・ 春の小さな先ぶれ ・ ジョヴァンニの写真で 

今週月曜に写真仲間4人でヴェネツィアに出かけて来ました。
余り観光客のいない外れに、というジョヴァンニ・Giovanniの提案で、
街の北西辺り、ある事も知らなかった古い素敵な教会を見たり、
思うさまに撮りまくり憂さ晴らしを、何の?!ははは、をしたりで愉しみました。
また纏めましたら、見て頂きますね。

で、往きの電車の中でジョヴァンニが、すぐ近くの村には野生の
クリスマス・ローズやブーカネ―ヴェ・スノードロップが咲き乱れる所がある、
と言い、撮りに行った写真を見せびらかしまして、ははは、
勿論私めは、ブログに載せるけん、すぐ送って!と。

という事で届いた写真の中から、可愛い小さな花を、
如何にも春を告げる趣の花をご覧下さいね。

可愛いジョヴァンニは、ははは、花の写真と一緒に私めを撮ってくれた
2枚も送ってくれ、それに「ヴェネツィアの花」って書いてあり、笑いましたぁ!
・・そうで~す、シキビの花、とはかなり違う評価でしょう? ははは。

で、写真はヴェネト平野の北を塞ぐ山々で、右手前と奥に見える山並みの
間を抜けて行くと、べッルーノに出る、
いわば北国との間に屏風の様に立ち塞がる山々。

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これはジョヴァンニが近くの林の中を歩きまわったという
コッラルト・Collaltoの古城の塔と、左に村がちらっと。

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我が町コネリアーノから西に車で20分程の位置にあり、
コッラルトの城は今はこの塔と、周囲に如何にも家臣たちの住居だったろう、
と思わせる素晴らしい趣の一郭が残ります。

元はロンゴバルド出身のこの一帯に幾つも城を持つ領主で、近くには
城の領地としてはイタリアで一番広いと言われるスセガーナ・Suseganaの
サン・サルヴァトーレ・San Salvatoreの城もありますが、
こちらコッラルトが本家なのだそう。

久し振りにこの塔の写真を見て、春になったら改めて撮りに行きたくなりましたが、
その時には、今に残る中世の悲恋物語もお話しますね。

中世の城跡 ・ サン・サルヴァトーレ
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/463525627.html



さて、野生種のクリスマス・ローズ!
これは、我がスコミーゴ村の林の中にも咲く緑色。

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で、なんと野生種の白いのもあるのを、今回知りましたぁ!
これは悔しい、是非見に行かねば!!

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クリスマス・ローズのイタリア語名は、エッレーボリ・Elleboriと
教えて貰いましたが、ちょうどの時期に咲くのでカルネヴァーレとも呼ぶと。



この紫の可憐な花は、名を知らず・・。  群生しているそう。

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ブーカネ―ヴェ・Bucaneve、スノー・ドロップ。
雪が残っている所に頭をもたげて咲く、健気な花と。

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白い山が遠くに覗き、

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林の中はまだこんな様子。

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小さな赤い実がつき、

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逆光に光る細い産毛。

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燈台草、でしたっけ?
この若緑を見ると、春がすぐそこまで来ている気がしますよね。

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ははは、既にもぞもぞと活躍中の黒い虫君。

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大イヌフグリ。  イタリア名はヴェローニカ・Veronicaと教えて貰い、
ではとshinkaiは、日本語名の意味をね、ははは。

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春らしい可愛いピンク。

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最後にもう一度コッラルトの村の様子をどうぞ。
この辺りは本当に素敵な土地なのです。  また、をお楽しみに!

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