイレを拝借、
暑い陽射しの日にちょっと一息入れたのでした。
レストランとも書いてありますが、色の関係でしょうか、それとも店のお兄さん達の
印象でしょうか、友人達も、余り良い雰囲気では無いね、と。
なぜかアルジェを連想したりで、ははは、トイレも2人連れだって。
印象でしょうか、友人達も、余り良い雰囲気では無いね、と。
なぜかアルジェを連想したりで、ははは、トイレも2人連れだって。
2階はがらんとした広い部屋でその片隅にトイレ。
今となると写真が無いのが残念ですが、ちょっと座って寛ぐのを躊躇した
カフェでありました。



こちらはカフェのすぐ横に広がるフォールム広場、ローマ期のフォーロ、
司法行政の中心となった広場の跡でしょう、
素晴らしい門の片側だけ残っておりました。


広場に大樹が茂り、カフェのテラス席もあり、後ろに下がる事が出来ず、
全体が見渡せませんがご容赦を。
と、こんな4輪バイクに親子が乗って。
この子の行く末はバイクレーサーかも、ですねぇ!

こちらは少し街の高台にあるアレーナ・円形野外闘技場の横、
角から2軒目の中世風の建物、ここにヴァン・ゴッホ財団があり、


博物館内には、彼についての様々な資料展示がされているそう。
財団博物館の横にあるローマ期の円形野外闘技場。


土地の高さを掘り均した巨大なアレーナですが、せっかくここまで行きながら、
ヴェローナのアレーナ、ローマのコロッセオを見た目には、
不遜ながらピンと来ませんで・・。
何やら、骨董店の跡継ぎ修行をした息子同様の感想を、はい。
ヴェローナのアレーナ、ローマのコロッセオを見た目には、
不遜ながらピンと来ませんで・・。
何やら、骨董店の跡継ぎ修行をした息子同様の感想を、はい。
アレーナの横の坂道に立ち並ぶスーヴェニール店の店先、布の店の
ほんの一部ですが、南仏プロヴァンスの布の色と柄。
どこかゴッホの作品の彩にも似ている感じがしてここに。
どこかゴッホの作品の彩にも似ている感じがしてここに。




プロヴァンスの色と柄、と言いましたが、同じプロヴァンスでも
エクサン・プロヴァンスの学術都市の雰囲気の漂う街や、
ニームの街の店先で見る色柄は少し違い、
派手なだけでなくちょっとお洒落で重くない、素敵な布でしたっけ。
派手なだけでなくちょっとお洒落で重くない、素敵な布でしたっけ。
最後に南仏全体の地図を。 次回はもっと東に移動して、イタリアに戻る
直前に訪れたニースの街、とはいえほんの一部、古いメルカートの様子などを
ご覧頂く予定です。
直前に訪れたニースの街、とはいえほんの一部、古いメルカートの様子などを
ご覧頂く予定です。

◆*◆
週2度アックワジムに通っている市のプール、既に3年になりますが、
今朝初めて大きな窓のサッシとその間の柱類が黄色く、
まさにゴッホの病院と同じ黄色に塗られているのに気がつき、あれま!
急いで、どこかブルーになっているかしらと探しましたが、ノゥ。
ちょっと安堵しましたが、待てよ、
このプールのシンボルは、ラーナ・ブルゥ・青蛙、あはは。
今朝初めて大きな窓のサッシとその間の柱類が黄色く、
まさにゴッホの病院と同じ黄色に塗られているのに気がつき、あれま!
急いで、どこかブルーになっているかしらと探しましたが、ノゥ。
ちょっと安堵しましたが、待てよ、
このプールのシンボルは、ラーナ・ブルゥ・青蛙、あはは。
今日は久し振りの青空の1日ですが、天気予報では、明日は低地にも
雪が来ると! あわわ、外れますように!!
雪が来ると! あわわ、外れますように!!
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