・ ドーロの骨董市 ・ リヴィエーラ・デル・ブレンタの町で

4日間出かけて来た義理の長男の家ですが、近くのあちらこちらに出かけ、
予定していたパドヴァにもヴィチェンツァには行かなかった代わりに、
逆に思いがけない町に行け、充分に楽しんで戻りました。

で、今日はその中の一つの町、ドーロ・Dolo のご案内です。

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ちょうど夏日の始まりかという程のお天気と暑さになり、あちこちの市で
夏物衣料を買い込んだり、山盛りジェラートを食べたり!
ドーロの町では骨董市が開かれていて、大変な賑わいでしたが、

写真は、町の教会(サン・ロッコ?)の鐘楼と、ブレンタ川の流れ。



ドーロはどこにあるか、地図をどうぞ。
緑の太い線は高速で、右にメストゥレ・Mestre(ヴェネツィア本土)
左にDOVAで切れているのが、パドヴァ。

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今回行った長男の家は、真ん中下に見えるカンポノガーラ・Camponogaraにあり、
我がコネリアーノからはヴェネツィアで高速、接続を降り、ラヴェンナ方面に向かう
悪名高いロメア街道を少し下り右折し、1時間程で到着で、
ドーロはカンポノガーラからは、わずか6,5Kの距離に。



町はブレンタ川に沿って細長く続き、上の写真の教会が町のほぼ真ん中に位置し、
そのすぐ前から川越しに、南にこのお屋敷が見え、道路標識の距離が見えます、
ちゃんと写そうと思いつつ移動してしまい・・、このままに!

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ドーロの町は、リヴィエーラ・デル・ブレンタ・Riviera del Brentaと呼ばれる
ブレンタ川沿いのこの辺りの町、パドヴァ寄りのストゥラ・Straから
ヴェネツィア湾に注ぐフジーナ・Fusina迄のいわば中心に。

ブレンタ川は北のトレント辺りに源を発し、バッサーノ・デル・グラッパから
ヴェネトに入り、フジーナでヴェネツィア湾に注ぐ訳ですが、

このパドヴァ・ヴェネツィア間にはヴェネツィア貴族の別荘があちこちにあり、
その見物も含めての船下り(船上り)を楽しむブルキエッロ・Burchielloの
ツァーも有名ですが、

ヴェネツィア共和国の下に入る以前からも、この川を通っての運搬は知られており、
つまり風光明媚と共に、有益な事で有名な川沿いの町なのですね。
       


風光明媚な川沿い、というと素敵な響きで、確かに美しいのですが、
ご覧の様にドーロのこの部分でもこんなカーヴが続き道幅も狭いので、
朝夕の車の混雑は大変なんだそう。

が、日曜のこの日、川の南側では月一の骨董市が開催され、
快晴のお天気、閃く旗の下に大勢の人々!

見える四角な川沿いの建物は、スクエーロ・squeroと呼ばれる船のドック。
余りの快晴で紫外線が強く暗くなり、ご容赦を。

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一応向こう岸の並び順で見て頂き、

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最後に見えるモリーノ・デマニアーレ・MOLINO DEMANIALEと書かれたのは
かっての水車小屋で、現在はカフェとエノテカ。 後ほど中もご案内致しますね。



教会の屋根の瓦の色違い、分かりますか?
修復で追加した新しい瓦の赤色で、模様が描かれていて、

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ゆったりと流れるブレンタ川、既に夏の気配。
いつもながら、水のある風景には大いに心が寛ぎます。

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暑くて暑くて、長~~い舌を出していたワン君がやっと、川水を飲ませて貰い。

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道と川岸の差を利用した倉庫でしょうか。

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ベランダに翻るインテルの旗。 何せこの前夜にチャンピオンになったばかり!

