・ 霧深きヴェネツィア ・ 冬の夕暮れから夜 

先週写真仲間と出かけて来たたヴェネツィアは深い霧におおわれ、
時にカメラのピントが合わないほど!
しっかり着込み、足元もブーツで固め、そう寒さは感じませんでしたが、
指なし手袋をはめた指先がかじかむほどでした。

クリスマスのイルミネーションも漸くに始まってはいたのですが、
予想外の霧の深さにまず驚き、想定外の、ははは、写真になったので、
今回は説明ちょっぴり、写真どっさり、で、
冬の霧深きヴェネツィアの様子を、暖かい部屋でお楽しみくださいね!

リアルト橋手前の店のウインドウ。 クリスマスの色でしょう?!

1-981_GF.jpg



そして、リアルト橋! 時間は午後4時前。 
写真の方が明るく良く見える事を、ははは、頭においてご覧くださいね。

2-987_GF.jpg

3-990_GF.jpg



霧の大運河。 船の行き来も少なく、しょっちゅう警笛が聞こえます!

4-991_GF.jpg



リアルト橋の上から。

5-995_GF.jpg



カップルが橋の上で記念撮影。
・・だけんど、お2人の背景は、真っ白じゃろうねぇ。

6-002_GF.jpg



この寒さの中で、運河沿いのテーブルに泰然と座る方もね。
が、やはりテーブルの上には、ワインですねぇ!

7-005_GF.jpg



まだ明るさが残る時刻で、リアルト橋周辺の飾りは余り良く見えませんね。

8-994_GF.jpg



ウインドウ内の暖かい飾り。

9-011_GF.jpg



小路の明かりの下で、カップルが写真を撮るのに一緒に。
アルゼンチンから来た、と言った可愛い彼女。 あっちは今、夏の盛りよね?!

10-010_GF.jpg



カルティエの店、ウインドウ。

11-014_GF.jpg

12-013_GF.jpg



細い小路の向こうに見える、サン・マルコ聖堂の尖塔。
サン・マルコが見えるといつも嬉しくなり、ついニコニコ顔のshinkaiですが、

13-015_GF.jpg

14-017_GF.jpg



広場の端からこの霧の深さを見て、一瞬、あれま・・!

15-018_GF.jpg

16-023_GF.jpg
        
天気予報の「ヴェネツィアは霧」を見て、うん、OK. 夕暮れと朝の霧風景が
撮れると喜んでいたのですが、それを聞いていた仲間もこの霧を見た途端、
shinkai、やりすぎだよぉ!!
・・いやぁ、私がこれほどにと注文したわけではないのでしてぇ。
     
   

サン・マルコ小広場の先、向かいのサン・ジョルジョ島が見えないのは
経験済みですが、今回はデッラ・サルーテ教会もまるで見えず、
どちらも見えないというのは初体験!

17-043_GF.jpg



時計塔も、断然写真の方が良く見えますねぇ、はは。

18-029_GF.jpg



霧の広場を行くカップル。

19-034_GF.jpg



ドゥカーレ宮の出口側も、こんな感じ。
霧が深くなる一方の冬の夕方、どんどん観光客が引き上げて行きます。

20-038_GF.jpg



と思うと、この寒い広場で、新婚さんカップルが写真撮影を。
右手前の白いコートのカメラマンの注文により、花嫁さんは寒さも何のその!
花婿さんはなんとなし呆然としている感じなのですけど・・、ははは。

21-062_GF.jpg



まだ照明されないので、少し寒そうなドゥカーレ宮。

22-053_GF.jpg



ゴンドラも既にずらっと係留され、早く店じまい。

23-058_GF.jpg

24-060_GF.jpg

それにしても今回気がついたのは、ゴンドラに乗るための桟橋がめったやたらに
増設され、ゴンドラの係留場所の幅が狭くなりました。
ええとつまりです、お絵描きのモチーフにする為の水の隙間が狭くなったと、
ぼやいております・・。



一緒に出かけた写真仲間のジョヴァンニと、彼の写真は何度か作品を
ご紹介済みですが、
手前はサンドラ、彼女は最近一眼を買ったのですが、なかなかのセンスの持ち主。

25-063_GF.jpg



ジャンナ。 shinkai、イモにならない様、そして10歳若く撮れ!
そりゃぁ、難しいよぉ!

