・ トレント ・ クリスマス間近の街をちょっぴり

今日ご覧頂くのは、北イタリアの街トレント・Trento.
北国ドイツの雰囲気も漂う歴史ある街ですが、昨年12月初旬クリスマス市で
賑わう時に出掛けた、冬の大快晴の日、クリスマス・デコレーションも華やかな
街の様子をご覧下さいね。

とはいえ、混雑の人々やクリスマス市の様子はトレントでは撮らずで、
街のデコレーションだけなので、ご自分が散歩するおつもりでどうぞ!

この前夜の ロヴェレートのクリスマス市の様子は
写真は、街の北東に位置する素晴らしい城ブオンコンシーリオ・Buonconsiglioの
見学を済ませ、街の中心にあるドゥオーモに移動する所。

1-697_GF.jpg

このお城の中と、素晴らしい壁画のご案内は、またいつかぁ・・!

ロヴェレートの街、そしてモーツァルト
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/468629128.html       

ロヴェレートからトレントに、そして古城


まだまだお昼には時間があるのですが、先を歩く仲間の影はこんなに長く・・!

2-699_GF.jpg



ほら、星のデコレーション。 夜はさぞ美しいことでしょう!

3-700_GF.jpg



星のデコレーションもですが、奥の角の家の壁、かっては鮮やかなフレスコ画が。

4-1-706_GF.jpg



街の簡単な地図をどうぞ。 左が北。 北東少し高台にブオンコンシーリオ城、
右下に街のドゥオーモ、サン・ヴィジーリオ・S.Vigilio聖堂、
その中間に囲ったのがサン・ピエトロ教会・San Pietro.

4-2-trento.JPG



街の観光バス・トレニーノも走っているのを横目で睨みつつ、
撮っては仲間を追いかけるを繰り返し・・、ははは。

5-705_GF.jpg



一見素晴らしく大きな建物ですが、これ2軒分が寄っていて、でも5階建て!  
オリジナルは中世ですね。 右隣のベランダは木の、いかにもの北の香りが。

6-707_GF.jpg



テラスの間に見えるフレスコ画はこれです、上が日時計で、下にキリストと聖人達。 

7-704_GF.jpg



冬の晴れた日、賑やかに人々が行きかう大通り。

8-708_GF.jpg



地図で見ていただいたサン・ピエトロ教会の前も素通りし、

9-710_GF.jpg



でも、こんなワンちゃんを見ると、立ち止まってしっかりご挨拶をして、ははは。

10-713_GF.jpg



ほら、ワンちゃん達だってご挨拶しているもんね。

11-715_GF.jpg



こんな可愛いデコレーションも見え、

12-717_GF.jpg



ドゥオーモの横にある市の塔。

13-718_GF.jpg



こちらはドゥオーモの一廓をなす司教のお住まいだった、と思う、
カステレット・Castelletto・小さな城の意と呼ばれる部分。 
当時はこの一帯、司教様が領主だったのですね。

14-719_GF.jpg



市の塔の横を抜け、ドゥオーモ前広場に出て来ます。 広い広場中央に
ネプチューンの泉、広場の向こう側を囲む家並み、そして立ちはだかる山々。

15-720_GF.jpg



こんな感じにドゥオーモ。 我々にはトレント公会議、16世紀に20年近くもかかり、
北から押し寄せる宗教改革に対抗する為の公会議が開かれた場所、
として覚えさせられた、はは、聖堂ですね。

16-721_GF.jpg

17-788_GF.jpg

が、今回はクリスマス・デコレーションの街並みに絞りますね。



ネプチューンの泉、1767年から69年にかけての設置だそう。 
今まだ広場に陽が当っているので、皆さんここに居られるのですがぁ・・、

18-722_GF.jpg

19-782_GF.jpg



ほらね、今こちらが陰ってきて、皆さん移動しているでしょう?!
ははは、そうなんですよね、快晴でも北国なので、影になると途端に寒さがね。
ドゥオーモの丸い鐘楼の影もしっかり!
  
20-727_GF.jpg   
  


上の写真に見えた広場からの通りは、こんな感じ。
フレスコ画で装飾された素晴らしい建物がたくさんあったのですが、またのチャンスに。

21-781_GF.jpg



が、広場の右角を占めるフレスコ画装飾で埋められた建物2軒を。
カーゼ・カズッフィ・レッラ・Case Cazuffi-Rellaと呼ばれ、1535年の
オーストリアのフェルディナンド皇帝の訪問の際に、装飾されたものなのだとか。

22-777_GF.jpg

左に見えるタイルの丸屋根は、上の写真の右端に見える教会のもの。



右の全体と、細部。 主題は神話の逸話からなのでしょうか、
当時の人々は、絵を見ると主題を納得していたのでしょうねぇ。

23-780_GF.jpg

24-784_GF.jpg

恐ろしく傾いたベランダ! ははは。



こちらは左側で、上下の模様部分は色があるのですが、人物は最初から白く
描いていたのかどうか・・。 でもこの方が新鮮さを感じませんか?

