・ フリウーリの土地柄は ・ パンフレットの写真から 

この水曜、グループの一日見学で、お隣のフリウーリ州、正式には
フリウーリ・ヴェネツィア-ジューリア州・Friuli-Venezia Giuliaの2つの町、
イタリアで一番美しい村々に登録のヴァルヴァゾーネ・Valvasoneと、
南に少し下ってのサン・ヴィトー・アル・タリアメント・San Vito al Tagliamento、
どちらも古い中世からの町ですが、その整備された美しい町の姿と、
なんとも懐の豊かそうな奥深さにいささか驚きつつ、訪問して戻りました。

写真はまだ整理出来ていないのですが、貰って帰ったパンフレットに美しいフリウーリの
写真がたくさんあり、私もよく分っていないフリウーリ州の取っ掛かりにとでも思い、
ご紹介致しますね。

そしてまず第一に今迄ずっとフリウリと書いてきましたが、これもフリウーリと
正確に発音、訂正する事に、はい。

写真は、SLOW COUNTRY、持って帰ったパンフレットの1冊。
農家の作業場、碾き臼と思いますが、多分粉類と、普通は大体説明があるのが、
今回は土地の名も何も記されておらずで・・。

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情けない事に中の説明は英語のみで、サイトを調べても英語版のみ!
ですがまぁ、新しい観光スタイルの推奨パンフレットで、協賛のホテルや
アグリトゥリズモに最低2泊する旅行だと、観光ポイントなどもパックの特典旅行が
出来るらしい、というスロー・カントリー・クラブなる旅行クラブのご案内。

様々なレストラン、ホテル、アグリトゥリズモなどの案内もありますが、
まぁこれは切りがありませんのでパスし、美しい写真のみを!
       
イタリアの田舎というとすぐトスカーナとかウンブリアが思い浮かびますが、だけでなく、
フリウーリも美しく美味しい田舎ですよ、という宣伝スタイルのパンフレットですね。



地図をどうぞ。 右に見える、イタリアの一番東北に位置し、
5つある特別自治州の内の1つで、左に州内地図。
     
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州内は4県に別れ、左がポルデノーネ県・Pordenone、真ん中から奥がウーディネ県・
Udine、そして右下がゴリーツィア県・Goriziaと、トリエステ県・Trieste.

今までのフリウーリ一帯のご案内は、こちらから
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/460834526.html



これはどこのヴィッラか、分らないのがちょっと残念ですが、
きっと土地の領主のお城だったのでしょう。

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◆ 追記です。
  シニョレッリさんがコメントで教えて下さり、 いつも有難うございます!
  この城は、カプリ—ヴァ・デル・フリウーリ・Capriva del Friuliにある
  12世紀に建てられたCastello di Spessaと分りました。

  地図を見るとゴリツィアから西にあり、ワイン醸造も、広い敷地にゴルフ場も、
  レストランもの、お高いホテルになっている様子です。
  サイトはこちらに。 http://www.castellodispessa.it/n/



収穫間近の葡萄畑の風景。 この整然と整った畝の美しさ!

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葡萄摘み風景。 

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実際はもっと多くの人で一斉にやりますから、写真の為のデモンストレーションかな。



ドロミーティの山の里でも良く見かける風景。 木を使った扉、階段、
そして道具類、ミルク缶。  郷愁に満ちているでしょう?!

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これもまだまだ見かける囲炉裏端の光景。 様々な鍋類が下がり、床は石やレンガ。

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これは今回見学したヴァルヴァゾーネのお城。 なんと、中に一族用の
小さな劇場があったのですよ!

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この風景は絵葉書で見た記憶がある、北東の端タルヴィーシオの近く、
オーストリア国境に近い村と。

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この辺りに、イタリア、オーストリア、スロヴェニア3国の国境設置点もあり、
寒く雪の多い土地で、犬ぞりの訓練所もあるとか!



フリウーリはドロミーティの山々が北にあり、広~~い平野が中に広がり、
南は海に接し、イタリアで一番広い干潟もある土地で、
言語もドイツ語、スロヴェニア語、フリウーリ語が共存し、それに様々な
土地の言葉も影響している複雑さだそう。

この風景はきっと南の干潟辺り、魚の養殖場か、漁の囲いと。

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TASTE EXPERIENCE・味覚体験のパンフレット。

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まずは生ハム!!

