・ 我が町コネリアーノ ・ フェッラゴストの城と町 

あっという間に8月も終わりに近づき、夏休みを終えた町は、
子供達はまだ9月上旬まで夏休みですけど、
車の通行もいつも通りに戻っています。

この夏はアフリカからの熱波到来で何十年ぶりかという熱さが続き、
とはいえ大都市でないこの辺りは、
皆さんのブログやメールから拝見する日本よりは楽に過ごせました。

所が夏の初めに歩き会のメンバーであるジュリアーナが山歩きに参加し、
右脚の腱かどこか痛めて歩けなくなり、それに伴うこの夏の熱さと
年から来る皆の横着さとで、ははは、
日曜午前の歩きの距離が大幅に短くなり、

お城の上のバールで待っているジュリアーナに合流すべく、坂道を上って
お城に行く程度の距離に縮まり、いつもは2時間半程度歩いていたのが
1時間ほどに縮まり!
涼しいテラスのバールでジュースを飲みながらのお喋りに堕落!
と言うような様子が続いています。 が、

8月15日はこちらは「聖母子被昇天」の祭日、そして16日と連休の、
どのお店も閉める夏休みの大締めの日。

いつもよりは少しぐるっと大回りし、それもかなり早歩きで1時間半で
お城のバールまで行き、戻りは閑散とした町中を通った様子をご覧下さい。

上の写真は、お城への坂道にかかった辺りのオリーヴ畑。
     
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柿の実もこんなに大きくなっていて、あ、ちなみにこちらでもKakiです。

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坂道が大きくカーヴする場所から。 葡萄畑の緑も今一番濃い季節。

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ずっと上り坂が続く道のりを大幅に省略し、お城の北の門。
先を歩くエレオノーラ。

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今この道が車でお城に行く時の唯一の道で、以前は車も通れた
南側の道は、歩きと許可された住民の車のみ通行可。



門の内側。


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門を出て左側に聳える塀の内側が現在のお城で、今見える突き当りの
道の右端に隠れて、町からの古い城壁沿いの小路も通じます。
       
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道を左に折れると、



こんな風に、今も残るコネリアーノのお城。

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上り石段際の石榴の実も大きくなっていて、 

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お城の横庭というか、かっては城郭内だったのでしょうが、今は駐車場で、
見える元サンタ・オルスラ教会と鐘楼、かってはここが
コネリアーノのドゥオーモだったのだそう。

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駐車場の端から見る町の南とヴェネト平野、そう、地平線が見えるのです。
これは南部分ですが、東のフリウリ平野にかけても地平線が続きます。

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もともとのお城は10世紀に遡るそうですが、かっては中心に4本あった
という塔も残っておらず、

今残るこの塔は、町の人々や役員に招集をかける為の鐘があった鐘楼と、
手前は鐘楼への入り口の塔で、中は現在市の博物美術館。

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鐘楼の塔・トッレ・カンパニーレには上がれ、それこそヴェネトから
フリウリ平野が一望ですが、う~ん、写真はまだご覧に入れてないなぁ・・。



内庭の井戸。

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庭の北に残る現在はバール兼トラットリーアになっている
かってのサラチェーナの塔・Torre Saracena.

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我が町コネリアーノのお城、 ほんのチョッピリ
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/465414480.html

我が町コネリアーノ  その周辺  ご案内は
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/460854137.html



ここには城の庭に続く張り出しのテラス席もあり、
日陰で風通しも良く、町の人々が散歩がてらに集まります。

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で、ここで冷たい生オレンジのジュース2,5エウロを飲みつつ、
お喋りに1時間半ほども潰したこの夏!

8月15日は「聖母被昇天の日」の祭日ですが、一般に「フェッラゴスト・
Ferragosto」とも呼びます。

この呼び名が何に由来するのかと思いましたら、
古代ローマのアウグスト帝が、自分の誕生日にちなんで制定した
「アウグストの祭日・Feriae Augusuti・8月1日」に因るのだそう。
でも私にとっては、やはり「お盆」ですね。



テラスからの町の北側の見晴らしが素晴らしく、
中程の丘ほぼ中央に見えるのが、オリアーノ村の教会鐘楼で、
スコミーゴ村はあれより坂を下りますので、ここからは見えず。

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少し西に向いての眺め。 中央奥に見える教会鐘楼はフォルメニーガ・
Formenigaで、以前はあそこまで往復3時間半程も歩いたのになぁ~!

