・ アマルフィの町に、夕暮れが迫る頃

今日ご覧頂くのは、ヴェネツィア、ジェノヴァ、ピサと並び、イタリアのかっての
四大海運国の一つ、アマルフィ・Amalfiの夕暮れ時を。

昨春ナポリからポンペイ、カプリと出かけた時に訪れましたが、3日半の滞在中、
アマルフィを基地に出かけたサレルノ・Salerno、ソッレント・Sorrento、
ポジターノ・Positano、・・はは、まだ丸残りだぁ、と笑いでごまかし・・。
どこも良いお天気に恵まれたのですが、肝心のアマルフィ滞在時がぐずり気味。
それにもめげずたくさん写しており、それが未だ写真未整理、資料未読で
ご案内が遅れ、漸くに重い腰を上げ、ぼちぼち見て頂こうと。

という事で、予告編も兼ねまずは纏めやすい、はは、夕暮れ風景から、どうぞ!
これは、港から西の風景。

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この日の朝カプリからソッレントに渡り、バスで山を越え到着でしたが、
高波の為予定の船が出港せず、なんとか次の大型船に乗れソッレントに到着。
が予定していたバスは既に出た後で、雨。 おまけに次のバスが時刻表通りに来ず、
2時間以上待ったかな、という事で、午後遅めにやっとアマルフィに到着。

で、このバスが恐ろしい程の崖っぷちを突っ走るのですが、薄暗い雨模様とはいえ、
素晴らしい海岸風景が見え、悔しい!
お天気が良く、もすこしゆっくり走ってくれたら、ははは、それはもう最高だったろうと。
     
まぁ、無事になんとかホテルに着き、荷を置き、早速に町の中心に出かけ
ドゥオーモを見物、そして港に。
なんとか雨が上がり、ちょうどうっすらの夕陽が始まる時刻。


カプリ島の海と空と ・ 朝と夕暮れ



世界遺産にも指定されているアマルフィ海岸一帯ですが、海側はどこも
崖がすぐそこにまで迫り、家々が崖にへばり付く様に立ち並びます。

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一旦港の広場から町の中心に行きますが、町の門前のこの道が、
西のポジターノから東のサレルノに抜ける道。
写真では奇跡的に車が写っていませんが、多分信号が赤なのでしょう!

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この狭い、いやアマルフィ海岸を通る道はどこもが狭く曲りくねった、
おまけに傾斜した恐ろしい程の道で、ここを横切るとすぐにドゥオーモ前広場に。
       
この一帯、そして町の地図は次回にご覧頂きますね。



ドゥオーモ前広場の一郭にこの泉があり、上に見える聖人はサンタンドレア。
泉の中に、小さな陶器人形のプレセーピオ、普通はクリスマスに飾りつける
キリスト誕生の逸話再現が設えられているので、皆が見ているのですね。

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広場から山の手に向かって続く緩やかな坂道沿いに、レストランやバールが並び、
我々もこの奥の方の、なぜか2晩同じ店に通い・・。

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この辺りでメニューを眺めていると、客引きの若いお兄ちゃんが中にどうぞ、と。
友人と、ここはやめとこうと決めると、すっと気配を察して、
シー・ユー・トゥモロウ!とあっさり。

英語だぜ! 凄いねぇ!と世間知らずの大和撫子2人は、ははは、カプリにしろ、
世界遺産指定のこの周辺の町々での英語流通にいささかあっけに取られ・・。



狭い崖地に造られた町なので、こんな狭い石段が、上の道とを連絡し、

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タバッキの店の壁に描かれた十字。
かってのアマルフィ海洋共和国・Repubblica marinara di Amalfiの紋であり、
他の3つの海洋国のシンボルと共に現在もイタリア海軍の旗に使われている十字。

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アマルフィの特産品は、リモンチェッロ、手漉き紙、そして陶器。
こんな風にいっぱいに飾り付けたお店も。