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向こう岸に渡る橋の中間にこの水車小屋、モリーノ・デマニアーレがあり、
小屋というより、1551年にヴェネツィア共和国の造った、
かっては16もの水車が回っていたという由緒あるもの。

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ブレンタ川のこの位置がちょうど深く急流なのを利用したもので、
ヴェネツィアからこの一帯の人口増加に伴う小麦粉の需要に添って稼働を続け、
セレニッシマの崩壊後も技術革新を加えつつ、最後の粉ひき職人が
1989年に引退するまで、残った一つの水車で仕事が続いたそう。

後1996年に現在のカフェ、エノテカ、リストランテとなり、この姿を保っていて。
サイトでは、かっての姿が見れます。
http://www.molinidolo.com/index.php?id=1



という所で「骨董市」ですが、骨董というよりは、古物市と呼んだ方が正解かも!
とはいえ、ちょっとご覧にいれますね。

イタリア軍のヘルメット、第1次大戦のかな

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帯状の物はピストル入れで、上に見える輪の付いたのは、壁に打ち込む家畜繋ぎ

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銅製品

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大きなはさみ、やっとこ類。左に見えるのは、かってのスケートですが、怖い刃。

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木製の物は、これ全て鉋。
 
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川の向こう岸を、クラクションを鳴らしながら、クラシック・カーの一隊が
走りぬけて行きます。

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かなりの数があったのですが、木や旗や人々で、なんとかクラッシックカーと
分かるのは、この2枚のみ。



そしてイタリアの日曜に付きものの、自転車で行くグループ。

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ごった返す中を通り抜け、裏道を通り戻る途中で見た車のリアウインドウで、
睨みを利かすデブ猫ちゃん。

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裏道の隙間から見える、市の様子、川向こうの教会と鐘楼と。

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そして、水車小屋のある橋の眺め。 真ん中左が水車小屋。

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ちょうど橋の真ん中にあった錆さびの古自転車、ハンドルの握りが木製。

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かっての水車小屋、現在のヴィンカフェ・Vincaffe`、ワインとカフェね。
20年ほど前までは現役の水車だったので、今も博物館式に色々な仕掛けが残され、

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すり減った床、木の階段、梁の天井、なかなかの趣。



そしてエノテカと名乗るだけあって、かなりのワイン瓶も。

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店の中はかなりの賑わいで。

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細長い建物を通り抜け、奥の部分には、道との連絡通路があり、

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水音が響き風が吹き抜け、唯一残った水車は回り続け。



ドアに張られた1964年の店の開店時間の取り決めやら、すり減った床の木目の
素晴らしさを眺めつつ、夏の先取り休暇だなぁ、という気分で、アぺリティーヴォを!

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白い花越しに回る水車、

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記念撮影中のカップルの男性。
  
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美味しいアぺリティーヴォを楽しみ、お昼を食べに家に戻ったという様子でした。



で突然に猫ちゃんの登場ですが、これはジボ・Giboという名の長男の家の猫。

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暫く前から猫がいるのは聞いていたのですが、今回初対面して驚き、
というのもこのジボ、私のかってのケン君にそっくりなのです!
体の柄は少し違うのですが、なんとまぁ、鼻のホクロぽっちりで。

4人のうち、ケンのみがイタリアに来れなかったのですが・・。
ジボは夜、私のベッドに来てゴロゴロとのけぞり、何年振りかに猫殺しshinkaiの
本領を発揮でき、・・ああ、とても幸せでしたぁ!!

***

わずか4日間でしたが、猫あり、PCなしの脱日常の毎日、テレヴィも眺め早寝の毎日、
そのくせ起きるのは遅く、食事の支度無しで、なんとなしに家が恋しくなった貧乏性!
2年半洗った事のない車も洗いに行き、ははは、最新の様々な家の設備類にも驚き、
昨夕戻り、再びPCの前に。

時に出かけ、新しい場所を知るのも嬉し、そして家に戻るのもまた嬉し。
   
よっしゃ、あと3週間経ったら、また出かけるぞぅ!

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