・ n.1 ボーマルツォの怪物公園 

ボーマルツォの怪物公園・Parco dei Mostriのご案内、今日はn.1です。 
ご気楽にご覧下さいね。

ここにはエトルスコとその周辺を巡る旅の最初に寄りました。
公園にある、例の大きな口を開けた怪物の像の写真は余りにも有名ですが、
こういうのには興味がない私めは旅行のパンフレットを見て行く気になれず、
他の内容も見なかった程なのです。が、

と言いつつ、ははは、いざ行きますと写真をたくさん撮り、はぁ、目の前に見ると、
ついブログに載せる事を考え・・、ならば自分の好みに合う無しは別として、
無理にでも見て頂かずばなるまいぞ! という事でして、ははは。
まぁ、今時のテーマ博同様にお考えになり、気楽にお楽しみ下さいませませ。

写真は、太陽の高速道路でアッペンニーノ山脈を越え、アレッツォ近くの
アウト・グリルでお昼を済ませ、も少し南下、アッティリアーノ・Attigliano
で高速を降りた所。

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目的地のボーマルツォ・Bomarzo、今回の旅の基地とも言えるヴィテルボ・
Viterbo等の名も見えますが、 右の1番上のジョーヴェ・Gioveというのが、



高速を降りつつ東の山の上に見えるこの町、海抜292m 人口2000人弱 
と分かりましたが、どこかそそられますねぇ!

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次回までに何か分かりますかどうか、お楽しみに。

       

地図をどうぞ。 右端中程に高速を降りたアッティリアーノがあり、
ジョーヴェの町はも少し南に。 で、この2つの町はウンブリア州で、
地図の中の点線のボーマルツォから西はラツィオ州、という訳で、この辺りが州境。
   
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ボーマルツォからヴィテルボ迄約20k程。西にトゥスカーニア・Tuscaniaが見え、
南にヴィーコ湖・Lago di Vico.
湖の東にファルネーゼ家の邸宅のあるカプラローラ・Caprarolaで、
先回ご覧頂いたお昼を食べた土地物産展もこの近くに。



高速を降りてすぐに山道に差し掛かり、こんな農家跡も見え、

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これはローマまで行くテーヴェレ川、 まだ河ではありませんよね、川でしょ?!
魚釣りの3人が見えますが・・。

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この山道がまた険しい坂道のカーヴ続き。 あっちにこっちに揺られながら、
それでもこんな小さな村を見ると、撮らずにおれない哀しい性、ははは。
この村はムニャーノ・Mugnanoというそう。

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そしてこんな集落の裏を通りぬけ、ボーマルツォに到着と知ると、
・・怪物公園なんかよりも、こっちの村に行きたいよぉ!

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バスは無情にも町の裏の谷をぐっと下り、こんな石が転がっているのも見え・・、

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駐車場からは集落は木の陰になり上手く見えず・・。 3日間ご一緒する
ガイドさんに迎えられ、後ろ髪を引かれる思いで、はは、怪物公園の門をくぐります。
      
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ガイドさんの説明により、
ボーマルツォのあの館はオルシーニ家の物だったと知り、この公園も16世紀に
ボーマルツォの領主であったピエールフランチェスコ2世・オルシーニ・
Pierfrancesco II Orsini、通称ヴィチーノ・オルシーニ・Vicino
なる人物が造った事も。

ヴィチーノ・オルシーニは、ここボーマルツォの館に軍隊生活から引退後引き籠り、
妻ジューリア・ファルネーゼ・Giulia Farneseの死後、
「単に心の憂さを晴らすため・・」にこの公園作りに着手した様子。

ジューリア・ファルネーゼなる女性、同名にかの教皇皇アレッサンドロ6世(ボルジャ)
の愛人であり、パオロ3世アレッサンドロ(ファルネーゼ)の妹なる人がおりますが、
同名異人。
が、このヴィチーノと後に教皇となるアレッサンドロの枢機卿時代に
知りあっている筈で、婚縁にも繋がり親しかった様子。
      


公園の門を潜ると、最初に出会うのがこのスフィンクス像。
左右1対ありますが、こちらは右の顔の良い方、はは。

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像の下に「世界の不思議を求めて彷徨われる方・・」なんぞという
警句じみた言葉が刻み込まれていますが、この手の物苦手で、軽く無視。

これからご覧頂くたくさんの様々な像、怪物風動物も、神話からの人物像もあり、
様々な学者達がその神秘を探ろうと、意味付けに挑んだようですが、
結局は体系だった物には至らなかったようで・・、
       
とどまる所、様々な意味づけはあるものの、人の目をひく、驚かす、
という意図が大きかったのだろうと。
   
という事ですので、皆さまも難しくお取りにならず、お気楽に400年前の
怪奇な像の並ぶ劇場じみた公園をお楽しみ下さいませ。



こちらは古の神殿が崩れた風に、わざと倒した形に造られた物。
と、説明中のガイドさん。

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写真を見やすいように回すと、こうなります。 神殿のタンパン部を模した物。

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ヘラクルスとカークス。
ギリシャ神話の逸話で、牛を盗みヘラクレスに殺されるカークス、ですと。

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手前の人物から像の大きさがご想像出来ると思いますが、
う~ん、手前のカークス像、背中に見えません?



でも、ちゃんとこうして手前に顔があるのです!

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なんぞとイチャモンばかりつけておりますが、はは、自分の絵が上手くいかない
腹いせをしているのでは断じてありませんが、きゃはは、
時に大きさから来る可笑しさも大いにある、この公園の像達で~す。



ペガサス像。 とにかく大きいのが行程の上り下がりに配置され、
歩くのに余り熱心になれない仲間がかなりおりましたです、ははは。

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大きな大きな亀さん。 甲羅の上には乙女が乗り、笛を吹き・・。

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これはもう、皆が笑いましたね。 三美神なのでしょうけどぉお、
おみ脚の長さがねぇ~、ははは。

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蟹が付いた大きな泉水盤。 

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女神の祠かな、と、大きな顔。 

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彫り込まれたのもあり、いや、はめ込みかな。

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こちらが有名な傾斜した家。 外から見るとこんな感じで、2階に入れます。

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基礎部のこの傾斜ぶりをどうぞ。 

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こうして家脇の石段を上り2階部に入りますが、中の印象が圧巻でした。

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家の床が傾斜するとこんなにも気分が悪い物か、という・・。
傾斜の角度は滑るほどではないのですが、方向感覚も何もかも一時に
忘れそうな気分悪さ! 肉体的に本当に気分が悪かった!



海の神ネプチューン。 

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象がいて、奥にはドラゴンもいて・・、 

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籠がのせられた運搬役の象君の、飾り付けられたお尻。 

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ドラゴンと戦うライオン、ですって。 ワンちゃんかと思った・・。

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女神像かな、正面からも撮ったのですが、はは、膝を開いておられましてぇ・・。

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という所で、今回はお終いで、n.2の続きをお楽しみに!


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