・ 標高2000m ドロミーティの山々と、マルモッタ(アルプス・マーモット)

今日はジョヴァンニ・Giovanniに送って貰った写真で、標高2110mにある
ドロミーティの山小屋チッタ・ディ・カルピ・Citta di Carpiからの雄大な眺め、
高山の花、乳牛たち、そしてマルモッタ・アルプスマーモットの可愛い姿を。

s-s-2 Sul sentiero_GF.jpg

私には到底撮れない場所と写真ですし、こんな素晴らしい写真を我がブログに
掲載できるのは、とても嬉しく光栄に思います。
ジョヴァンニに敬意を表し、今日は少し大きな640ピクセルでご覧頂くことに。
Grazie Giovanni!!



まずどの辺りか、地図をどうぞ。 高級避暑地で有名なコルティナ・ダンペッツォ・
Cortina d'Ampezzpの奥にあるミズリーナ湖・Misurina、ここからリフトで上に。
そして1時間歩いて赤点の位置が今回の山小屋。

s-cortina_GF.jpg



こちらに詳細地図を。 ミズリーナ湖からリフトで上がった場所左上に、
Rif.Col de Verda・コル・デ・ヴェルダの山小屋があり、そこからN.120の山道を
1時間、右下に見えるチッタ・ディ・カルピ、この地図では標高2130mに。

s-s-1 Mappa_GF.jpg

ジョヴァンニが書いてくれた説明によると、カディーニ・ディ・ミズリーナ・
Cadini di Musurinaと呼ばれる北に連なる山々の麓に位置するのだそう。
確かに、見える山々の高さは2425m、2557m、2675m ecc ecc!!

という様子で、上の写真は山小屋への小道から。
shinkaiは山小屋と記していますが、イタリアではリフージョ・Rifugio・避難所と。

コルティナ・ダンペッツォの遅い春
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/461526710.html

夏のドロミテ ・ コルティナ、ミズリーナ湖
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/460885260.html

コルティナ・ダンペッツォ ・ Cortina D'Ampezzo
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/460884463.html

トゥレ・チーメ・ディ・ラヴァレード ・ ドロミーティの大景観!!
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/468344876.html
       


さて山道を行くと、放牧中の乳牛たちに出会い、

s-s-3 Incontri_GF.jpg



この黄色い花はボットン・ドーロ・Botton d'oroと説明に。
ジョヴァンニは本当に詳しいのです、花の名にも。

s-s-4 Botton d'oro_GF.jpg



奥に鋭く尖った姿が見えますが、かなりの人々が往き来。
そして皆さんの持っているカメラ・レンズがでかい!!

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山小屋チッタ・ディ・カルピに到着。

s-s-6 Rifugio Citt+á di Carpi_GF.jpg



カディーニ・ディ・ミズリーナの山々。

s-s-8 Cadini di Misurina_GF.jpg



傑作を狙うカメラマン。

s-s-9 Fotografo_GF.jpg



ロドデンドゥリ・Rododendri・石楠花。

s-s-11 Rododendri_GF.jpg



クローダ・デイ・トーニ・Croda dei Toni、
最初の地図の真ん中一番上に、3094m!

s-s-12 Croda dei Toni_GF.jpg



お花でも撮っているのか、しゃがみ込んでいるのを、茶の乳牛が不思議そうに、
ははは、見つめています。

s-s-13 Mucche con fotografo_GF.jpg



カメドゥーリオ・Camedrioと書いてくれましたが、日本語が見つからず・・。

s-s-14 Camedrio_GF.jpg

s-s-15 Camedrio_GF.jpg



ジョヴァンニ達は山小屋に1泊。 サイトで見つけた山小屋チッタ・ディ・カルピ。
この壁には2110mと見えますね。

s-s-IMG_0480.jpg

山小屋のサイトはこちら。
http://www.caicarpi.it/wp/rifugio-citta-di-carpi/
6月20日から9月20日までと、クリスマスから復活祭までの冬季は毎週末にオープン。
      


バール兼食堂

s-sala.jpg



部屋は相部屋で2段ベッド、ベッド数は32.

