今日のご案内は、ご覧の様にブルキエッロ・Burchielloと呼ぶ船に乗り、
ヴェネツィアからブレンタ川を溯り、水路の両脇に点在する
かってのヴェネツィア貴族のヴィッラ・別荘を見物するというもの。
ヴェネツィアからブレンタ川を溯り、水路の両脇に点在する
かってのヴェネツィア貴族のヴィッラ・別荘を見物するというもの。

6月初旬友人が来た折にかねてよりの念願かない参加しましたので、
今日明日とブルキエッロでの遊覧をご覧下さいね。
今日明日とブルキエッロでの遊覧をご覧下さいね。
途中の大変眺めの良いミーラ・Miraからドーロ・Dolo辺りは、道がすぐ水路脇を
通るので、居並ぶヴィッラも眺められますし、
5月にパオロが車であちこちの別荘を見に車で回ってくれた際に、
現在のブルキエッロの一応の終点ストゥラ・Straにある、
素晴らしい植木の迷路をもつヴィッラ・ピサーニ・Villa Pisaniをゆっくりと観覧し、
通るので、居並ぶヴィッラも眺められますし、
5月にパオロが車であちこちの別荘を見に車で回ってくれた際に、
現在のブルキエッロの一応の終点ストゥラ・Straにある、
素晴らしい植木の迷路をもつヴィッラ・ピサーニ・Villa Pisaniをゆっくりと観覧し、
こちらで既にご案内を。
美味しく食べる・・より良く生きるために
今回大変残念だったのは、生憎のお天気で小雨がぱらついていたのが、
お昼を食べる頃から本格的な降りとなり、おまけにミーラだったと思うのですが、
水門が故障で通れず代替えのバス運行となり、
一番肝心の良い眺めを船から眺められなかった事。
お昼を食べる頃から本格的な降りとなり、おまけにミーラだったと思うのですが、
水門が故障で通れず代替えのバス運行となり、
一番肝心の良い眺めを船から眺められなかった事。
とはいえ、ヴェネツィアから西、パドヴァ側の本土に船で渡り、かっての大通商路で
あった水路をゆるゆると、緑滴る水路の眺めは、大変に素晴らしかった!
あった水路をゆるゆると、緑滴る水路の眺めは、大変に素晴らしかった!
という事で、ブルキエッロからの眺めをたっぷりと、
写真が絞り切れずに多くなりましたが、どうぞお楽しみ下さい!
写真が絞り切れずに多くなりましたが、どうぞお楽しみ下さい!
朝の9時にヴェネツィアのスキアヴォーニ河岸、アントニオ・ヴィヴァルディに
所縁のあるデッラ・ピエタ教会前の船着き場で待っていますと、
こんな洒落た船が寄って来まして、
所縁のあるデッラ・ピエタ教会前の船着き場で待っていますと、
こんな洒落た船が寄って来まして、

内部はこんな風で、余り客もおらず、20人足らずだったと、ゆったりと。

上の席に上がると、こんな風にデッラ・ピエタ教会が見え、

この時の我らの宿は、教会の右の小路を奥に入った所、ピエタ教会が運営の
宿でしたので、大変便利でした。
住んでいるのがヴェネツィアから1時間の町とはいえ、朝の9時にここに来るには
かなり早起きしませんとね。
そうそう、あの宿のご案内もまだだったと宿題を思い出しました。
宿でしたので、大変便利でした。
住んでいるのがヴェネツィアから1時間の町とはいえ、朝の9時にここに来るには
かなり早起きしませんとね。
そうそう、あの宿のご案内もまだだったと宿題を思い出しました。
男性ソプラノ歌手による、・ ピエタ教会のコンサート
http://italiashinkaishi.seesaa.net/archives/20110611-1.html
http://italiashinkaishi.seesaa.net/archives/20110611-1.html
ヴェネツィア ・ センサのお祭りの日
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/463741436.html
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/463741436.html
サン・マルコの鐘楼、そしてドゥカーレ宮はこういう角度。

対岸サン・ジョルジョ・San Giorgioの教会と鐘楼。

サンタ・マリーア・デッラ・サルーテ聖堂・S.M della Salute.

こちらはガイドのパオラ。 この時はイタリア語でのガイドしたが、
フランス人観光客とはフランス語で、アメリカ人とは英語で喋っておりました。
世の中には、こういう人が結構おられるのですよねぇ!
フランス人観光客とはフランス語で、アメリカ人とは英語で喋っておりました。
世の中には、こういう人が結構おられるのですよねぇ!

さて、ゆっくりと船着き場を離れ、こうしてサン・マルコの前を通りぬけ、

観光客も傘をさしているのが見えますが、

デッラ・サルーテ・聖堂の先、ドガーナの前をジュウデッカ・Giudecca運河の
方に入り込み・・、
方に入り込み・・、

この夏何度もCMを見たジェラートのメーカー、♪サン、サン、サン、モンターナ♪
の運搬船が行きます。
の運搬船が行きます。
ドガーナ・Doganaの上の風見の女神の角度が、珍しくちょうどこちら向きで、
皆さんにも、アップでどうぞ!

