引き続きのお付き合い、有難うございます!
これだけもの写真を見れば、皆さんもシエナのパリオについて、
これだけもの写真を見れば、皆さんもシエナのパリオについて、
コントラーダの色についても、専門家はだしになる事請合います!!
ごゆっくり、どうぞ!
イーストゥリチェ・針鼠
ごゆっくり、どうぞ!
イーストゥリチェ・針鼠
イーストルリチェの太鼓手。 このコントラーダの柄は他と違っていて、
私好みなのです。 はい、このお髭も。
私好みなのです。 はい、このお髭も。

騎手の乗ったお馬さんの脚をご覧下さいね。
太くて、ふさふさと毛が生えて、体もがっしりと大きなお馬。


トッレ・塔
トッレの太鼓手と旗振り。 濃いボルドー色に、白、青。

美しい甲冑。 日本の鎧兜、陣羽織もそうですが、
戦支度というものは、まさに男の美学のようで!
戦支度というものは、まさに男の美学のようで!

馬丁の衣装は、ビロードの服の上から、縁どりリボンのついた皮の上着。
あの暑い日を思い出すと、・・・!
太い脚のお馬ちゃんの馬具も、其々凝っていますね。

トッレの、レースの馬。

かってパリオのレース出場の馬は皆サラブレッドでしたが、難コースで、
特にサン・マルティーノのカーヴでの事故怪我が多く、
動物愛護協会等からの問題提起で、2000年からだったか、血統ミックスの馬に。
確かに事故怪我は減ったようですが、残念ながらやはり脚は遅いのが分かります。
特にサン・マルティーノのカーヴでの事故怪我が多く、
動物愛護協会等からの問題提起で、2000年からだったか、血統ミックスの馬に。
確かに事故怪我は減ったようですが、残念ながらやはり脚は遅いのが分かります。
アクイラ・鷲
アクイラの衣装は、黄色が地色で青と黒。
最初の太鼓手からして、大変に凝った柄布とデザインなのですが、
いかんせん、モデルが皆少しむさく、失礼! この大旗手をどうぞ。
最初の太鼓手からして、大変に凝った柄布とデザインなのですが、
いかんせん、モデルが皆少しむさく、失礼! この大旗手をどうぞ。

アクイラの馬と、世話係。 こちらも当ブログ、パリオ前日に登場。

このアクイラの馬も神経質になっていて、彼が一生懸命なだめています。
これは鼻づらにキスしてあげている所。

馬も騎手も、パリオ毎の籤で各コントラーダに当るので、
実際に世話をしている彼のみが、馬にとっては親身なわけで、
こんなシーンからも、その間柄がうかがえます。
実際に世話をしている彼のみが、馬にとっては親身なわけで、
こんなシーンからも、その間柄がうかがえます。
ヴァルディモントーネ・雄羊
ヴァルディモントーネを雄羊と書きつつ、ひょっとして他の呼び名があるかもと、
調べましたら、ヴァルディモントーネで検索出来たのは、
このシエナのコントラーダのみですから、大丈夫、雄羊ですね。
調べましたら、ヴァルディモントーネで検索出来たのは、
このシエナのコントラーダのみですから、大丈夫、雄羊ですね。


このコントラーダの面白いのは、ご覧の様に赤、黄色、白がシンボルカラーで、
馬の額にもその色ですが、レースの騎手の服は、サーモン・ピンクなのですね。
馬の額にもその色ですが、レースの騎手の服は、サーモン・ピンクなのですね。
ブルーコ・青虫
各コントラーダの名前は其々特徴があり、大いに笑えるのはオーカ・家鴨とか、
針鼠とかありますが、このブルーコ・青虫も、一体どこから来たのでしょうね?!
針鼠とかありますが、このブルーコ・青虫も、一体どこから来たのでしょうね?!
でも、この太鼓手の目は青虫らしくなく、ははは、なかなか良いでしょう?

青虫の、旗振り2人。

手前の桟敷席で、どなたか青虫のスカーフを振って。
こんな風に其々のコントラーダの人たちは、自分たちの地区の登場になると、
一斉にスカーフを振り、応援します。
一斉にスカーフを振り、応援します。
騎馬騎士の後姿。 大体この役は、中年のどっしり目の男性が勤め、
それがまた良く似合うのですが、今回のブルーコは細めの若い男性。
が、色どり鮮やかな衣装とデザイン、そして馬具も美しく。

ブルーコの色は緑、青、そして黄色。 馬にかけられた布にはしっかり青虫。

ニッキオ・貝
ニッキオの旗振り。 素晴らしい衣装の美しい若者。

ニッキオの大旗手の見事な衣装。 胸元には、珊瑚らしきペンダントまで!
それにしても、暖かそう・・!!

