・ トレントの古城2つの前奏曲 と、 カステッロ・ディ・アーヴィオ 

先週水曜にグループで出かけて来たトレントの古城2つ、
カステッロ・ディ・アーヴィオ・Castello di Avioと
カステル・ベゼーノ・Castel Beseno.

写真は、サイトから拝借のアーヴィオのお城を遠方から。

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生憎の曇り空で靄のかかったお天気でしたが、何とか雨はのがれ、
千年近い歴史を持つ古城2つの内部と、規模の大きさに満足し戻りました。

写真整理も資料を読むのも済んでおらず、さてどうしようか・・。
が、以前アーヴィオのお城を訪ねた時は、月曜休館で外からのみで、
その時の写真は何枚か、ガルダ湖北の訪問で見て頂いただけでしたし、
 
ガルダ湖 北端 ・ トルボレ、 リーヴァ・デル・ガルダ
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/463416779.html 
  
先日とは打って変わった青空の美しい写真なので、シメシメ、これを!と。
いやぁ、先日来こちらは雨と曇り空が続いており、
青空と太陽さんが恋しく、時間稼ぎにもちょうど良いと、ははは。

という事で、今日はアーヴィオのお城の前奏曲、ならびに麓のサッビオナーラ・
Sabbionaraの村の様子をどうぞ!

このお城に惹かれるのは、如何にも中世の絵に描いたような姿で、
これはヴェローナからボルツァーノに向う鉄道からも、高速からも見え、   
やはり一度は内部も見たかったのでした。



アーヴィオのお城はどこにあるか、地図をどうぞ。 我が町コネリアーノから行くには
ちょうど北周りと南周りの行程があり、

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この日は往きにヴェローナ経由の青の線南回りで、午後にロヴェレートの北西にある
ベセーノの城を見物後、 戻りは北回りのグレイの線で。
     

  
ここから暫くは、以前、はぁ、2007年5月下旬の、ははは、
緑濃い写真をご覧頂きますが、
高速を降り、サッビオナーラの村に向かい、

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お城の手前の駐車場から、見上げる姿。 現存するのは上の城館部分と
主塔で、城壁が取り囲みます。
       
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城の下から見下ろすサッビオナーラの村。
こちらも、如何にも昔からのお城の膝元の村、という感じでしょう?!

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村を囲んでいるのは葡萄畑ですが、いつもご覧頂いている畝の畑とは違い、
この辺り北の一帯は葡萄の枝をパラソルのように広げた棚作りで、
太陽の恵みを最大に取り入れる仕様なのですね。



南、ヴェローナ方面を望んで。
両側から高い険しい山々が迫る狭い谷の中をアディジェ河・Adigeが流れ、
それに沿って道、高速と鉄道線が南北を結びます。

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村の外れの教会。

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再び見上げる城。

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こちらは北に向っての眺め。

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山が迫る谷の括れごとに、かっては見張りの城、要塞があったものと見え、
このアーヴィオの城の城主一族カステルバルコ・Castelbarcoは
この谷一帯に15位も城を持っていたのではないか、とはガイドさんの言葉。



村の中の道は狭く、当時免許取立てのshinkaiはやっと角を曲がりつつ、
急傾斜の道をお城の駐車場まで辿り着いたのでした、ははは。

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5月下旬の暑いほどの陽射しの日で、ラヴェンダーも良い香りを放ち、

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サクランボも美味しく熟れ、勿論ちょっぴり味見をさせて頂きましたっけ!

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これは葡萄の房。 花が咲き終わり、実になりかけの所。

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そして、オリーヴの花。

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というような、初夏の快晴のアーヴィオでしたが、
今回はまだ真っ暗な朝6時に出発で、濃い霧の中のヴェネト平野を行き、

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ヴェローナから北に向うと、漸くに薄日が差し始め・・。

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高速を降りる所で見えたアーヴィオの城。

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城の手前から見えたのよりも、ずっと主塔が高いのが分かりますが、
今回あの上にも上りましたぁ!


村の通りでバスを降り、城まで運んでくれる小型バスに分乗し、
まさに城の入り口まで運んでもらいましたが、傾斜の小路は恐ろしいほどで、
慣れた運転手さんもゆるゆると。
       


お城入り口から見下ろす、サッビオネータの村。

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雲間から射す光の筋。 一日雨の予報でしたので、こんな光でも嬉しい事!

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見上げる上の城館と主塔の先。

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入り口脇の建物、見張りの塔。

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最初は盛んに吠えていたワン君も、鼻先を柵から突き出し、
その後は、庭に寝そべって・・。

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南、ヴェローナ方面。 アディジェ河は蛇行して下り、ヴェローナの街中を流れます。

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一瞬、輝く太陽の光に、まるで違った風景のよう。

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奥の険しい山の黄葉にも陽が射し。

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高速の停滞を恐れ早く出発、早く着き過ぎた我々がガイドさんを待つ間が
ありましたが、
城の中には、こんなフレスコ画が残っていて、これはもう、全然期待して
いなかったので感激!

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という次回の予告編で、



午後訪問したベゼーノのお城の威容はこの通り!

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これは駐車場にあった写真ですが、左下から辿り、右の一番奥までで、 
訪問の価値あり! でしたぁ。

アーヴィオの  お城での昼食の騒ぎを
http://italiashinkai.seesaa.net/archives/20161025-1.html


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