この辺りで振り返ると、サン・ジョルジョが真正面に。 お天気が残念。

こうして、デッラ・サルーテ聖堂の後ろ側を通り、

ジェズアーティ(イエズス)教会・Gesuatiが右に見え、

デッラ・サルーテ聖堂のティツィアーノの祭壇画は有名ですが、
ジェズアーティ教会のティエポロ・G.Tiepoloの天井画と祭壇右にある
作品も素晴らしい物。
ジェズアーティ教会のティエポロ・G.Tiepoloの天井画と祭壇右にある
作品も素晴らしい物。
進行方向に向かい運河の左にはジュウデッカ島が続きますが、
既にこの位置からだと、夏のレデントーレのお祭りにデッラ・サルーテ聖堂裏から
架かる長い平橋で有名な、レデントーレ教会・Redentoreも通り過ぎ。

右手のザッテレ河岸・Zattere、サン・トゥロヴァーゾ教会・S.Trovasoと鐘楼。
そして橋に隠れ手前に見える古い平屋が、現在残る数少ないゴンドラ製造所・
Squeroの一つ。

ザッテレ河岸は文字通りザッテレ・筏の意味で、かってはヴェネトの奥で刈った木を
筏に組み川を流し、ここまで運んできた事に由来しますが、
このゴンドラ製作、修理所についても興味深い事を知りましたので、
また改めてご案内致しますね。
筏に組み川を流し、ここまで運んできた事に由来しますが、
このゴンドラ製作、修理所についても興味深い事を知りましたので、
また改めてご案内致しますね。
ザッテレ河岸は長く1kほどもあり、幅広く、陽の光を浴びながらの冬から春、
そして秋の散歩が心地良い場所。
そして秋の散歩が心地良い場所。

今回はこのお天気で、色が少し寂しいですが、このピンクと水色の地に金文字の
ADRIATICA・船の運航会社かな、が光るのを見るのは、なかなか楽しい物。
すぐ近くに16世紀からの元病院インクラービレ・Incrabileがあり、
長い修復を経て現在はヴェネツィアの美術アッカデミーとして展示会場に
充てられているとの事ですが、
このインクラービレ・不治の病という言葉から、ずっと肺病患者の姿を思い浮かべて
いたのですが、今回なんとなしに調べ、
なんと17世紀当時に不治の病という言葉が指すのは、梅毒だった事を知りました。
ヴェネツィアの様に洋の東西が交流する港町では、幾ら外国人との接触を禁じても、
多かったのかも!ですねぇ。
長い修復を経て現在はヴェネツィアの美術アッカデミーとして展示会場に
充てられているとの事ですが、
このインクラービレ・不治の病という言葉から、ずっと肺病患者の姿を思い浮かべて
いたのですが、今回なんとなしに調べ、
なんと17世紀当時に不治の病という言葉が指すのは、梅毒だった事を知りました。
ヴェネツィアの様に洋の東西が交流する港町では、幾ら外国人との接触を禁じても、
多かったのかも!ですねぇ。
左手の、ムリーノ・ストゥッキ改装の大ヒルトン・ホテル、

その先は、ジュウデッカ島の最後の部分とを繋ぐ橋があり、
ええ、ジュウデッカ島と一口に言ってますが、8つの小さな島が繋がっているそうで。
ええ、ジュウデッカ島と一口に言ってますが、8つの小さな島が繋がっているそうで。

こうしてヴェネツィア本島から離れ、

西に向かい、フジーナ運河・Canale di Fusinaと呼ばれる部分を進みます。

右手に大型クルーズ船の発着場辺りも見え、左手に低く細く、本土への橋が
延びているのですが、写真で見えるかな?
延びているのですが、写真で見えるかな?
ええ、運河というか、干潟の中の深い部分を辿ります。
見える杭がその航路を示し、本島を外れると、かなりジグザグの航行に。
見える杭がその航路を示し、本島を外れると、かなりジグザグの航行に。
杭の上から何かを狙うカモメ君がいたり、

こんな風に、我々の船の後をたくさんのカモメたちが飛び交ったり、
・・漁船じゃないんだってばぁ!

こんな近くまで飛んでくるのですよ。 陸で歩くのを見るとよちよちですが、
飛ぶ姿を見ると、きれいに脚を揃えていますねぇ!
飛ぶ姿を見ると、きれいに脚を揃えていますねぇ!

マルコ・ポーロ空港への着陸態勢に入った飛行機、
アリタリアの飛行機って、こんなに長かったっけ?!
アリタリアの飛行機って、こんなに長かったっけ?!