後姿から、衣装の手仕事の見事さをご堪能下さいね。
お馬さんの、お尻の馬具もちょっと凝っていて。

ニッキオのお馬は気の毒に大変神経質になり、広場の行進に参加せず、
直接休憩所に。 シンボルカラーは紺の地に、赤と黄色の波線。

以上で、10のコントラーダ、2008年7月2日のパリオのレースに参加の
コントラーダの時代行進が終わりです。
この、首にローリエの綱をかけた、白と赤の衣装の少年たちの登場がそれを告げ、
引き続き、籤に漏れた7つのコントラーダの登場。

キオッチョラ・カタツムリ

カタツムリと青虫と、どちらが速いか?! こういう名を選ぶシエナ風ユーモア精神、
尊敬に値しません?!
尊敬に値しません?!
ちなみに、メールアドレスの@を、イタリアでは「キオッチョラ」と呼びます。
チヴェッタ・フクロウ
これも、鮮やかな彩りの旗。 そして、旗振り2人の衣装のデザインが、
この写真では見え難いですが、赤と黒、逆に使ってありました。
この写真では見え難いですが、赤と黒、逆に使ってありました。

暑さと人込みで、広場で見物の中から時々気分が悪くなる人が出て、
担架が走って行きます。
ちょうど私の前の、この女性がフラッとなるのが見え、救急隊も来ましたが、
何とか持ち直し、そのままの場所に。

で、となりのブルーのシニョーレが、水で顔を洗うように勧めているのです。
美しい人でしたぁ。
美しい人でしたぁ。
オーカ・家鴨
イタリア国旗と同じ色の3色。 なんとも華やか、賑やか、すっきり!


首にリボンを巻いた家鴨の絵柄がなんともユーモラスですが、
オーカというとイタリアでは馬鹿の代名詞で、その名を選ぶユーモアのセンス!
ドラーゴ・竜
このコントラーダも大旗手の、手の込んだ衣装をどうぞ!
このコントラーダも大旗手の、手の込んだ衣装をどうぞ!

籤に漏れ、レースに出場しない地区の行進の構成は、
太鼓手 - 2人の旗振り - 2人の武装した従者と隊長 - 2人の旗手と
大旗手で、9人、馬なし、と小編成。
太鼓手 - 2人の旗振り - 2人の武装した従者と隊長 - 2人の旗手と
大旗手で、9人、馬なし、と小編成。
タルトゥーカ・亀
亀もいます! 名前からの印象と違い、衣装が華やか。

隊長のこの鎖帷子の煌びやかさ! 武具というよりもレースの様。

そしてこの、大旗手の大衣装。 後に従う並みの旗手とはダンチの差!

ルーパ・牝狼
昔、最初にカンポ広場の中で見たレースで、旗手が落馬し、馬のみ走って
優勝という思い出もある、白、黒、オレンジ。
昔、最初にカンポ広場の中で見たレースで、旗手が落馬し、馬のみ走って
優勝という思い出もある、白、黒、オレンジ。


なんとも渋く、そして華やか!
コントラーダの旗や衣装のデザインは、シンボル色は変わらずに新調されていて、
昔の写真を見ると、少しづつ変わっているのが分ります。
オンダ・波
いかにも夏向きの色、水色と白。 が衣装はビロード布で、色が深く鮮やかに。


甲冑は少し陳腐な感じ、無きにしも非ずですが・・、失礼!
かって存在した・・、今は無くなった、6つのコントラーダの登場で、騎士と馬丁。
左が、オルソ・熊、 右が、レオーネ・ライオン。
この写真の一番右端に、ガッロ・鶏 がいたのですが・・。
この写真の一番右端に、ガッロ・鶏 がいたのですが・・。

奥から、クエルチャ・樫、 スパーダフォルテ・強剣、ヴィーペラ・マムシ。

昔存在したという名前のほうが、いかにも強そうですが、
強いだけでは生き残れない?!
強いだけでは生き残れない?!
お馬さん達も、いかにも頑健そうな太い脚で、
お尻まで覆う布の柄が、これまたマムシや強剣で・・!

時代行進、コントラーダの行進が、このローレルの綱の少年少女でお終いに。

この後いよいよ、優勝旗パリオの登場、そして、レースとなりますが、
それは、次回のお楽しみに、どうぞ!
それは、次回のお楽しみに、どうぞ!
お疲れ様でしたぁ!!
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