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広場から見るアマルフィのドゥオーモ。 正面に大きな高い石段があり、
上に白と黒の大理石の柄、そして一番上には金モザイク画で、
アーチの下の格子柄もアラブ風。

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正面扉の上にも聖アンドレアの像が見えますが、左側にはちょっと変わった装飾の
鐘楼もあり、ドゥオーモの様子はまた別にご案内致しますね。



もう一度港の広場に戻り、夕暮れ、灯りの灯り始めた風景をどうぞ。
あんな高い所に教会がある、家がある、と灯りが灯ると、道の様子も良く分かり。

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遠くの高台に見える教会。

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アマルフィの町外れ、崖の上のこの高級ホテルサンタ・カテリーナは、元修道院だったと。
私のイタリア語先生のアンナリーザが、子供の頃祖父母と一緒に泊まった事があるそうで、
海辺まで直接に行けるエレベーターが付いていたと!

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こちらは町の西側の一郭で、一番上に小教会。 あそこはいつも開いているのか、
と訪ねると、何かの折には開くけど、いつもは閉まっているとの事。

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この海に臨んだ家の固まりの風景を、リンクして頂いているブログ「風色明媚」の
日本画家の二木さんが描かれており、

その絵が映画「アマルフィ 女神の報酬」に出演し、その顛末をこちらに。
http://blog.goo.ne.jp/futa2560/e/9efbb100db88f1eecd655335ab0112b2
       
私がアマルフィに行く、とブログに書きましたら、懐かしいアマルフィの写真が
見れると喜んで下さったのですが、バタバタした1年でこんなに遅くなりました。
肝心の土地でお天気に余り恵まれなかったせいもあり、閉っていると聞いた
教会前にまで行くのも億劫となり横着を。
今こうして眺めていると、もっと歩きまわらなかったのが残念。



港前に広がる公園にある像。 あれは誰?と訊ねましたら、羅針盤を発明した、
というより完成させたという方が言葉が正しいかも、の
フラヴィオ・ジョイア・Flavio Gioiaという13世紀のアマルフィ出身の男性像。

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海洋国として発展を遂げたこの町に如何にも相応しい人物で、
昼間の写真で、また見て頂きますね。



広場の外れ、町の門に近い場所にあるバール。 ちょっと良い雰囲気でしたよ。

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通りにはやはりスーヴェニール店が多く、

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町の東を望み。 空の色が一番美しく出る刻。

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一番右端のあの突き出した先に、かっての海賊船見張り要塞の残りがありますが、
道筋は美しい眺めが途切れることなく、サレルノまで!

サレルノまでのバス路線の素晴らしい眺めはまたご覧頂く予定ですが、
この一帯、突き出す岬ごとにこんな要塞の塔が残っていて、これ全て、
イスラム圏からの海賊船に対してなのですね。 要塞ごとのガイドブックも
見つけて来ましたから、何か面白い話でも見つかる事をお楽しみに。
          
 
         
岬の一番先には、かって劇作家のイプセンが泊まり、ワーグナーも
泊まったというホテルがあり、 ワーグナーはここからラヴェッロに行き、
かの「パルシファル」のインスピレーションを受けたのだそう。

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n.1 ラヴェッロには、ワーグナーの旋律が良く似合う
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/464232541.html

n.2 ラヴェッロには、ワーグナーの旋律が良く似合う
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/464232691.html



さて、美味しい魚介の夕御飯も食べ、とっぷり暮れた海辺の道を宿に。
浜辺に突き出す散歩道にはレストランやバールの椅子が並び、
まだ肌寒い早春の夜を楽しむ観光客も。

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という、アマルフィご案内の幕開け、夕暮れの風景でした。

アマルフィ沿岸の町々のご案内が上手く纏まるよう、願ってやって下さいませませ。
日暮れて道遠し、の感多く、の毎日で~す!


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