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さて漸くにお喋りも切り上げ、南の坂道を下りますが、
こんな風に素晴らしい並木の坂道が続き、

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2度目のカーヴを過ぎた所で素晴らしい眺望が開け、
北側から順に見ていただくと、小さな葡萄畑の向こうに、
パドヴァのカッラーラ家が造ったという10世紀頃の古い城壁内の道が見え、

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奥に見える山並みのも少し左に、先頃ご案内のサン・サルヴァトーレの城が。

中世の城跡 ・ サン・サルヴァトーレ
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/463525627.html



町の山側西端に位置する、かってのサン・フランチェスコ修道院、
修復され、現在は国立醸造業学校の本部に。

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そして平野部にこんな風に広がるコネリアーノの町。 手前山側の
この一廓が古い町の中心地で、現在ドゥオーモの鐘楼が修復中。

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中程上に見える細長い建物がコネリアーノ駅で、

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こうして下って来た道は突然に町に接し、といつも感じ、
右はピアッツァ・チーマに面するテアトロ・アッカデミアと、正面突き当りを
東西に走るヴェンティ・セッテンブレ通り・via XX Settembre.

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左側のポルティコの奥側は市役所の本部で、結婚式場と
3階ぐらいだったかに市の記録古文書館があります。

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右奥にチラッと見えるスフィンクスみたいなのは、

       

これ! ほらウィーンのベル・ヴェデーレ宮殿の庭にもありますよね? 
あれです。

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これ、あれ、というのは、正しい言葉を知らないからでして、ははは、
コネリアーノがかってオーストリア治下にあった事を物語ります。
       
トリエステの西にあるミラ・マーレのお城にも、ありましたっけ。
このお城はハプスブルグ家の最後の王の弟、マキシミリアンが造った城ですから、
まぁ、当然でしょうが、
ですが、実際は何を現すのでしょうか? ご存知の方、よろしくぅ!

◆ 追記です。
いつものごとく即教えて頂きまして、「スフィンクス」で宜しいとの事です。
シニョレッリさんクリスさん、いつも本当に有難うございます!



ピアッツァ・チーマ・チーマ広場は、コネリアーノ・ダ・チーマ・Conegliano
da Cima、15~16世紀にかけて活躍の画家の生地でもあり、
生家がこのすぐ近くにある記念で、

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北正面にあるテアトロ・アッカデミア、19世紀建設で、私がイタリアに来た頃は
映画館でしたが、現在は元のテアトロで、様々な催しが行われています。

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n.2 チーマ・ダ・コネリアーノ展 ・ コネリアーノの町
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/463848078.html

n.1 チーマ・ダ・コネリアーノ展 ・ コネリアーノの町
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/463847804.html



ここで家が近いエレオノーラと別れ、1人でヴィア・ヴェンティ・セッテンブレの
東半分を、閉まった店をのんびりと覗きながら行きます。

室内装飾の展示ルーム、店にかかっている半抽象の絵が上手いなぁ!と眺め、

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この通りは、かってのコネリアーノの一番の通り、お金持ち達の豪勢な家が
並んでいた通りで、こんな風にフレスコ画で装飾されていたのが今もたくさん残ります。

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フレスコ画がもっと良く見えるのもたくさんあるのですが、ははは、
この時は白い窓のテントを写すつもりで。



市が企画展示する絵画展の会場などとなっているサルチネッリ邸の前には、
既に済んだカルパッチョ展の案内がまだ出ていて、

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う~ん、この大ポスターのこの絵はさすがぁ!と思う素晴らしさでしたが、
イーストリアの方で活躍したという息子ベネデットの絵は、
何これ、shinkaiより下手じゃん!という感想だったもんなぁ、ははは、言わせてぇ。



人通りが本当にまばらなポルティチを通り、

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閉まっている骨董店の中を覗き、 

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春頃から店開きした額兼画材店も偵察に覗き、はは、
正面に見える水彩用額縁は、ちょっと変化に乏しいなぁと。

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扉が開いていたので、ちょっと覗きましたら、
新モンタルバン家の入り口と言うのか、馬車寄せというのか、向こう側は
現在の町の中心通りコルソ・マッツィーニとを結ぶ、こんな広い邸宅内の様子。

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天使が窓の下に残り、

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近くのワイン・バールの飲み残しか、グラスが一つ。 

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通りの東の門・モンティカーノ・Monticano. こちら側には、ヴェネツィア共和国の
シンボルである小さな有翼のライオン像で、向こう側には大きなフレスコ画のが。

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道を横切り、橋を渡り、



ここにも骨董店があり、

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お向かいには、大きな前栽を持つ大きなお屋敷。 木立に囲まれ如何にも涼しそう。

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フェッラゴストの日、この夏の思い出でしたぁ。
皆さんも、夏のお疲れが出ませんように!


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