こちら北イタリアはかなり涼しくなって、日中も30度を越えない日が
多くなっていますが、ニュースでは中部から南イタリアは猛暑の様子!
そして日本もまだまだ暑そうですが、
多くなっていますが、ニュースでは中部から南イタリアは猛暑の様子!
そして日本もまだまだ暑そうですが、
今日は季節を少し先取りし、「イタリアの秋の色と味」を
旅行雑誌 WEEKEND & VIAGGI の写真でご案内です。
・茸採り
旅行雑誌 WEEKEND & VIAGGI の写真でご案内です。
・茸採り

秋、というと、やはり茸!
勿論日本でも秋の味覚ですが、こちらでは法律により、
茸を採集して売るには確か許可証が必要だったと。
写真の籠に中に見えるプックリの茸は「ポルチーニ」ですね。
おお、生の美味しいのを食ってみたいもの!!
・タルトゥーフォの採集は

茸の王様「タルトゥーフォ・トリフ」の採集には、この様に、
それ用に訓練されたワン君と一緒に。
ですから、こうしたワン君もお値段が張ります!
タルトゥーフォの採集許可証は必須で、
14歳以上で、最初の免許には試験があり、
5年ごとの切り替え、1年に約100エウロ前後の税金を。
14歳以上で、最初の免許には試験があり、
5年ごとの切り替え、1年に約100エウロ前後の税金を。
・タルトゥーフォのお値段は

このシニョーレは難しい顔で秤に掛けていますが、
それもその筈、タルトゥーフォのお値段は、
黒が、もし200-250エウロ・キロとすると、
白は、400エウロ・キロ だそう! 倍の値段ですね。
・タルトゥーフォ

はい、こちらが、そのお高いタルトゥーフォ。
上が「白」で、なんと1キロ1500エウロと読めますが、
上の説明とえらい違い!!
この辺が、私には分りかねます。
特別に素晴らしい白タルトゥーフォで、この値段なのか、
それとも上の説明は単なる例えなのか・・!
相場をご存知の方、お教え願います。
白の美味しい食べ方は、肉でも、魚でもカルパッチョによく、
ええとつまり、上から薄片にしてかける事ですね。
一方、黒はソースに入れるのが最高と。
これも、喰ってみた事の無い私には、なんとも。 ク・ヤ・チ・イ!
ええとつまり、上から薄片にしてかける事ですね。
一方、黒はソースに入れるのが最高と。
これも、喰ってみた事の無い私には、なんとも。 ク・ヤ・チ・イ!
・ガルダ・トレンティーノ・9月

ガルダ湖のトレント側で、ほぼ9月いっぱい開かれる催し、
クーラ・デルウーヴァ・Cura dell'uva,
またはドイツ語で、Traubenkur。 どう発音する?
クーラ・デルウーヴァ・Cura dell'uva,
またはドイツ語で、Traubenkur。 どう発音する?
かっての伝統と味を再発見し、自分自身のリラックスをも、
自然の方法で行おう、という趣旨のよう。
自然の方法で行おう、という趣旨のよう。
ホテルでは、各人にあった療法も指導、
土地の料理とワイン、時代物の馬車での散歩、
中央ヨーロッパのダンスの夕べ 等などと。
土地の料理とワイン、時代物の馬車での散歩、
中央ヨーロッパのダンスの夕べ 等などと。
・ガルダ湖西部、 バゴリーノ 1

ガルダ湖西の山岳地には幾つもの谷があり、土地特有の
古い味の伝統が、今もかってのままに伝えられている様子。
古い味の伝統が、今もかってのままに伝えられている様子。
これはその1つ、バゴリーノ・Bagolinoに伝わる、
バゴッス・Bagossというチーズ。
バゴッス・Bagossというチーズ。
もはや伝説とも言えるチーズで、ここバゴリーノでのみ伝統に従い作られ、
飼料に含まれる独特の香草が入った濃厚な、時に辛い味のチーズだそう。
・ガルダ湖西部、 バゴリーノ 2

バゴッス・チーズの販売所。
9月中旬から11月半ばにかけて幾軒かのレストランが、
バゴリーノの位置するヴァル・サッビアの土地の味をテーマにした
夜定食を味あわせてくれるとの事。
・マントヴァ 9月初めから12月初めまで

