・ ムラーノ島の朝散歩 ・ ヴェネツィア 

皆さま、暑い日が続いておりますが、お変わりなくお元気の事と存じます。
お盆休みも済み、そろそろお仕事始めでしょうか?
私も長い夏休みを頂いておりますが、
お休みの間もご訪問を頂き、厚く御礼申し上げます!

ですが、もうそろそろとブログを再開しないと、また10月にはお休みを
頂く事だし、と今日はウンと写真を多く、説明はウンと少なくて済む、ははは、
先日出かけてきたムラーノ島をご覧下さいね。

写真は駅前からヴァポレットで出発した所。

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朝早くコネリアーノを6時46分の電車に乗り、8時前にはヴェネツィア到着、
即駅前から直通のヴァポレットに。

駅前からムラーノ直通のヴァポレットは、駅前大橋スカルツィ橋の袂から乗り、
大運河をすぐに左折、カナレッジョを通りぬけヴェネツィア本島の北側に出て、
島の東を辿ってフォンダメンタ・ヌオーヴァに。
そこから東にサン・ミケーレ島、ムラーノ島コロンナ停留所と行く道筋ですが、

カンナレッジョから北側ラグーナの海に出ると、そこはもうちょっとしたヴェネツィアの
海の幹線道路並みに、モーターボートがぶんぶん飛ばして行き違い、

その間をかいくぐり手漕ぎの舟も行き、

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本土側の空をひっきりなしにヴェネツィア着の飛行機が、着陸態勢で低く。

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かと思うと、こんなモーター・ボートも行き、

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フォンダメンタ・ヌオーヴァから離れると、
そう、こんな風にサン・マルコの太い鐘楼がグンと突き出して見え、

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お墓の島サン・ミケーレの横を通り、

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カモメのみならず、ツバメが羽を休めているのも見え、

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サン・ミケーレ島の教会上部。

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ムラーノ島到着、コロンナ・円柱停留所前の海。
まだ8時半前の涼しく観光客が殆どいない時間帯で、本当に良い計画でした。

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ムラーノ島の地図をどうぞ。 今回は下に見えるコロンナ・Colonnaで降り、
そのまま真っ直ぐ突っ切りサン・ピエトロ・マルティレ教会・S.Pietro Martire
の前を過ぎ橋を渡り、奥に見えるサンティッシミ・マリーア・エ・ドナート教会まで。

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その後に教会前の橋を渡り、細長く突き出した島の先っちょ近くまで行き、
同じ道を戻りサン・ピエトロマルティレ前で橋を渡り、ファーロ・Faro・
燈台停留所辺りを見て、運河沿いの涼しい日陰沿いのトラットリーアで
早めのお昼を食べ、

また直通のヴァポレットで駅まで戻り、1時16分だったか電車に乗り、
3時前には家に、というムラーノ島だけのさっぱりの涼しいお出かけでした。
ムラーノ島は既にご覧頂いていますので、なるべく写真が重ならない様に、
朝早い様子を見て頂きますね。

以前のご案内はこちらから。
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/460835393.html



運河沿いはまだ店も開いておらず、町の人々が立ち止まっておしゃべりをし、
ゴミの収集荷車が働いている時間。

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かと思うと、こんなお出かけもありまして・・! この方はかなりの犬キチ!
モーター・ボートにもTシャツにも、このワン君の姿がね。

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振り返って見る、サン・ミケーレ島の教会と鐘楼。
そうなのです、本当に近いのですよ。

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これは教会の鐘楼ではなく、見張り塔だったと思います。
手前の橋の左手に、サン・ピエトロ・マルティレ教会。

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教会前の橋の上から振り返った、朝の運河。

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教会入り口は本当に狭い小路に面し、こんな風にしか撮れず。

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教会内部のご紹介は、 ヴェネツィア ・ ムラーノ島、サン・ミケーレ島
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/463330379.html



こちらは前の広場、見張り塔の前からの教会の様子。

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教会の名、サン・ピエトロ・マルティレのサン・ピエトロは、ローマは
ヴァティカンのサン・ピエトロではなく、マルティレ・殉教者聖ピエトロ、
と呼ばれる、頭に出刃包丁が食い込んだ、はは、凄い姿で表現される方です。



カモメ君たちはどこにでも!

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長い鉄橋の上から。

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ぼちぼちと歩きながら、写しながら、奥のマリーア・エ・ドナート教会前まで。

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ここも以前ご覧頂いているので、違う角度のを2枚だけね。
大いに気に入り今回1枚描きましたので、また暫くして、出来たら別の
角度からのを描けるかな、とシツコクシツコク何枚も撮り・・!



この教会はやはり後陣のこの姿が一番美しく、
とりわけ側面は再建された様子で素っ気ないのですが、

こちらは側面にあった像。 天使像ですが、どなたかな?
下のべろ出しライオンがなかなか良いでしょう?!

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側面の扉が開け放たれており、中の床モザイクが見えたので、管理人の
シニョーレが奥に入った隙に1枚ね。 ここも内部は写真禁止で、へへへ。

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最初後陣を撮っていた時に3人組、この2人に女性1人が通りかかり、
ケ・ベーオ!=Che bello!・なんと美しい! とヴェネツィア訛りが聞こえ、
私が粘っている間に戻って来て、3人で記念撮影を始めたので、
ならばとついでに撮らせて貰ったのですがぁ、

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それにしても左の男性の髭、凄いでしょ?! ああた、朝の10時前ですよ、
まだ!!  夕方には熊並みになっているのかも!!



という様子で、浮き用のチョッキを付け、3人でカヌーを漕いで出かけて
行かれましたです。 そう、ここからだと、ブラーノ・トルチェッロ辺りまでも
ラグーナ巡りが楽しめますからね。

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教会前の橋の上からも、はるかに見えるサン・マルコの鐘楼。

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運河の向こう側に見えるかなり大きな建物の軒に見えるモザイクですが、
残念、こんな風に右下が剥げ落ちていて。

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これは逆に運河の向かい側から見たガラス博物館。 今まだこの時間には
開館しておらず、見学した事が無いのです、残念ながら。

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最初の運河を、サン・ピエトロ・マルティレ教会前で渡り、細長い広場風を
ファーロ停留所に抜ける途中の可愛い教会入り口。

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ファーロ・燈台。 ブラーノ・トルチェッロに行くヴァポレットは、
こちらの停留所に発着。

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手前右に見えるガラス細工は、


       
こちら、水鳥たち。 なかなかの出来だと思われません?! 

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という事で、かなりの数になって来た観光客を見つつ、左側の日陰を行き、 

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見つけた運河沿いのトラットリーアで、早めのお昼を。
だって、朝6時15分に家を出て来たのですものぉ! 

のんびりと食べつつ、水の反射や、向かい側の店のウィンドウやら。

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再びコロンナ停留所からヴァポレットに乗り、

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カンナレッジョの運河に入って来た所。

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最後は、駅前からお向かいのサン・シメオン・ピッコロを。

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という、真夏のムラーノ島散歩だったのですが、
朝早く出かけ、おまけにここの所さらっとしたそう暑くない陽射しが
続いている事もあり、
夏のヴェネツィアでも、こういう風に1ヶ所に決めてさっと出かけてくるのも
良いなぁ、と思った事でした。


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