2週間近く前、友人達と一緒にトゥレヴィーゾに出かけました。
仲間の一人にトゥレヴィーゾ・Treviso生まれがいて、ちょっと珍しい場所に
案内出来るよ、という計画にのり、都合8人で出かけたのでした。
仲間の一人にトゥレヴィーゾ・Treviso生まれがいて、ちょっと珍しい場所に
案内出来るよ、という計画にのり、都合8人で出かけたのでした。
で予約なしでは見れない銀行の、素晴らしい革装飾の室とか、
まだ入った事の無い教会も3つ、見ることが出来ました。
まだ入った事の無い教会も3つ、見ることが出来ました。
街中を何本も流れる運河の流れが目にとても心地よいトゥレヴィーゾなので、
まず今日のご案内は、爽やかな運河沿いの風景を!
まず今日のご案内は、爽やかな運河沿いの風景を!
これは我が町コネリアーノから出発前、駅ホームから見る町並みと山の上の
お城の塔。 たまたま金曜日で、手前には市の店開きの様子が見えます。
お城の塔。 たまたま金曜日で、手前には市の店開きの様子が見えます。

ただ今回の写真はです、・・最初にお断り言い訳で、大幅に修正したのですが、
イマイチなので~す!!
イマイチなので~す!!
と言うのも、暫く前にちょっと書きましたが、最近、今更にカメラの使用説明書を
開いたりしているのですがぁ、で、ISO設定をカメラが自動で、という機能を知り、
このトゥレヴィーゾ行きの日に試したのですね。
この最初のコネリアーノの一枚は何とか良いですよね?
なのでそのままずっとISO自動設定で撮り、途中教会の中で、ふむ、余り良く
機能しないな、とは思いつつ、まぁ、横着shinkai、一日をそのままの設定で。
それに、あの日は皆の歩くペースが素晴らしく速く、撮ってはいつも追いかける、
という感じで、見直す余裕も無く・・!
開いたりしているのですがぁ、で、ISO設定をカメラが自動で、という機能を知り、
このトゥレヴィーゾ行きの日に試したのですね。
この最初のコネリアーノの一枚は何とか良いですよね?
なのでそのままずっとISO自動設定で撮り、途中教会の中で、ふむ、余り良く
機能しないな、とは思いつつ、まぁ、横着shinkai、一日をそのままの設定で。
それに、あの日は皆の歩くペースが素晴らしく速く、撮ってはいつも追いかける、
という感じで、見直す余裕も無く・・!
ところが戻って見直して、がっかり!! いつもはお天気加減、影、室内、
教会内などと大雑把なりに自分で設定しているのですが、
このISO自動設定という機能だと、設定できる最大限、
私のカメラだと3200ですが、殆どをこれでやっつけているのですぅ。
教会内などと大雑把なりに自分で設定しているのですが、
このISO自動設定という機能だと、設定できる最大限、
私のカメラだと3200ですが、殆どをこれでやっつけているのですぅ。
とどうなるか、ご想像ください! シャッター・スピードが速くなり、ブレは無いものの、
キメが大変粗くなり、おまけに露出不足加減、発色悪し・・!!
ああ~~ん!
キメが大変粗くなり、おまけに露出不足加減、発色悪し・・!!
ああ~~ん!
てな事で、盛大に明るくし、ピンも絞り、色も付け、と頑張りましたが、
切れも色もイマイチの写真となりました。
・・ああ、あんなに良いお天気だったのにねぇ! 勿体無い!
そういう事で、トゥレヴィーゾには敵討ちにまた行きますが、ははは、
今回ともう1回分は、どうぞ、お優しいお気持ちで見てやっておくんなまし!
切れも色もイマイチの写真となりました。
・・ああ、あんなに良いお天気だったのにねぇ! 勿体無い!
そういう事で、トゥレヴィーゾには敵討ちにまた行きますが、ははは、
今回ともう1回分は、どうぞ、お優しいお気持ちで見てやっておくんなまし!
街の以前のご案内はこちらに、1と2を。 説明などもダブらないようにしますね。
n.1 トゥレヴィーゾ ・ Treviso
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/462521537.html
n.1 トゥレヴィーゾ ・ Treviso
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/462521537.html
n.2 トゥレヴィーゾ ・ Treviso
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/462522259.html
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/462522259.html
コネリアーノ・トゥレヴィーゾ間は約30分で到着、駅前から中央に向かい、
シーレ川・Sileを渡る橋。
シーレ川・Sileを渡る橋。

街の地図をどうぞ。
今回は運河の風景に絞りますので、川の流れの良く分かるのを。
街の中心部は現在ぐるっと国道に囲まれていますが、この内側に濠があり、
その内に城壁があるとお考え下さいね。