26-067_GF.jpg



漸くに照明が点灯され、ぼわっと浮かぶ溜息橋。

27-082_GF.jpg



サン・マルコ聖堂横のクリスマス・ツリーにも点灯。
2枚目は少し時間が経っての色。

28-092_GF.jpg

29-104_GF.jpg



熱いチョコレートを飲みに行こう、行こう!とうるさいジャンナ。
ですがね、私が白ワインとおつまみを取ったら、彼女も注文変更。
そう、寒いときのおやつはこれが一番!

30-1-108_GF.jpg


そろそろお腹も空き始め、こんなのに目が行きます!

30-2-149_GF.jpg



再びサン・マルコ広場に引き返し、これがちょうど5時半過ぎ頃で、
もうすっかり夜のイメージでしょう?!

31-110_GF.jpg



広場北側のロッジャのイルミネーション。

32-101_GF.jpg



小広場から見上げるドゥカーレ宮の照明。

33-129_GF.jpg



月と、円柱上の有翼のライオン像。

34-132_GF.jpg



6時過ぎに彼らと別れスキアヴォーニ河岸を東に、宿にチェックインしに。
溜息橋はいっそう照明がはっきり見え。
奥のあのブルーの明かり、ああいう場所では反則だと思いません?!

35-141_GF.jpg



ホテル・ダニエレの入り口回転ドアと、

36-151_GF.jpg



横の船着場。
うん、一生ご縁が無いホテルですねぇ、私めには、ははは。

37-153_GF.jpg



ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世像の周囲も、こんな感じで広々と!

38-155_GF.jpg


ヴァポレットの船着場の前の電光掲示板には、
「霧のため、ジューデッカ運河を通る外回りは運行停止、駅方面は
大運河通行のみ」と出ておりました。

宿はピエタ教会関係のお安い宿を予約しましたら、冬の値引きで35エウロで、
きゃはは、OKが来て、行きましたら、張り紙があり、
都合により数日休みますが、あなたの予約はこちらのホテルにと。
それがなんと、すぐ近所の4星ホテルで!ゆったりめの綺麗な部屋に
ダブルベッド、シャワーも部屋についている、という、
はい、有難い変更でありましたぁ!
但し宿泊税1エウロの所が、4星ホテル分2,8エウロにね、文句無し、はい。



夕ご飯を済ませ、7時半過ぎにまた広場に戻ってきましたが、
霧はどんどん深くなり、人陰も殆ど見えず。

39-172_GF.jpg



こんな風に建物のロッジャの下、近くだとピントがしっかり合い、
色も出るのですが。

40-182_GF.jpg



カフェ・フロリアーンのあるロッジャの下。 一番奥にだけ、人の姿。

41-188_GF.jpg



ほらね、サン・マルコ広場がこんなに広く、敷石の模様も見えます!

42-196_GF.jpg



時計塔の上の二人も霞んで、寒そう。

43-199_GF.jpg



現在のサン・マルコ聖堂は、またまた正面がしっかり覆われ工事中で、
まったく撮る気が失せますが、お月さんがちょうど見えたので。

44-201_GF.jpg



ということで、何度も行ったり来たりしたサン・マルコ広場周辺ですが、
気持ちゆったりと諦めがつくほどに撮りましたので、ははは、
河岸ゆったり、ホテルに帰ります。 おやすみなさい!

45-215_GF.jpg

翌朝6時過ぎに起き、窓から覗くとやはり深い霧!
それでもと7時過ぎにホテルを出て一回りした後、朝食を済ませチェック・アウト。
 
大運河をヴァポレットのお尻に乗り一往復。
やはり霧が深く、余り思う様には行きませんでしたが、まぁ、納得。
サン・マルコ広場に戻り、10時過ぎに漸くに薄日が射し始め、少し青空も。
のんびりと駅に戻りつつお昼も食べ、午後4時頃に戻って来たという、
ささやかなヴェネツィアの冬の休日でした。
お付き合い、有難うございました!
        
寒い日が続いております。 
皆さん、お風邪など引かれませぬように!!

*****

ブログご訪問、有難うございます!
見たよ! の応援クリックも宜しくお願い致しま~す!


*****

コメントの書き込みについてのお願い。

ブログの記事下に、「コメントを書く」が出ていない時は、
上か右の、記事タイトルをクリックして頂けると
記事の一番下に「コメントを書く」が出ますので、よろしくお願いいたします。
非公開コメントをご希望の場合は、非公開で、と書いて頂くと、  
コメント承認制ですので、保留にし、お返事だけ公開しますので、
それもご了承下さいませ。


この記事へのコメント