s-cameretta.jpg



料理の写真も見つかり、カネーデルリ・パンの団子と肉煮込み。

s-s-citta carpi1.jpg


ならば、1泊幾らか、どんな評判かをジョヴァンニに聞くよりも調べた方が早いと、
・・彼は毎日メール・チェックしないのが分っているのでね、ははは

で、サイトで見たコメント類。
・ミズリーナ湖からリフトで上がって、ハイキングでの昼食、カネーデルリ3種、
 ポレンタと焼いたチーズ、酢漬けキャベツの付け合せ、
 ビール小、デザート、以上大変美味しく2人分33,9エウロ、
 値段も手頃でお勧めできます。
・バールに寄ったが大変親密なもてなしで、お勧め!
・14人のグループ、大した事のない夕食、飲めない様な不味いワインが
 カラフ(0,5L)で6エウロ、皆さん、注文しないで!
 朝食は量が少なく、バターとジャムは自家製でなくホテル用のやつ。
 この山の中で、ホテル用??!! 

・・どうやら1泊夕・朝食付きで50エウロだった様子、ははは。
このバターとジャムがホテル用のだった、というのは小さな包んだ奴ですね、
というのは他にもあったので、皆ガッカリしたのでしょう。
食い物にはうるさいイタリア人!
よっしゃ、次回ジョヴァンニに会った時に確かめてみよ!!
    
   

翌朝、暁!

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こちらはクリスタッロ・Cristalloの朝日、標高3221m。

s-s-17 Alba sul Cristallo_GF.jpg



ジョヴァンニたちは早朝に起きだし、マルモッタを撮りに出かけた様子で、
こんなにたくさん撮れたのは始めて、と言ってましたっけ。

アルプスのマルモッタと呼ばれる種で、こちらにサイト。
http://www.parchionline.it/marmotta.htm

見張りがいて、危険が迫ると警笛のように鋭い鳴き声で知らせ、皆一斉に穴の中に!
   
s-s-18 Guardia marmotta_GF.jpg

    

こちらはマンマ。

s-s-19 Mamma marmotta_GF.jpg



チビちゃんが2人、それぞれ近寄って愛撫を。

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s-s-23 Coccole 3_GF.jpg

大体マルモッタの写真は1匹だけ、が普通で、親子連れのは始めて見ましたし、
しかも愛情込めたしぐさで、本当に可愛い!
      
ジョヴァンニが書いてくれた説明やサイトを読むと、
リス科の親戚、標高1500m以上の高所の穴の中に住み、夏用と冬用の穴は
深さなどが違うそうで、

体長は70cmほど、このうち尻尾が20cmというので、胴だけだと50cm位、
体重は5~6kg、平均で15~18年の寿命との事。
 
冬季は6ヶ月間の冬眠、4月~6月が愛の季節で妊娠期間は1ヶ月ちょっと、
2~5匹の赤ちゃんを出産、1ヵ月半の授乳、2ヶ月で独立との事!
雌が親になるのは3歳になってから。

朝、穴から出て食べ陽を浴び、グループと遊び、夕方穴に戻る、
菜食で水は飲まず、水分は植物から摂取、チャンスがあれば昆虫も食べ、
この体重ながら、木も岩登りも得意で素早い・・、



ジョヴァンニがこの写真に付けたタイトルは、好奇心の強い二人。

s-s-24 Marmotte curiose_GF.jpg

はは、逃げずにじっとこちらを見つめていますね。
目の付いている位置からして、彼らの視野はとても広いのだそう。



チビちゃんたちの食事風景。 こういう姿は本当に愛しい!

s-s-25 Piccolo che mangia_GF.jpg

s-s-26 Piccolo_GF.jpg



鼻を時々ヒクッヒクッとさせながら、何かを見ている様子が想像できそうでしょう?

s-s-27 Piccolo di marmotta_GF.jpg



乳牛との共存。

s-s-28 Convivenza_GF.jpg



山々に雲が湧き、

s-s-29 Cadini 2_GF.jpg

s-s-30 Nuvole_GF.jpg



そして帰り道。

s-s-31 Ritorno_GF.jpg


ジョヴァンニのドロミーティの山々、マルモッタ達の写真、如何でしたか?
彼に皆さんからの伝言をお伝えしますので、
どうぞたくさんコメントをお願いいたしま~す!


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