シーレ川が街の南を西から東に横切り、北の中程から流れ込むのがボッテニーガ川・
Bottenigaで、四角く囲った位置に水量調節の堰があり、
ここから3本に分かれた運河が街の中心を抜け、城壁脇の濠を通り、
南のシーレ川に注ぐ、という様子です。
Bottenigaで、四角く囲った位置に水量調節の堰があり、
ここから3本に分かれた運河が街の中心を抜け、城壁脇の濠を通り、
南のシーレ川に注ぐ、という様子です。
南に駅があり、赤い四角のしるしを付けた所が上の写真で、
真ん中のパラッツォ・デイ・トゥレチェント・Palazzo dei Trecento周辺が
一番の街の中心。
真ん中のパラッツォ・デイ・トゥレチェント・Palazzo dei Trecento周辺が
一番の街の中心。
今回の一番の目玉は、このパラッツォの北裏にあるかっての公営質店
モンテ・ディ・ピエタ、現在は銀行ウニクレディトの上階でしたが、次回ご案内を。
モンテ・ディ・ピエタ、現在は銀行ウニクレディトの上階でしたが、次回ご案内を。
・・次に見れるチャンスがそう簡単に、とは思えませんので、
これは少々写真が悪くともと、はは、ご容赦を先に願っておきますです。
さて駅近くのシーレ川に戻りまして、
ここの眺めは本当に、いつも心が晴れるような素晴らしさで、

カモ達が、だいぶ大きくなった子供たちも一緒に泳ぎまわり、


流れに沿い少し進むと、街中とは思えないこんな深い木立もあり。

サン・ニコロ教会に寄りましたが、管理人が出て来て話し始め、
時間がないというのに、内陣の中にまで入らせてくれ・・!
駆け足で約束の銀行に行くのに、ドゥオーモの横を通り、始めてみた道のモザイク!!
道の真ん中を丸く大きく掘り、周囲から覗く感じで見れ、やっと脇から3枚だけ。
道の真ん中を丸く大きく掘り、周囲から覗く感じで見れ、やっと脇から3枚だけ。

アクイレイアのドゥオーモのに良く似ていますが、・・やはり再訪問しないと!!
アクイレイア・Aquileia と グラード・Grado
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/463998126.html
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/463998126.html
アクイレイア ・ ローマについで栄え、そして衰退の町
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/462970421.html
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/462970421.html
n.2 アクイレイア と、 アルティーノ
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/462970554.html
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/462970554.html
銀行の部屋を見学後、北西方面に小路を辿りますが、お昼前とてあっちもこっちも
レストラン、トラットリーアが準備中で・・、お腹がへったぁ~と喚くshinkai!
レストラン、トラットリーアが準備中で・・、お腹がへったぁ~と喚くshinkai!


トゥレヴィーゾという街の名を直訳すると、3つの顔となりますが、市役所の近くの
小路にあるこの像、トゥレヴィージ・Trevisiと、文法的に正しい名前!
小路にあるこの像、トゥレヴィージ・Trevisiと、文法的に正しい名前!


幸せ、驚き、悲しみと3つの顔という、何か良く分からないまま一応、街のシンボルと。
何度かご覧頂いてますが、ここはやはり美しく、ブラネッリ運河・Branelliを。




街の地図でみて頂いた3本の街中を通る運河の、真ん中がこのブラネッリ運河で、
東側がカニャン・グランド・Cagnan Grando、西側がロッジャ・Roggiaと呼ばれます。
東側がカニャン・グランド・Cagnan Grando、西側がロッジャ・Roggiaと呼ばれます。
トゥレヴィーゾの街の中心は、住民の許可車以外は通行中止区で、街のど真ん中と
なるこの一帯も殆ど車が通りません。 まぁ、道も狭いので妥当な措置とは思いますが、
なるこの一帯も殆ど車が通りません。 まぁ、道も狭いので妥当な措置とは思いますが、
歩行者がのんびりと、お年寄りがゆっくりと買い物袋を提げて歩く姿も多く見られ、
道脇の運河には水鳥たちが餌を漁るという、人口8万を越す街としては、素晴らしい姿。
少し北に行った所のフランチェスコ橋の脇、カニャン・グランド運河が通りますが、
通路に沿って、トラットリアーアのテーブルが並び、


お昼のメニュー、プリモ(パスタ類)と、野菜のビュッフェ・スタイル、
お水とカフェで12エウロ!

ここ良いじゃなぁないの!と食いしん坊が騒ぎますが、その内に食べれるからね、と
敢え無く返り討ちに・・。
橋の上から東側を。 正面の建物の下を、運河が潜って流れて行きます。

この反対側には、大きな水音を立て水車が回っていて、
ぐるっと北方面を回ってこの広場に。 毎日ここで開かれる野菜果物の屋台と、
反対側にはチーズ・ハムの屋台車。

桃、スモモ、イチゴ、後ろには野菜類。 大きくぷっくり熟れたサクランボを買い、


広場の端の水道で洗い、皆で平らげます。
こんな花鉢で埋まったバルコニーを見上げながら・・。

先ほどのカニャン・グランド運河が広場の南を流れ、脇にあるフレスコ画のある建物。

この右側が中ノ島となっていて毎日魚市場が開かれますが、この一帯は野菜の屋台も
店も多く、市民の中央市ですね。
店も多く、市民の中央市ですね。
さて、漸くにお昼にありつきます! それが以前通っていた画材店の隣で、始めて入り、
中年のご主人が、適当で良いか、と人数分を見繕い、
中年のご主人が、適当で良いか、と人数分を見繕い、

