・ n.1 夏のヴェネツィア ・ デッラ・サルーテ聖堂周辺 

日本は大型台風も去り、また酷暑になっている様子、
お見舞い申し上げます!

こちら北イタリアは、今年はなかなか真夏の訪れがなく、突然の雨、嵐、
所によっては爆弾雨と呼ばれる集中豪雨の被害、
6月最初に1週間ほど暑い日が続いたのみで過ぎています。

週半ばからまた暑さが、という予報ですが、
やはりこの時期には夏本番の写真が見たいですよね?!

という事で、2年前の8月半ばのヴェネツィア、
友人が特急旅行でやってきた時に1泊した夏のヴェネツィア、
まだ朝の光のサンタ・マリーア・デッラ・サルーテ教会周辺、
ドガーナの先っちょ辺りの写真をご覧下さいね。

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夏のヴェネツィア ・ ヴェネツィアの館フランケッティと、あれこれ
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/463739998.html

夏のヴェネツィア ・ ヴェネツィアの窓
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/461641049.html


本当に蒸暑い夏の夜を過ごしたホテルは、ははは、
フォンダメンタ・デッラ・フォルナーチェ・Fond, della Fornace、
デッラ・サルーテ教会から西に1つ橋を渡った次の運河沿いにあり、
朝6時半頃にホテルからドガーナの先っちょまで、カメラを手に散歩に。

この時間帯だといくらヴェネツィアとはいえ、はい、まだ観光客の姿もなく静か!

トップの写真は、アッカデミア美術館から来ると見える、細い小路の先の
サンタ・マリーア・デッラ・サルーテ教会。



ホテルすぐ近くの細長い広場、リオ・テラ・サローニ・Rio Terà ai saloni.
左側に残る古い建物が趣きあり、

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正面からだとこんな様子。

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すぐ向こうのジューデッカ運河を、いま朝帰りの!大型クルーズ船が
そ~っと通り抜けて行く所。

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ドガーナの先っちょまで来ると、太陽がこの位置。

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今回の朝日の写真は、余りにも光線が強すぎ、建物や物が真っ暗で、
空の色も赤すぎに写り!
何が写っているのか見えないなら見て頂く意味がない、と考えるshinkaiは、
ソフトで陰の中を明るくし、ちょっと面白い色も出た事をご報告しておきますね。
そう、実際に空の色が真っ赤で、運河の向こうの建物が真っ黒だった、
という筈が無いのですものね。



ドガーナの位置からだと真正面になるサン・ジョルジョ・マッジョーレ教会。
ね、建物の色がちょっと面白いと思われません?! 古い写真の様で。

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ヴェネツィア ・ サン・ジョルジョ・マッジョーレ島
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/461429525.html



こちらドガーナ・税関の先、三角形の建物の壁のライオン君。

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そして上にいる風見鶏の女神と支える男性像。
傍で見ると、ははは、とてつもなく重そうで苦し気な顔をしている!

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斜めに見えるサン・マルコ聖堂の丸屋根、鐘楼、そして修復のための
覆いの無いドゥカーレ宮、

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鐘楼の先。

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運河越しのドゥカーレ宮。

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こちら右手のジューデッカ島のレデントーレ教会・Redentore.
       
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この教会は毎年7月の第3日曜、今年は20日が祭日で、
参拝の為の橋が土曜の午後から架かり、7時から渡れるそうで、
真夜中近くから大花火大会が行われます。

レデントーレのお祭り ・ ヴェネツィア
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/461640965.html



ドガーナ・税関と呼ぶのはかっての共和国時代の名残で、現在は呼び名
だけですが、太い杭を何本も合わせた大きな船用の杭がこんな感じに。

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ちょうど素晴らしく見事に大きなヨットが寄って来ますが、
左背後に見える橋がちょうど、造船所博物館前ですね。

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ね、素晴らしいでしょう?!

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舳先には、ヴィデオ・カメラを手にした女性!