こうしてヴェネツィア本島から、西の本土側フジーナに到着。

ここにはヴァポレットの船着き場があり、そうか、ここからもヴェネツィアに
渡って行くのよね、と当たり前の事ながら、ちょっと目から鱗の感。
職場に学校に、日常的に往き来の人々の利用が多い事でしょう。
ここからがブレンタ川の水路を行く航路の始まり。

地図をどうぞ。
ヴェネツィア本土の赤点をつけた辺りから出発し、南に細長く続くジュウデッカ島
との間を抜け、南西のFusina・フジーナまで来た所。
ヴェネツィア本土の赤点をつけた辺りから出発し、南に細長く続くジュウデッカ島
との間を抜け、南西のFusina・フジーナまで来た所。

ここから水路を辿り、まずVilla Foscari - Malcontenta・
ヴィッラ・フォスカリ・マルコンテンタを見物、
ヴィッラ・フォスカリ・マルコンテンタを見物、
その前に水路に印のあるのが水門の位置で、ヴィッラ・フォスカリに行く前に通過。
で、お昼を食べ、降り出した雨の中、次に見たのがVilla Widmann・
ヴィッラ・ウィッドマンだったと思うのですがぁ、
ここも写真を撮らせませんし、サイトでも上手く見つけられず・・。
ヴィッラ・ウィッドマンだったと思うのですがぁ、
ここも写真を撮らせませんし、サイトでも上手く見つけられず・・。
お昼に少し飲んだワインのせいもあったのか、はたまた大嫌いな雨の日の行動
という事もあり、この日の私めの記憶はお昼ご飯で止まっております、はい。
この記事を書く為に、別のブレンタ運行船のサイトを見ていて、
普通はヴェネツィア~ストゥラ間の運行が、朝パドヴァの古い船着き場を出発、
見物しながら夕方ヴェネツィア着というコース、
普通はヴェネツィア~ストゥラ間の運行が、朝パドヴァの古い船着き場を出発、
見物しながら夕方ヴェネツィア着というコース、
又はヴィッラ・フォスカリ前で集合しパドヴァまで、というコースもあるのを発見。
http://www.burchiello.org/it/burchiellidelbrenta.htm#
http://www.burchiello.org/it/burchiellidelbrenta.htm#
元々パドヴァ・ヴェネツィア間の、人間と物流交流の為に開かれ利用されてきた
水路運河なのですから、パドヴァまで行くのが伝統に従ってという訳で・・、
よっしゃ、次は良い季節に、再度の長旅挑戦を!
水路運河なのですから、パドヴァまで行くのが伝統に従ってという訳で・・、
よっしゃ、次は良い季節に、再度の長旅挑戦を!
例の如く変な結末の展開になり、すんまへん、フジーナからストゥラ迄は27,4k程、
ブレンタ川の自然の小さな枝分かれした流れで、大きな流れの方は、
何世紀間にも渡る治水工事で運河が造られ、キオッジャの南で直接に
アドリア海に注ぎこむ様に。
この治水工事の為に、ヴェネツィア共和国は何度かこの種の技師、専門家の
レオナルド・ダ・ヴィンチに意見を求めた、という記述に出会い、
ポー河の干拓地の水門で出会った「ヴィンチ式水門」という言葉も思い出し。
レオナルド・ダ・ヴィンチに意見を求めた、という記述に出会い、
ポー河の干拓地の水門で出会った「ヴィンチ式水門」という言葉も思い出し。
デルタ・デル・ポー ・ ポー河が海に出会う所
ゆっくりと水路の中を進み始め、船の修理工場があったりもし、

じきにこんな長閑な水路となり、停泊するボートが並ぶ様に。

これは青鷺? かなり大きく、

そして、最初のモランザーニの水門・conca di Moranzaniが見えて来ます。

という所で、また明日の続きに。 よろしくお願いいたしま~す!
昔むかし子供の頃紙芝居を見に行くと、続きはまた明日ね、という言葉が
お決まりでしたが、
あの紙芝居の小父ちゃんの売っていたお煎餅、何かを塗って、ぺチャッと2枚
ひっ付けてくれるお煎餅、一度食べたかったのに、うちのお母ちゃんはお金を・・、
お決まりでしたが、
あの紙芝居の小父ちゃんの売っていたお煎餅、何かを塗って、ぺチャッと2枚
ひっ付けてくれるお煎餅、一度食べたかったのに、うちのお母ちゃんはお金を・・、
・・何で、ブレンタの船遊びから、紙芝居の恨みのお煎餅に繋がるんだろ?!
◆*◆
先回、ウィキペディア・イタリア語版が消えた事を書きましたが、
幸い、昨夕からまた見れるようになりました、バンザ~イ!!
まだ正式に決まった訳ではないようですが、3日間消えた事で、改めて
その存在の大きさをアピールした結果となった様子。
いつも無料で使わせて貰っているので、次回のチャンスには、少しでも献金を、
と思った事でした。
お騒がせ致しましたが、ホッとしています、 有難うございました!
*****
幸い、昨夕からまた見れるようになりました、バンザ~イ!!
まだ正式に決まった訳ではないようですが、3日間消えた事で、改めて
その存在の大きさをアピールした結果となった様子。
いつも無料で使わせて貰っているので、次回のチャンスには、少しでも献金を、
と思った事でした。
お騒がせ致しましたが、ホッとしています、 有難うございました!
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コメント承認制ですので、保留にし、お返事だけ公開しますので、
それもご了承下さいませ。
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