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生ハムの サン・ダニエレ・デル・フリウリ
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/462970208.html

生ハムとユダヤ人の足跡 フリウリ・ヴェネツィアジューリア
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/461013826.html



そして、白ワイン。

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フリウリの、ヴィーノ・ビアンコ(白ワイン)!
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/461014254.html



これは多分、お肉を炙り、香り付けをしているのだと。

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チーズのモンタージオ・Montasioと。 右は詰め物パスタですが、中身はなんだろ?
       
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フリウーリのチーズあれこれ! 真ん中がリコッタで、左下手前の茶色いのはその燻製。
右上の3つ重なっている真ん中はモンタージオ・Montasioの刻印が見えますが、
他のもそうかな?
    
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フリウリの チーズ! ガチョウ! ポレンタ!
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/461014090.html

見学当日の脱線小話をひとつ。
フリウーリのいわば家庭料理にフリーコ・fricoというのがあり、チーズをベースに、
ジャガイモや玉葱をいれ薄く焼いた物で、今頃はスーパーでも売っているのを見ますが、
見学の最後の時間待ちに、一人があそこに自動販売機があるよ、と。

久し振りに食べたくなり、小銭整理にもとチャリンチャリンと入れ、フリーコの玉葱入り、
を選び、幾らだったっけ?  なんと後ろにいつの間にか何人も集まっていて、
ジャガイモの入った方が美味しいのに、とか、友人のジュリアーナなどは、
そんなの美味しくないに決まっているじゃん、何で買うのんね、から始まり、
家のマンマの作ったフリーコは物凄く美味しかった、なんぞと、てんでんばらばら、
皆好き勝手な事をね、ははは。

お金はワッチが払うんじゃけん、好きなのを買わせてくれぇ、と云いたい程で、好奇心と
姑目線を跳ね返し、ははは、ついでにフリウーリのチーズ、モンタージオも買って戻りました。

フリーコを翌日のお昼に電子レンジでチンとやって食べましたが、まぁ、特別美味しくも
ないものの、悪くはないお味。
それにしても、食べ物には一際の関心を示すイタリア国民だと、改めて感心!ははは。



お肉の調理中、手前は茹で肉で、奥で切ってますね。

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そして、お魚類!! にゃお~~ん。
手前にポレンタ、イワシ、カレイ、切り身と奥の魚はなんと言ったっけぇ・・。

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今回の写真の中で、一番shinkaiの心を掴んだもの、 ああ、美味しそう!と
思ったのが、これ! ね、食欲をそそりません?!

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そして、再び囲炉裏端の写真。 一家団欒の場でもあり、調理の場でもある、
暖かい囲炉裏端。 かっては大変貧しい土地で、でも勤勉で正直で、
営々と生活を築き上げ続けたフリウーリの人々の拠り所なのかも。

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下がっている穴開き鍋は栗を煎るためで、秋から冬の厳しい長い生活のお供ですね。



最後はヴィッラ・マニン・Villa Manin。 ヴェネツィア共和国の最後の総督
ルドヴィーコ・マニンの住まいであった、の広い前庭での食の祭典。
テーブルが並び、皆盛大に飲食している様子を!

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今回の見学のお昼にはこの駐車場横の広場で、ピクニックのお昼らしく、
バス会社が用意してくれていたチーズとハム類、カルチョーフィ・アンティチョーク
のマリネを挟んだパニーノとワイン、デザートのトルタなどを頂きました。

そして私を日本人と見て話しかけてきた初めて会う仲間の一人と、何の話になったと?
なんと彼女は50年前に、日本から養蚕の技術指導に訪れた、それも松本から!
の日本人技術者と働いた事があるのだそう!
日本の囃子歌の掛け声、ヨイショヨイショ、とか、ヨイヨイ、
数字の一、二、三、四、五なぞを、聞かされるとは思いもよらず、
彼女の名前、アンジェラさん、とか、ははは、
日本人は皆、さん(付け)のサント・聖人だと笑いました。

イタリアもかっては養蚕大国で、とりわけヴェネトも、今私の住んでいる隣の町
サン・ジャーコモ・ディ・ヴェーリアには、かっての製糸工場跡が養蚕博物館に
なっていて、そんなこんなの話も出て、そんな事も楽しい一日でした。
     
  
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