出てきたのが、ははは、これ!!
直径50cmはあろうかという大きな丸い俎板の上に、

カナッペ式にアスパラガス、茸、ハム類、チーズ、海老にアンチョヴィー、タラ、
卵焼き、丸いのは肉団子と、てんこ盛りに出てきまして、ははは、皆大満腹!
shinkaiはビールもね、勿論! 8人分を7人で割り、一人13エウロのお昼でしたぁ。
shinkaiはビールもね、勿論! 8人分を7人で割り、一人13エウロのお昼でしたぁ。
お腹が落ち着き、店もちょっと覗き、今時はまるでお洒落心が無くなりましたが、
それでもね、

こんなざっくりの涼しげなジャケットを見ると、おお、良いじゃなぁないの、と、はい。
こんなのも、色が賑やかで、眺めるのには良いですねぇ!

ブラネッリ運河の横を再度通りますが、夏休みが始まったばかりの若者達が集まり、

・・でもね、皆携帯で、一人で遊んでいる!
もう一本の運河ロッジャの横を通りますが、すぐ近くなのに、ここには来た事が無く!
それになんと、この家並みはまるでヴェネツィア!!

そしてすぐ脇の路地を入ると、そこもまた中世のまま!

トゥレヴィーゾの街中、あちこちに残る多くの古い建物類。 戦時中の爆撃も免れ
生き残ったものは、現在は中を改装しつつ保存の方向の様子で、
訪れる者にとっては、ほっとする一時を味わえます。
生き残ったものは、現在は中を改装しつつ保存の方向の様子で、
訪れる者にとっては、ほっとする一時を味わえます。
そろそろティーリ(オ)・シナの花も最後で、香りが強くあたり一面に漂います。

さてここがボッテニーガ川が街に流れ込む場所、7つの半円の堰が設けられた
プーリア橋・Ponte di Pria.

この辺りの風景、建物は古い絵画にも描かれているのですが、

この堰の出来たのは1521年で、堰の中にはシャッターがあり、水流調節が
出来るようになっていると。 そして鉄製の格子があり、これを閉めると
街中には水が流れず、この堰の外側を流れる濠にのみ水が行く仕掛け。

つまり敵に攻撃された時にこの格子を閉めると、濠から溢れ出る水で街の周囲は
氾濫状態となり、敵を近づけさせないという防御にも使える仕組みだそう。
氾濫状態となり、敵を近づけさせないという防御にも使える仕組みだそう。
堰があるとか、街中の運河とか部分は知っていましたが、はぁ、今回のように
系統だっては初めて知ったので、付け刃の知識を皆さんにもね、ははは。
系統だっては初めて知ったので、付け刃の知識を皆さんにもね、ははは。
そしてこの水量豊かなボッテニーガ川、なんとトゥレヴィーゾの北何キロかに
水源がある、つまり湧き水の川なのも知りました!
こんな湧き水がヴェネト・フリウリ地方にはいくつもあるそう。
2年程前に写真仲間と行った湧き水の一つ、フォンターネ・ビアンケを思い出し。
イタリアの秋、 ヴェネト晩秋の朝の色
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/465415745.html
水源がある、つまり湧き水の川なのも知りました!
こんな湧き水がヴェネト・フリウリ地方にはいくつもあるそう。
2年程前に写真仲間と行った湧き水の一つ、フォンターネ・ビアンケを思い出し。
イタリアの秋、 ヴェネト晩秋の朝の色
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/465415745.html
すぐ近くにあった、この橋の脇でお洗濯をするかっての女性達の姿。
上にもう1枚ありましたが、ブラネッリ運河脇でも見ましたっけ。
上にもう1枚ありましたが、ブラネッリ運河脇でも見ましたっけ。

街中の細い運河の横の小路、大きな白い車の上に猫ちゃん。
それがほら、ウインドウとボンネットの隙間にしっかり頭を突っ込んでいて、
まぁさか、死んでいるんじゃなかろうねと騒いでいると、
うるさいわねぇ!と頭をもたげ、

わっ、良かった! ・・生きてるのは分ったけど、・・でも、どこに目があるん?!

もう、まったく煩いんだからぁ・・、ほら、目をあけたげたからね、早く行って!
ぐるっと体の向きを変え、目を尖らせる猫ちゃん。

ははは、ジュリアーナと大笑いしましたが、近くの女性も笑っていましたっけ。
こんなお高そうな猫ちゃん、道の脇で一人で寝ていて、大丈夫なんかなぁ・・?!
最後は、カニャン・グランド運河脇のお家。
古い建物のあちこちを残し修復していて、素敵でしょう?!
古い建物のあちこちを残し修復していて、素敵でしょう?!

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