・ n.2 ヴェネツィアの夏 ・ デッラ・サルーテ周辺

夏のヴェネツィア、サンタ・マリーア・デッラ・サルーテ聖堂周辺の様子を
もう一度どうぞ!

トップに登場のワンちゃんは、朝すでに駅近くのデッレ・グーリエ橋・
Ponte delle Guglieの上、真ん中で休憩中! 如何にも
「ヴェネツィアって暑いのねぇ!」という顔でしょう?! ははは。

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はぁい、皆さんも頑張って、夏のヴェネツィアをお楽しみ下さ~い!



先々回に、朝の光の中の正面を見て頂いたデッラ・サルーテ聖堂を
アッカデミア橋の上から。

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右側に見える並びが、アッカデミア美術館から続いてドガーナの先っちょ迄の
眺めで、右端から2塊辺りの白い2階建て、屋根の上に白い尖がりが2つ、
あそこがペギー・グッゲンハイム現代美術館、
その向こう修復の覆いのあるのがダリオ邸・Palazzo Dario.



いつも横着して表側だけご覧頂いているので、へへ、今日は聖堂内も
ちょっぴりですが、どうぞ。

「サンタ・マリーア・デッラ・サルーテ聖堂・Basilica di Santa Maria
della Salute・救いの聖母マリーア聖堂」が正式の名称で、

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1630年街を襲い、全住民の10分の1に当たる8万人もの住民が、
ヴェネツィア共和国全体では60万人が亡くなったペスト終焉祈願の為の
建設発願、つまり「救いの聖母マリーア教会」と名づける教会の建設、
毎年の祭日を行うという誓願により、1631年に建設を開始、
56年後に完成のヴェネツィアのバロッコ様式を代表する教会と。

この聖堂の建築設計はコンクールの後、バルダッサーレ・ロンゲーナ・
Baldassare Longhena(1596/97-1682)に託されたもので、
当時若干34歳だった彼の案は、1630年の誓願の通り、

「救いの聖母に捧げる為の王冠を現す形」、8角形の中央本体の上に
半球の丸屋根が載り、周囲を6つの礼拝堂が囲むもので、
渦巻状の特徴ある飾りがある扶壁、たくさんの聖人像が立ち、
半球の上、明り取りの頂塔の上に聖母像。
      
この聖堂のある場所には元やはり教会があった様ですが、改めて約10万本の
杭が打ち込まれたといい、同年11月末には、最初の感謝の参拝行が行われたと。



この写真の、参拝者が灯す蝋燭は平日のもので、毎年11月21日の祭日には
長い蝋燭を捧げます。

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サンタ・マリーア・デッラ・サルーテの仮橋 ・ ヴェネツィア
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/461785880.html



内陣と中央の聖母子像、聖母のイコン像。
聖母子の足元には逃げ惑うヴェネツィア市民が見え、庇護する姿のマリーア様。

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この彫像はヴェネツィアで活躍、亡くなったフランダース出身のJoust de Court作、
下に見えるイコン像は、クレタ島からのものと。



礼拝堂の一つにあるティツィアーノ作の「精霊のお下り」
       
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ティツィアーノはこういう群像ではなく、個人の肖像が断然素晴らしいですねぇ!
ティツィアーノが在るというので、私などぐるぐる探し回り、漸くに名札を見て、
これか・・、と。 失礼!



上部、半球のドームと上の明り取りの塔。

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左側にチラッと見えるのが平常の出入り口で、正面が主扉のある裏側で、
赤い布、扉の覆いが見えますね。 あの布を暗い聖堂内で写しましたら、

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こんな感じに!
一層の神秘感というか、ちょっとこの色使いに驚きましたぁ。

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これは同じ夏の日ではなく、9月になっての空の下。
      
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所で先々回に朝の写真を見て頂いた時に、夏に参拝の為の仮橋が架かる
ジューデッカ島にあるレデントーレ教会・Redentoreも見て頂きましたが、
       
このレデントーレ教会も実は、ペスト終焉祈願、御礼の為に建設された教会で、
アンドレア・パッラーディオ設計で1577年に建設が始まり92年に完成のもの。
1575年のペストの襲来では、2年間にヴェネツィア住民の3分の1、5万人が
亡くなったといわれ、当時にあってペストがいかに怖い疫病であったかが分ります。

で、ヴェネツィアにはもう1つペストからの守護を願う聖人の教会、
サン・ロッコ・San Roccoがあります。
教会はサン・ポーロ地区のフラーリ教会のすぐ近く、ティントレットの絵で有名な
「スクオーラ・グランディ・ディ・サン・ロッコ」のお隣ですね。

