先回に引き続き、冬のヴェネツィア散歩のその2.
ご一緒に、寒いながらも快晴のヴェネツィアの様子をどうぞ!
ご一緒に、寒いながらも快晴のヴェネツィアの様子をどうぞ!
写真はリアルト橋北詰のクリスマス用の飾りつけで、イタリアでは大体12月8日の
無原罪のお祭りの祭日頃から点灯されますが、どうもこの不景気で、
少し寂しい感じなのだとか。 観光客も今のこの時期、少ないでしょう?
無原罪のお祭りの祭日頃から点灯されますが、どうもこの不景気で、
少し寂しい感じなのだとか。 観光客も今のこの時期、少ないでしょう?

リアルト橋を渡ってから西に進み、ここはマニン広場の先、
運河の隙間からサン・マルコの鐘楼が見える場所。

ちょうどアメリカ人たちの乗ったゴンドラが通りかかり、彼らはもう大はしゃぎ。
ゴンドリエーレが「オッチ、オッチ!」、目の意味で「注意」、と行きかうゴンドラに
声を掛けるのを真似て一斉にオッチ、オッチと叫んだり・・、ははは。
ゴンドリエーレが「オッチ、オッチ!」、目の意味で「注意」、と行きかうゴンドラに
声を掛けるのを真似て一斉にオッチ、オッチと叫んだり・・、ははは。
ヴェネツィアの広場では広い内の一つサンタンジェロ広場。
冬の陽の陰が長くのび、鳩達もゆっくり。
冬の陽の陰が長くのび、鳩達もゆっくり。

広場北西に近くに小さな教会があり、初めて可愛い鐘に気が付き撮ったもの。

広場から西に抜ける橋の横に大きな建物があり、いつもは扉が閉まっているのが
開いていて広い中庭が見え、初めて中に入ってみました。

内庭の全体が石段4段ほどの高さで大きな井戸があり、円柱のポルティコが取り囲み、
それを高い建物が囲みます。
表札を確かめると、州関係の様々な事務所が利用している様子で、
それにやって来る人々もポチポチと見えるのでした。
それを高い建物が囲みます。
表札を確かめると、州関係の様々な事務所が利用している様子で、
それにやって来る人々もポチポチと見えるのでした。
まだ12日の時点ではクリスマス市の屋台が無かった広いサント・ステーファノ広場を抜け、
アッカデミア橋に。

アッカデミア橋の上からは本島の東のずっと奥、裸木となった公園の辺りまで見渡せ。

サン・ヴィオ広場の端の店でお昼を食べ、落ち着いて広場の様子を。 この広場で、
9月最初のレガータ・ストーリカを楽しんだのでしたが、
9月最初のレガータ・ストーリカを楽しんだのでしたが、
今は日向ぼっこのシニョーレと、

杭の上のカモメ君。

ゆっくりと小運河沿いの道を東に辿り、ソットポルティゴとヴェネツィアで呼ぶ
建物の下をくぐる小路、そこに射し込む陽の眺めを楽しみます。
建物の下をくぐる小路、そこに射し込む陽の眺めを楽しみます。

ペギー・グッゲンハイム・コレクション入り口部分にある、素晴らしい井戸の彫り物。
ちょうど陽の当たり加減が良かった。
ちょうど陽の当たり加減が良かった。

こちらはダリオ邸の裏からの眺め。

そして、サンタ・マリーア・デッラ・サルーテが見える細い小路の橋の上。

手前に見える煉瓦積みの教会は、
元べネデッティー派の修道院、サン・グレゴーリオ教会。

夏と秋に見た時、このレンガ壁と手前の井戸の眺めが素晴らしく、多分陽の当たり方、
その反射の明るさもあったのでしょう、ここは描きたい、と何枚も写真を撮ったのですが、
今回見たこの陰の形も面白いなぁ、と。
その反射の明るさもあったのでしょう、ここは描きたい、と何枚も写真を撮ったのですが、
今回見たこの陰の形も面白いなぁ、と。
でも夏に見たこの広場の印象の方が素晴らしかった。 不思議ね、同じ場所なのに、ね。
なので、旅で感じる印象、想い出に残る風景というのは、その日のお天気、時間にも
大いに関係するのだろうと思いますし、
それと同様に、受け取る側の状態による変化が、読む物、音楽、映画、絵画への
印象にも言えるのだろうと。
大いに関係するのだろうと思いますし、
それと同様に、受け取る側の状態による変化が、読む物、音楽、映画、絵画への
印象にも言えるのだろうと。
広場横に見える建物は現在ホテルですが、入り口にクリスマス用の飾り付けが。