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ヴェネツィアの街を見下ろして
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/464580222.html

そして船が行く ・ ヴェネツィア
http://italiashinkaishi.seesaa.net/archives/20110613-1.html



一方、漁船を模した大型船が、ドガーナの大運河側に舫い、

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大運河沿いに見るホテル群と、左端にイタリア像。

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こちらのゴンドラの舟溜まりで、珍しく白サギがゆったりと。

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ゴンドラの舳先の飾りが煌き、

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艫の飾りも、ね。

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小タイヤには思わず笑いましたが、あそこは細いから、
衝撃で折れやすいのかも。



サンタ・マリーア・デッラ・サルーテ聖堂。 ここはもう何度も見て頂いてますが、
朝日、観光客なし、となりますと、ね。

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教会前広場の井戸もまだ陰の中。

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広場西側のこの荘重な教会は、元ベネデット派修道院の
サン・グレゴーリオ・San Gregorio.

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隣はかっての修道院併設の建物と思われますが、
朝日を浴び特徴ある煙突が、一際鮮やか!

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デッラ・サルーテ聖堂は、かなり高い石積みの上の建設で、こんな階段が
前にあり、こうしてみると、ちょっとしたピラミッドみたいでしょう?!

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階段を上がると、まだ時間が早く勿論閉まっていましたが、
扉にこんな標札が、事務所みたいに書かれていて、ははは。

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・・ああ、ラーメン喰いたい!



階段の上からだと、聖堂前広場の石の柄も良く見え、

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ヴェネツィアにもジョギングする人がいるんだ!と、ちょっとした驚き、失礼!

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まだ船の動きが無い大運河。 左寄りのあの美しいバルコニーを持つ建物が、
確か「オテロ」のデスデモーナの館とされていたと。

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階段上から、前のゴンドラ溜まり、

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少し遠く、サン・マルコのスキアヴォーニ河岸、見えている教会は
A・ヴィヴァルディ所縁のピエタ教会。

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男性ソプラノ歌手による、・ ピエタ教会のコンサート
http://italiashinkaishi.seesaa.net/archives/20110611-1.html

ヴェネツィアの、お安く清潔、そして一等地のお宿を
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/472823638.html



逆光の中の、風見鶏の女神。 う~ん、これは余り近くから見るよりも、
夜目、遠めが良いのかも、ははは。

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という様子で、次回もう1度ヴェネツィアのご案内、夏のヴェネツィアを、
と思っておりますので、よろしくお願いいたします!


◆ おまけ ◆

先日偶然TVで見て大笑いした猫ちゃんの喧嘩。
余りにも可笑しく、ひょっとしてと探したらYoutubeで見つかりました。
ただ猫語の翻訳がイタリア語で字幕になっており、ははは、
親切、暇なshinkaiが日本語訳を。 お楽しみください!

バローネ君とシルヴェストラちゃん。
https://www.youtube.com/watch?v=WiqrmXe4ZdI

So che mi hai tradito  お前が裏切ったのは知っているんだ
confessa!         白状しろ!
dimmi chi è?       誰だ、相手は?
voglio saperlo      知りたいんだ
dimmelo!         言え!
giuro che non ti graffio dai  お前を引っ掻いたりしないからさ
lo conosco vero?      俺が知っている奴だろ?
parla cazzo!        言え、馬鹿!

Tom           トム

Tom chi? Il randagio?    トムって誰だ? あの野良猫か?
quello che sta in fondo alla via?  あの、通りの奥にいる奴か?
ah te la fai con gli stranieri?  はぁそうか、お前はよそ者とするんか?
zoccala!            ドブネズミ!

calmati            落ち着いて

ecco perché rideva sotto i baffi  それでヒゲの下で笑っていたんだな
se penso a quello che fatto per te お前のためにしてやった事を思うと
dopo tutto il pelo che ho ingoiato 体をなめて飲み込んだたくさんの毛
dopo la collana di croccantini    (猫の)カリカリで作った首輪
è finita!              俺達は終わりだ!

Possiamo rimane mici       友達でいられるじゃないの

scordatelo             忘れろ
per me sei una gatta morta    俺にとってお前は死んだ猫と同じだ


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