・ ヴェネトの春、 スコミーゴ村の春 

今朝は昨日までの雨と曇り空が一転しての大快晴!
写真コースの講習日で、5月中頃にある講習終了展示に出品予定の写真9枚を
キーに入れて持参し、同じ場面で角度違いのどちらを、という選択を2枚して貰い、
あとはこれで宜しいでOKを貰ったのみで退出。
こんなお天気の良い日に、PCソフトの使い方なんぞを習いたくないですよね?!
どうせ、そういういじり方はしませんし・・。

家に戻りカメラを持って、コネリアーノからの戻り道、オリアーノ村の教会の裏、
スコミーゴ村の坂の下、などをさっと写して来ました。
どこもかしこも、柔らかい新芽の色が溢れ、おまけに北の遠くの山には
また雪が降り白くなっていて、カッコウの鳴く声も遠くに聞こえ、本当に美しい日。

という事で、今日は予定を変更、ヴェネトの春、スコミーゴ村の春をどうぞ!
       
こちらは、北国との境に屏風のように聳えるヴィゼンティンの白くなった山。

1-240_GF.jpg



少し東に目を移し、奥に白く覗くのは、フリウリ州の高山。
集落が広がって見えるのはフレゴーナ・Fregonaの村、海抜292m。

3-251_GF.jpg

右下に見える白いパイプが2本は、ずっと下った近くの村の水力発電所。



隣村オリアーノからスコミーゴに下る手前、こんな風に遠くに地平線が見え、
左奥にこんもり高いのはカステル・ローガンツォーロ・Castel Roganzuoloの村で、

4-249_GF.jpg

手前を蛇行するのが高速A27。
べッルーノからヴェネツィアまでを繋ぐ、車で出かける時いつも通る高速です。


ヴェネトの春、 そして ティツィアーノの家 n.1 
http://www.italiashiho.site/archives/20170404-1.html

ヴェネトの春、 そして ティツィアーノの家 n.2
http://www.italiashiho.site/archives/20170405-1.html

古きロンゴバルドの教会と、 「ティツィアーノの家」始末記 n.2
http://www.italiashiho.site/archives/20170420-1.html



遠くが薄曇りで少し見えにくいですが、フリウリ平野の地平線の向こうに連なる
雪を被った山々は、フリウリからスロヴェニア、オーストリアに続く高山で、
そう、ここはもうイタリアの北東部なのです。

5-252_GF.jpg



薄いブルーの花、これはなんと言う名かな、フルフルとそよ風に揺れ・・。

6-244_GF.jpg



サルビア系ですよね、これは・・、

7-270_GF.jpg



タンポポ満開!

8-288_GF.jpg



そしてそのすぐ隣には、咲き収めの一群。

9-289_GF.jpg



下に広がる葡萄畑を見ていましたら、畝の間の草刈にトラクターがゆっくりと
動いて行きます。

10-280_GF.jpg

畑の脇でチビちゃんとお祖父ちゃんが見守っているのに、気が付きました。



スコミーゴ村の郵便局の近くの藤。
満開を過ぎ、先日来の雨に少しやられておりました。

11-293_GF.jpg

12-294_GF.jpg



今度は坂を下り、東の方に。
オリアーノ村の外れが見え、右に目を移していくと・・、

13-306_GF.jpg



丘の上の教会が見え、順に下って平地に。

14-301_GF.jpg



下の平地はこんな風に広々と、トウモロコシ畑。
気を付けて見ると、芽が出かけたのもほんの少し。

15-304_GF.jpg



小さな小川の流れですけど、青空が映るとなぜか嬉しく・・。

16-308_GF.jpg



ここの葡萄畑は、この辺りでは珍しい赤ワイン用なのですが、
ほらね、今の時期は畝が等間隔に広がるのが見えます。

17-312_GF.jpg

       

畝の間にタンポポがまだ黄色く満開ですが、

18-314_GF.jpg



道を挟んで南側の畑。 ね、凄いでしょ、南側はもう白い落下傘部隊!
高くなった道を挟むだけで、こんなにも違うのですよ。       

19-317_GF.jpg



土手を見下ろしながら歩いていて、ちらほらとムスカリを見つけ、

20-309_GF.jpg



そして、ほら、土筆! あった、あった!と他のも探して歩きましたら、

21-322_GF.jpg

      

何の事は無い、土手の下辺りに団体さんが!

22-320_GF.jpg

何年か前にこの土手に土筆があるのを見つけて知っていましたが、 
こうしてまた会えるのは嬉しい事! 何せ春の使者ですものね。



こうして家に戻って来ると、道の端で寝ているこの子を見つけ、
彼は大体いつも道の真ん中で寝ているので、
あ、いたいた!と車を止めカメラを手に出ましたら、

むっくり起き上がって道の真ん中に! 最初は尻尾をフリフリしていたのが、

23-324_GF.jpg



すぐに尻尾が下がり、目も半眼に。
はいはい、じゃあね、と車に戻ってバックミラーで見ると、

24-325_GF.jpg



いつもの通り、はは、道の真ん中で寝始めており、証拠写真を皆さんにと思い、
また車を止めドアを開けましたら、

ああ、目は半眼ながら、頭を持ち上げてしまい、 残念、証拠物件は半分に!

25-327_GF.jpg

ですが、この子はノラ君では無く、すぐ前の大きなお家の、れっきとした家付き
ですが、柵の隙間を通り抜け、こうして広い道の真ん中でね、ははは。

この辺り一帯のワンちゃん達は、教会の鐘が鳴ると、一斉に合唱しますが、
中にはうぉ~ん、うぉ~ぉんと小節を聞かせる子もいてね!



最後はそよ風にふるふると揺れる小さな花、
少しブレましたが、色が綺麗に出ましたので。

26-276_GF.jpg


スコミーゴ村の四季  その周辺  
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/460835296.html

新しい、 スコミーゴ村の四季 の記事一覧はこちらから
http://www.italiashiho.site/category/26628525-1.html


*****

ブログご訪問、有難うございます!
見たよ! の応援クリックも宜しくお願い致しま~す!


*****

コメントの書き込みについてのお願い。

ブログの記事下に、「コメントを書く」が出ていない時は、
上か右の、記事タイトルをクリックして頂けると
記事の一番下に「コメントを書く」が出ますので、よろしくお願いいたします。
非公開コメントをご希望の場合は、非公開で、と書いて頂くと、  
コメント承認制ですので、保留にし、お返事だけ公開しますので、
それもご了承下さいませ。

この記事へのコメント