サンタ・マリーア・デッラ・サルーテ教会の入り口階段。 ちょうどの陽の当たり具合が
まるでピラミッドを思わせ、
まるでピラミッドを思わせ、

広場の向こうで何やら若者が遊んでいて、2人でゴミ箱を同時に飛び越える様子を
カメラに収めたい様子。

カメラに収めたい様子。


う~ん、やはり正面からぶつかるのが怖くて、大した飛越しでは無かったですが、ははは、
付き合ってる2人の彼女が、1人は左側でロビン・フッドみたいな衣装でカメラを構え、
それをまた石段の上から狙う、暇なshinkai!
ヴェネツィアの正面玄関方面を、異常なし!と写し、ははは、
ゆっくりとアッカデミアの方に引き返します。
ゆっくりとアッカデミアの方に引き返します。

まだ修復が続いているアッカデミア美術館前で、その覆いにあったこのポスター。

Trame di moda・モードの筋書き、とでもいうのでしょうか、
ヴェネツィアが登場した映画の中で、主演女優が着た衣装の展示会、なのですね。
ヴェネツィアが登場した映画の中で、主演女優が着た衣装の展示会、なのですね。
たまたまTVでドキュメンタリー風に紹介していたのを見ましたが、
それはもう素晴らしい衣装が次々に紹介され、ヴェネツィアがいわば脇主役の、
ヴェネツィアらしさを感じさせる衣装の展示会で、優雅な事にはまるでご縁のない私も
見惚れましたが、
その会場にあてられたモチェニーゴ邸の内部が背後に映ると、これがまた素晴らしい館で!
1月6日までの展示ですねぇ、虫ウズウズ!!
それはもう素晴らしい衣装が次々に紹介され、ヴェネツィアがいわば脇主役の、
ヴェネツィアらしさを感じさせる衣装の展示会で、優雅な事にはまるでご縁のない私も
見惚れましたが、
その会場にあてられたモチェニーゴ邸の内部が背後に映ると、これがまた素晴らしい館で!
1月6日までの展示ですねぇ、虫ウズウズ!!
pescecrudoさんがモチェニーゴ邸の歴史、逸話を書いておられます、1~3をどうぞ!
http://pescecrudo.blog122.fc2.com/blog-entry-304.html
http://pescecrudo.blog122.fc2.com/blog-entry-305.html
http://pescecrudo.blog122.fc2.com/blog-entry-307.html
http://pescecrudo.blog122.fc2.com/blog-entry-304.html
http://pescecrudo.blog122.fc2.com/blog-entry-305.html
http://pescecrudo.blog122.fc2.com/blog-entry-307.html
アッカデミア美術館の前から橋を渡らずに、西回りに駅方面に。
ゆっくりとサン・バルナバまでやって来ましたら、映画「旅情」で
キャサリーン・ヘップバーンが落ちた運河に日が当たり、右上隅にちらっと見える店が、
骨董店として登場した店。

その反対側のゲンコツ橋方面も綺麗に映り込み。

手前に見えるゴンドラの艫が少し変な形、と思いましたら、
あれま、どこかにぶつかったのか、折れておりました。 で、よく見ると、修復するのが
大変なのか、横着なのか、でもちゃんと繋ぎの金属と細い鎖で失くさぬ様に! ははは。
大変なのか、横着なのか、でもちゃんと繋ぎの金属と細い鎖で失くさぬ様に! ははは。

ゴンドラの並びには、以前の様に野菜売りの船がちゃんと復活しておりまして、
店内と船の上のテントにもクリスマス用のささやかな飾り付けの最中で。
店内と船の上のテントにもクリスマス用のささやかな飾り付けの最中で。
が、店の持ち主が変わったのか、若い夫婦になっておりました。

その先の、これも細長く広いサンタ・マルゲリータ広場の東端から見る
サン・パンタロン広場の角。そろそろ午後も半ば過ぎの陽の中で、お喋りする2人。

駅前の大運河側にまで出てきて、ヴェネツィアの冬の散歩もそろそろお終いですが、
レストランの入り口の飾りつけを。
レストランの入り口の飾りつけを。

と、こうして戻って来た我が町コネリアーノの駅前。 クリスマスの飾りつけが
点灯されていたのを1枚どうぞ!
点灯されていたのを1枚どうぞ!

ヴェネツィアの長い散歩にお付き合い頂きまして、
お疲れ様、有難うございましたぁ!
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