カボチャ祭り!
マントヴァ周辺はカボチャが名産品で、周辺のアグリトゥリズモや、
農場において、スコルパッチャーテ・ディ・ズッカ・・カボチャで満腹
という催しが行われます。
ただ食べるだけでなく、料理教室や良く知る為の講演会などなど。
実際、カボチャの効用はよく言われますが、ガン予防にも効くそう!
はい、しっかり食べて、元気で長生きね。
実際、カボチャの効用はよく言われますが、ガン予防にも効くそう!
はい、しっかり食べて、元気で長生きね。
・マントヴァ周辺 1

ガルダ湖に発し、マントヴァの街の北側で大きな湖ともなるミンチョ河は、
少し南西にくだりポー河と合流、東に流れアドリア海に注ぎます。
少し南西にくだりポー河と合流、東に流れアドリア海に注ぎます。
水と、霧で有名なマントヴァですが、
写真はポー河が氾濫、土手下のポプラの林が水に浸かっている様子で、
秋によく起こるのだそう。
・マントヴァ周辺 2

説明には、土手下、ポプラ並木の羊の群れ、と。
如何にも、秋の色、雰囲気が漂いますね。
・マントヴァ周辺 3

ポー河での釣りだけでなく、たくさんの運河が周囲を流れ、
特に秋には釣りが盛んだそう。
特に秋には釣りが盛んだそう。
釣れる魚は、ティンカ・ヨーロッパ産の鯉科、
カルパ・鯉、 ガンべリ・ダックワ・ドルチェ・淡水の海老、など。
カルパ・鯉、 ガンべリ・ダックワ・ドルチェ・淡水の海老、など。
・マントヴァ周辺 4

秋の空はもはや深い霧に覆われ、太陽は引き裂かれそう。
奥には農家が見えます。
奥には農家が見えます。
・マントヴァ周辺 5

マントヴァ産のサラーミの数々、貯蔵庫に吊るされ、熟成されます。
イタリア語でのサラーメ(ミ)は、日本語のサラミソーセージと違い、
何種類もの種類を含めての総称です。
何種類もの種類を含めての総称です。
・マントヴァ周辺 6

今、「ポレンタ」の出来上がり!
この炉の炎、高く上がる赤い色。 天井から下がる手作りのサラーミ。
そして老夫婦。 懐かしく、そして、胸にしみる想い。
・マントヴァ周辺 7

パルミッジャーノ・チーズの熟成。
そして、手作りのカボチャのトルテッリーニ。
そして、手作りのカボチャのトルテッリーニ。
・モンテ・ローザの麓 ヴァルセージア

スイス国境に近い、ピエモンテ州のヴァルセージアの谷。
写真は、ヴァルセジーアの高所アルペッジョ・Alpeggio.
アルペッジョというのは夏季の高地放牧地の事で、今 すっかり秋の色。
そう、この柔らかい彩が、イタリアの黄葉の色。
夏ここで放牧された家畜は、雪が来る前に、下の村の家畜小屋に戻ります。
・フリウリの色、味 1

ニッコリと豚ちゃんの腿を抱える、でっぷりのシニョーレ。
食道楽のフリウリでは、何軒ものレストランが豚肉製品の、
これにはサン・ダニエレの生ハム、サウリスの燻製の生ハムも含まれますが、
フリウリ伝統の味を味あわせてくれるとの事。
勿論お供は、白ワインの辛口トカイ! これも、フリウリの定番。
これにはサン・ダニエレの生ハム、サウリスの燻製の生ハムも含まれますが、
フリウリ伝統の味を味あわせてくれるとの事。
勿論お供は、白ワインの辛口トカイ! これも、フリウリの定番。
・フリウリの色、味 2

葡萄畑の秋の色。 フリウリの土地の傾斜に対し
平行に栽培されている葡萄畑。
平行に栽培されている葡萄畑。
・フリウリの色、味 3

殆ど、スロヴェニア国境に近い「コッリオ」の地域のワイン貯蔵庫。
ロッカ・ベルナルダ・Rocca Bernardaというお城の、
味の洗練さを増す為の貯蔵庫と。
・秋の味の王、タルトゥーフォ

最後は、もう1度タルトゥーフォで。
ウンブリアはペルージャの近郊ヴァルトピーナ・Valtopinaで、
11月の中下旬に、お祭り市と、幾軒かのレストランで、
タルトゥッフォを使った料理が食べられるとの事。
ええ、これはやはり一度は食べてみん事にはね!
食欲の秋も間近。 皆さん、ボナアッペッティート!!
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