・ n.2 ポンツァ島 海からの眺めと ・ 暑中お見舞い

皆様、暑中お見舞い申し上げます!
梅雨明けのそちら、如何お過ごしでしょうか? 蒸し暑い日本の夏を思い出し、
ついでに冷たい素麺、冷奴、鰻、生ビール、枝豆、冷やし中華・・、
ああ、他に何があったっけと忘れかけているのにも気が付き・・!
まぁ、しっかり美味しい日本の夏の味を食べ、・・くやち、
夏バテなどなさいませんように!
       
今日は少しでも暑気払いにと、ラツィオ州のポンツァ島、島の様子は既に見て
頂いたので、今日はボートで回った海からの眺めをご覧下さいね。
蒼い海と断崖絶壁の島でした!

写真は、港から出発し、湾の北側の眺め。 一番左端手前に見える黄色い建物、
ここは今小さなホテルになっている様ですが、

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1928年ファッシスト政権はこの島を政治的対立者達の流刑地とし、何人もこの島に
拘留した様子ですが、ムッソリーニ自身も1943年の7月27日から8月7日までの2週間、
アブルッツォ州の標高2200mにあるグランサッソ・Gransassoのホテルに
移される前にこの島のこの家に。

ですが、9月12日にはドイツ軍のグランサッソからの救出作戦が無傷で成功、
ムッソリーニはドイツの傀儡政権として、ガルダ湖のサロにイタリア社会共和国として
終戦まで政権を、という混乱期の歴史の一駒が続きました。
       


ポンツァ島の地図をどうぞ。 海の周遊コースとしてはあれこれあるようですが、

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我々は細長い島の真ん中右側、赤点を打ったポンツァの港から出発、島の南側を行き、
ちょうど反対側のくびれ部分、キアイア・ディ・ルーナの手前で引き返して戻った様。

島内周遊で上から見たキアイア・ディ・ルーナの絶壁は素晴らしかったですし、
幾らガイドさんの説明をちゃんと聞いていなかったにせよ、へへ、
見て分からない事はなく、ちょっと残念でした。



こちらが島半分、南側の地図で、Grotta・グロッタというのは洞窟で、有名なのが
港を出て南に曲がった辺りに2つ、Grotta di Pilato・海賊の洞窟、
Grotta di Ulisse・ユリシーズの洞窟。

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Faro・ファーロは灯台で、港の先に1つ、南の先っちょに1つ、
Faraglione di Calzone Muto・カルツォーネ・ムートの離れ岩。



湾内の桟橋で、ゴムボートで出かける支度中の人々。

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崖上に見えるパステル・カラーの四角い建物。 なんとなしに玩具箱を積んだ様。

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港を振り返り、

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湾内の北側に見える、モーナコ・僧侶と呼ばれる岩。
僧侶がお花を手にしている様だと、ガイドさんは言いましたが・・。

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湾の南側の先っちょ、上り坂にあった教会も見え、

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上に見える白い灯台、となるとこの辺りが海賊の洞窟なのかな?

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も少し先に進むと、別の趣の洞窟が続き、こちらはユリシーズの洞窟?

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絶壁の下、岩のうねりは海に続き、

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離れ岩の潜り穴。

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岩と岩の間から覗く、遠くの離れ岩。

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絶壁と、

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しがみつく木。

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離れ岩と観光周遊船。

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襲い掛かるかのような白い絶壁。

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絶壁の上に建つ家、窓に遊び心が見え・・。

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たゆたうヨット。

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白い岩に、掘り込みの後。 住むつもり?!

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青い空、青い海に白い岩が映え、

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かと思うと、こんなゴロゴロした岩山、

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そして、蒼い蒼い透明の海。

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岩礁にいるカモメ君。
すぐ傍を我々の船が通っても、我関せずの顔。

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白い絶壁の眺め。

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もこもとと背の低い植物がしがみつき、黄色い花も見え、

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白い岩に口をあけたかのような赤い岩の層。

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ダイヴィングに人気のある島なのが良く分かりますね。

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カモメ君が横を飛んで行き、

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島のこの部分にだけ見えたヤギの群れ。
かなり前に誰かがヤギを連れて来たものの、今は野生の群れに。

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ダイヴィング・スクールの船。

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ゴツゴツの岩山が迫り、

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上に見える灯台は、

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ほら、島の南端に突き出している灯台!

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煌く水平線。

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引き返して見る、先程の灯台のある岩の岬。 
こんな凄い岩山の先っちょに灯台を造っているんだ!

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海に迫るこの大岩!

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港近くまで引き返してきて見る、離れ岩。

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最初の灯台が見え、この先を回るともう港に。

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ほら、岩の穴から港の町が見える!

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湾の中に入り、

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船が上げる飛沫にかかる小さな虹。

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蒼く蒼く透き通る海、野性味溢れる自然が厳しくも美しい姿を見せるポンツァ島。
島の南側の周遊にお付き合い下さり、有難うございましたぁ!

n.1 カプリ島 一周にご招待!
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/465140971.html

n.2 カプリ島 一周にご招待!
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/465141146.html



最後はサイトで見つけた、夕暮れの色を。

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