25-787_GF.jpg



建物の角の部分にこんな鷲の留まった円柱があり、蛇口が見えるので、泉だった?

26-835_GF.jpg



現在の建物の上階がどうなっているのか良く分かりませんが、右の1階の
ポルティコにはバールがあり、冬の陽射しを皆さん、楽しまれて。

27-796_GF.jpg



この鮮やかなチロル帽子の方は、他のグループのガイドさん。目印にも最適ですね。

28-794_GF.jpg



一旦お昼解散になり、我々の仲間はお昼を食べれる場所を探しつつ、
屋台がずらっと並ぶクリスマス市も覗き込みつつ、

街の南側の、城壁外にまで!

29-809_GF.jpg

30-810_GF.jpg

高いですが厚みが薄い古い城壁で、検索しましたら簡単に。
ピアッツァ・デ・フィエラ・Piaza de Fieraの城壁と呼ばれ、13世紀の、
現在街の中心に唯一残る城壁なんだそう。

この広場には屋台市がぎっしりで、大変な人で、何を売っている店なのか、
覗き込むのも大変!



お腹も空いているし、こんなデコレーションも見えるし、いささか焦りつつ、ははは、

31-806_GF.jpg



とにかく大変な人出で賑わい、座れる店がなく、でも漸くにスナック・バールに席を。
まずはビールで乾杯!! で、これはラザーニャ、

32-813_GF.jpg



こちらは野菜の入ったラザーニャ、菜食のジュリアーナとshinkaiに。
見かけは余りパッとしませんが、美味しかった!
ええそう、お腹が減っているから、尚美味しい! ははは。

33-811_GF.jpg



ダイエット中のロレダーナはサラダ。 上のチーズは多分ギリシャのフェタ・チーズと。

34-815_GF.jpg

少し塩辛く、イタリアにはもっと美味しいチーズがいっぱいあるやんかぁ、とshinkai!



トマト・ソースのニョッキ、多分ルイーザね。
寒かったせいか、結構皆、熱いのをたっぷり目ですねぇ!

35-816_GF.jpg



お昼を食べちょっと休憩し、再度広場に集まる頃には、時間はまだ早いものの
午後の陽が傾き、寒さも少し増し・・、

広場の前のこの建物に、お土産のストゥルーデルを買いに。
フレスコ画の装飾が素敵でしょう?!

36-832_GF.jpg



で、もっと素敵だったのは、建物の前庭にこんな焚き火があったのです!
火というのは、本当に暖かいですねぇ!! やれやれ!でしたぁ。

37-833_GF.jpg


       
◆ お店のご紹介を ◆

当ブログからリンクさせて頂いている「パンダ通信
のパンダさんは、イタリア料理教室の先生でもあり、
手作りパスタ工房「あ・まーの」の工房長でもあるのですが、
イタリアにもパスタの研修や、本物の味を求めて何度も通われる研究熱心な方!!

で遂に念願叶い、ご自分の手作りパスタやイタリア料理、
マンマの味を追求したドルチェを提供するお店を先頃から!

38-4817.jpg

39-map.JPG

42-pasta.JPG



すっきりとした店内の様子はこんな感じで、お料理のお値段もとても良心的で驚き。
       
40-4810.jpg

41-4808.jpg

そうなのです、壁に見える見える絵は私のもので、昨秋諏訪での私の個展に
ご主人ともにお出でになり、改装するお店用にとお求め下さったのですね。
お店の改装も、絵に合わせてして下さったという事で、感謝のみです。
お店に行かれたら、見てやって下さいね!


43-ore1.JPG
本物のイタリアの味を日本人の胃にも合う様に研究されているパンダさんのお店、
どうぞ、味わいにお出かけ下さ~い!!
     


最後はサイトから拝借の、雪景色のトレント、ドゥオーモ前広場をどうぞ!

44-727.jpg

クリスマスももうすぐ! 皆さん、楽しみのご予定はもうしっかりですかぁ?!


*****

ブログご訪問、有難うございます!
見たよ! の応援クリックも宜しくお願い致しま~す!


*****

コメントの書き込みについてのお願い。

ブログの記事下に、「コメントを書く」が出ていない時は、
上か右の、記事タイトルをクリックして頂けると
記事の一番下に「コメントを書く」が出ますので、よろしくお願いいたします。
非公開コメントをご希望の場合は、非公開で、と書いて頂くと、  
コメント承認制ですので、保留にし、お返事だけ公開しますので、
それもご了承下さいませ。

この記事へのコメント