皆さ~ん、この写真をご覧になられ、どこの山かお分かりでしょうか?

はい、世界遺産指定のドロミーティの山々の中でも一番有名な姿、
トゥレ・チーメ・ディ・ラヴァレード・Tre Cime di Lavaredo・
ラヴァレードの3つの頂き. 登山やトレッキングをされる方には、憧れの姿と。
遥かに姿を見た事はあるのですが、到底山登りする根性はないshinkai、はは、
今日はジョヴァンニ・Giovanniに写真を提供して貰いましたので、
素晴らしい姿、美しい写真をじっくりご覧下さいね。
今日はジョヴァンニ・Giovanniに写真を提供して貰いましたので、
素晴らしい姿、美しい写真をじっくりご覧下さいね。
トゥレ・チーメ・ディ・ラヴァレードはどこにあるか、地図をどうぞ。

コルティナ・ダンペッツォから、ちょうど北東に。 見える点線はヴェネトと
トレンティーノ・アルト・アディジェ州の境で、トゥレ・チーメ・ディ・ラヴァレードは
4分の3がヴェネトのアウロンツォ・ディ・カドーレに入り、
後のちょっぴりが北のドッビアーコのコムーネに入るのだそう。
そうなのですね、ドロミーティ山脈は世界遺産に指定されたのですが、
跨る州がヴェネト、トレンティーノ、そしてフリウリと3州に渡る広さで、
その為なかなか管理が難しいのだとか。
跨る州がヴェネト、トレンティーノ、そしてフリウリと3州に渡る広さで、
その為なかなか管理が難しいのだとか。
ま、難しい問題はさて置き、
今日はジョヴァンニの写真で夏に相応しい景観を存分にお楽しみ下さい!!
今日はジョヴァンニの写真で夏に相応しい景観を存分にお楽しみ下さい!!
ドロミーティの写真を送ってくれるというので、では、どこの場所かも書いてね、
と頼みましたら、地図も付け、エクセルを使って写真何番はどこ、と、ははは。
なかなかやるやん!
という事で、つけてくれた行程図をどうぞ。

下に見える白い丸が出発点のリフージョ・アウロンツォ・Rif.Auronzo・避難所、
山小屋アウロンツォ。 ジョヴァンニと友人のピエロは、行程図の矢印とは逆に
左側から回ったのだそう。
出発点の上側に見える山の姿がトゥレ・チーメ、つまり3つの峰のすぐ下に当たる訳で、
全体の姿を見る為にぐるっと回る、という行程。
全体の姿を見る為にぐるっと回る、という行程。
ジョヴァンニの説明によると、この行程に4時間掛かったそうですが、そう難しくはなく、
それにこの景観なので、大変さも忘れたと。
それにこの景観なので、大変さも忘れたと。
リフージョ・アウロンツォの眺め。 はは、ちゃんと分かりやすいように印し付き!

既にこの山小屋の標高が2320m、トゥレ・チーメの一番高い頂きが2999m!
この位置からは頂きが2つに見えますが、そう、コルティーナ・ダンペッツォ、
ミズリーナ湖からもちょうどこんな感じに見えます。
ミズリーナ湖からもちょうどこんな感じに見えます。
夏のドロミテ ・ コルティナ、ミズリーナ湖
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/460885260.html
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/460885260.html
コルティナ・ダンペッツォの遅い春
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/461526710.html
ドロミテからご挨拶 ・ Saluti da Dolomiti
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/460884868.html
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/461526710.html
ドロミテからご挨拶 ・ Saluti da Dolomiti
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/460884868.html
出発点のリフージョ・アウロンツォからの、この大景観!!

ジョヴァンニは今回かなり大きなピクセルで送ってくれ、私もいつものブログよりは
大き目の写真にしたのですが、それでもちょっと残念!
大き目の写真にしたのですが、それでもちょっと残念!
行程図、左回りでちょうど緑の州境辺りのフォルチェッラ・コル・ディ・メッゾ・
Forc.Col.di Mezzo辺りを行く小道。

日本語でなんと呼ぶのか、レーティッシュ・ケシ・Papavero retico.

リフュージョ・ロカテッリ・Rif.Locatelliの遠望と、トッレ・ディ・トブリン・
Torre di Toblin.
Torre di Toblin.