通常サン・ロッコと呼ばれる聖人は14世紀の方で、巡礼者で、奇跡を起こす人として、
絵画の中で、腿に出来た腫瘍を指差す姿で現されますから、ご覧になっていると。
       
という事で、15世紀建設のサン・ロッコ教会、16世紀のレデントーレ教会に続いての、
3つめのペスト終焉誓願、感謝の聖堂がサンタ・マリーア・デッラ・サルーテと言う事に。
       
       

さて、アッカデミア美術館方面に向かって進みますが、
       
この橋は手前の小広場にも向かって広がる扇形とでも。

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橋を左・西に進むと、突き当たり角にペギー・グッゲンハイム美術館。



この小運河はここでぐるっと西に回り込み、グッゲンハイムの前を通りますが、

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この小広場のお店のワンちゃんかな、かまってくれる人を待っており、ははは。
最初は普通の寝姿が、こんな風なのも出来るんよ、と!

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この子の写真をどこかに載せた気がして探し回りましたが見つからず、 
・・馬鹿がぁ、自分のブログなのにねぇ!
ひょっとして同じ姿を載せていたらご容赦を。
       


先ほどの橋を西に渡り、これはグッゲンハイム美術館脇入り口の前角の、
ライオン君。 かなり古い形と思うのですが・・。

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先ほどの小公園から回りこみ、グッゲンハイムの前を通る小運河と両脇の通り。
ちょっと入り込んだ場所の、なかなか良い感じでしょう?

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右の通りにはグッゲンハイムのショップも出来、画廊もあったと。



運河にかかる橋の影と映り込み、そしてボートに映える水の煌き。

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この辺りの運河沿いを南に入ると、街の普通の人々の住居が並び、
生活の匂いのする一廓がありますが、

運河越しに、悠然とこちらを見つめる黒猫ちゃん。

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窓辺に翻る、かってのヴェネツィア共和国の旗。

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道角にある建物。 1階は確かバールですが、角の張り出しバルコニー、
ビザンティン風ヴェネツィアの窓、色はロッソ・ヴェネツィアーノ。

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サン・ヴィオ・San Vio広場脇の橋の上で、ゴンドリエーレ2人が客引き中。

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さらに西に進み、アッカデミア美術館の横の通り
リオ・テラ・A フォスカールニ・Rio terà A Foscarni.

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このリオ・テラXXという名は所々に見かけますが、きっと元は真ん中を
小運河・リオが通っていたのを埋立てて出来た広い通りを指すのだと。

今しゃきっとした若者が小さな手押し車を押して行きますが、
ホテルとかバールで働く若者の感じ。



アッカデミア美術館の南側にホテルがあったのに始めて気が付き。
由緒ありげな建物でしょう?

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近くで見つけたワンちゃん用の泉。
高さもちゃんと考えて作ってありましたが、始めて見ました。

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さて、アッカデミア橋を渡って頂きましょうか、 
大運河にかかる4本の橋の内1番南にあり、唯一の木製の橋。

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橋の北側から眺めた、渡る人々。 夏の熱気が伝わってきません?! ははは。

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こちらは橋の北側、大運河の並び。 一番手前がカヴァッリ・フランケッティ邸・
Palazzo Cavalli-Franchetti.

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夏のヴェネツィア ・ ヴェネツィアの館フランケッティと、あれこれ
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/463739998.html

息子のフランケッティ男爵が情熱を注ぎ修復したカ・ドーロは
n.1 カ・ドーロ ・ ヴェネツィアの館
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/463740863.html

n.2 ヴェネツィアの館 ・ カ・ドーロ
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/463741340.html



さて、特急イタリア旅行の友人を送り、マルコ・ポーロ空港までヴァポレット・
水上バスで。 左にサン・ジョルジョ・マッジョーレの鐘楼、
右にサン・マルコの鐘楼とドゥカーレ宮。
     
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今着陸態勢に入りつつある飛行機も見え。

ヴェネツィアにようこそ! ・ 空からのヴェネツィア
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/463623119.html



空港連絡のヴァポレットは、ムラーノ島を過ぎると確かどこにも寄らずに
ぶんぶん飛ばし・・、 ラグーナ・干潟の中の直線航路。

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見送ってくれるカモメ君。

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さて、マルコ・ポーロ空港が見えてきて。
  
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暑い夏のヴェネツィア散歩、お疲れ様でしたぁ!
次回はぐっと涼しい、標高1000mにお連れ致しますぞ。 お楽しみに!

Yちゃん、特急でも良いから、またお出でやぁ!!

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