と彼の説明にあり、トブリンの塔というのがどれか分からず調べましたら、
ロカテッリの山小屋は分かりますね、ここで標高2405m、で、山小屋のすぐ左にある山の、
膝辺りに突き出して見える山の様。
ロカテッリの山小屋は分かりますね、ここで標高2405m、で、山小屋のすぐ左にある山の、
膝辺りに突き出して見える山の様。
ロカテッリの山小屋が、行程図の一番上に当たる場所で、このトブリンの塔の2617mに
上る基地の様ですね。
上る基地の様ですね。
クローダ・ロッサ・Croda rossa.

クローダというのは険しい岸壁を示し、赤く見える所からその名が由来する様ですが、
あちこちにあり、多分これは光線の具合から見て、コルティーナの北10kほどにある
標高3146mの物と。
あちこちにあり、多分これは光線の具合から見て、コルティーナの北10kほどにある
標高3146mの物と。
ジェンツィアーナ・Genziana・リンドウ。

山小屋ラング・アルペ・Malga Lang Alpe、標高2283m.

日本語では同じ「山小屋」となると思うのですが、リフージョとマルガと2種類あり、
リフージョは登山の為の避難小屋、
マルガは夏の放牧の為の山小屋が元で、観光用とでも。
リフージョは登山の為の避難小屋、
マルガは夏の放牧の為の山小屋が元で、観光用とでも。
コル・フォルチェッラ・Col Forcellaの小池から見るフォルチェッラ・ラヴァレード・
Forcella Lavaredo. 行程図の左側、中程の位置に。

フォルチェッラというのはフォーク形になった場所を示し、この名もあちこちに。
ジェンツィアネッラ・Genzianella・チャボリンドウ。

先に遠望した、ロカテッリの山小屋に到着。 ドロミーティ一帯は第一次大戦の
激戦地だったのですが、当時この山小屋もオーストリア軍により破壊されたとか。

お待たせいたしましたぁ! トゥレ・チーメ・ディ・ラヴァレードで~す!!

真ん中の一番高いのが、ラ・グランデ、2999m
続いて右(西側)ラ・チーマ・オヴェスト 2973m
左の一番低いエレガントな ラ・チーマ・ピッコラ 2857m
続いて右(西側)ラ・チーマ・オヴェスト 2973m
左の一番低いエレガントな ラ・チーマ・ピッコラ 2857m
残雪がちょっぴりのパノラマもどうぞ! これは、ロカテッリの山小屋からの眺めだそう。

モンテ・パテルノ・Monte Paternoとフォルチェッラ・ラヴァレード。

再びジェンツィアネッラ。

トゥレ・チーメ・ディ・ラヴァレードに近寄りつつ、

トゥレ・チーメ・ディ・ラヴァレードの高い真ん中と西側。

日本名が分かりません、 アルプスのアンドロサーチェ・Androsace alpinaと。

フォルチェッラ・ラヴァレードから遠望する、ロカテッリの山小屋。

リフージョ・ラヴァレード・Rif.Lavaredo 2385m. 行程図の右下に。

トゥレ・チーメ・ディ・ラヴァレードの、一番低いラ・チーマ・ピッコラ。

最後はアルプスのケシ・Papavero alpinoとジェンツィアネッラ。

如何でしたか、トゥレ・チーメ・ディ・ラヴァレードの景観は?!
素晴らしいですねぇ!! Grazie Giovanni!!
素晴らしいですねぇ!! Grazie Giovanni!!
・・う~ん、4時間の歩きねぇ、行けそうな気も・・、うん。
と書いていて、出発点のリフュージョ・アウロンツォまでどう行くのか、
下から歩くのか、それとも車で行けるのか、とジョヴァンニに質問のメールを。
返事が来て、この出発点までは車で、ただし通行料25エウロ程を払い、行けるそう。
普通は行程図の右から回る方法を勧められるそうですが、ジョヴァンニによると、
逆に彼らが取った時計回りの方が、ほんのちょっぴり楽で、
逆に彼らが取った時計回りの方が、ほんのちょっぴり楽で、
眺めはこちらの方がダイナミックと。
必ず登山靴を用い、上着を持参する事、とありました!
行きたい、と思っていると見破られたかな・・? ははは。
彼は私に登山靴を買え、と勧めているのですよ、かなり前からね。
サイトを見ていたら、・・ワンちゃんも行ってるぜ! ははは。

冬の赤富士ならぬ、赤いトゥレ・チーメ。
http://www.dolomitibellunesi.com/2013/05/05/tre-cime-di-lavaredo-27/
http://www.dolomitibellunesi.com/2013/05/05/tre-cime-di-lavaredo-27/

ジョヴァンニはもう一度、別の行程の写真も送ってくれるそうで、お楽しみに!
彼にお伝えしますので、宜しかったらどうぞコメントを書いてあげて下さいね!
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