今日のご案内は、世界遺産指定のアマルフィ沿岸にあるラヴェッロ・Ravelloの町、
というよりも、小さな高台の町にあるヴィッラ・ルーフォロ・Villa Rufoloをどうぞ。
というよりも、小さな高台の町にあるヴィッラ・ルーフォロ・Villa Rufoloをどうぞ。

タイトルは、どなたかの言葉をお借りして洒落てみましたが、
これはまさにこのヴィッラ・ルーフォロで私自身が感じた印象で、どこか時代がかった
庭園の中をふわふわと漂っている様な、そんなちょっと不思議な感覚を味わい・・。
これはまさにこのヴィッラ・ルーフォロで私自身が感じた印象で、どこか時代がかった
庭園の中をふわふわと漂っている様な、そんなちょっと不思議な感覚を味わい・・。
写真はラヴェッロの町に行く分かれ道、アマルフィ~サレルノを繋ぐ道からちょっと
高台にあるラヴェッロ、そのバス停にあった、案内の大きなモザイク標示。
高台にあるラヴェッロ、そのバス停にあった、案内の大きなモザイク標示。
何の動物か魚か、ラヴェッロ・音楽の町と。
アマルフィ沿岸一帯の地図をどうぞ。 カプリ島が左下に、北に真っ直ぐの航路の
先がナポリで、ポンペイ・Pompeiが真ん中上に見えますね。
先がナポリで、ポンペイ・Pompeiが真ん中上に見えますね。

我々はカプリに3泊の後、ソッレント・Sorrentoに船で20分程。 ここからバスで
山越えしてポジターノ・Positanoを通り、アマルフィ・Amalfiに、約1時間半。
アマルフィから海岸沿いをずっと1時間10分程東に行くと、
サレルノ・Salernoに出る、という土地ですが、
サレルノ・Salernoに出る、という土地ですが、
このバスというのがまた高速を通るのと違い、狭い狭い曲りくねった山道、
海岸沿いの崖の上をくねくねと行くバスで、まさにヘアピン・カーヴの連続。
詳細はまたくわし~~く書きますです!
海岸沿いの崖の上をくねくねと行くバスで、まさにヘアピン・カーヴの連続。
詳細はまたくわし~~く書きますです!
で、アマルフィから東に少し行って、山道を上るとラヴェッロですが、バスはもう少し奥に
見えるスカーラ・Scalaという村に寄り、戻る形でラヴェッロに停まります。
見えるスカーラ・Scalaという村に寄り、戻る形でラヴェッロに停まります。
なんという町なのか、途中のバスの窓から。
お天気の良い暖かい日でしたが、靄がかかり、奥に見える海がはっきり見えず残念。

ラヴェッロに着くと、展望台兼の道脇が停留所で、張り出しテラスの
屋根の上の猫ちゃんが、お出迎え。
目はつむっていても、ちゃんと聞いているのですよ。 奥に見える水色は、海の色。

まずは、猫ちゃん越しの展望を。 真ん中にちょっと張り出している裏側にミノーリ・
Minoriの町があり、その向こうに見えるかなり大きな町がマイオーリ・Maiori.


アマルフィ沿岸のどの町とも同様、マイオーリも夏のヴァカンス客で賑わうそうですが、
ご覧の通りこの浜は結構長く、町から直ぐですから、貸しアパートが大変多く、
確かにまだ閉った窓をたくさん見かけ、・・この情報はタクシーの運転手さんからね。
ご覧の通りこの浜は結構長く、町から直ぐですから、貸しアパートが大変多く、
確かにまだ閉った窓をたくさん見かけ、・・この情報はタクシーの運転手さんからね。
見える段々畑はレモンと、チェードロ・cedro、レモンよりもっと大きなシトロンの畑。
ラヴェッロのバス停の右手、つまり山側にトンネルがあり、そこを潜り抜けると町の広場。
で、トンネル内の両壁にずらっとこんな風にポスターがぎっしり。
毎年夏にラヴェッロ・フェスティヴァル・Ravello Festivalというクラッシック音楽、
映画、文学等など、文化の祭典が行われていて、今迄の催しのポスターなのでした。

これを撮ったのは、マン・レイの懐かしい写真が見えたからで、停留所のすぐ傍に
ワーグナーの顔も確かにあったのですが、
ワーグナーの顔も確かにあったのですが、
トンネルが暗く口をあけているし、フェスティヴァルの事を知らずに行ったので、
眺めながら通りすぎ、知った戻りには、写真を撮るのを忘れてしまい・・。
フェスティヴァルについては、また後ほどに。
トンネルを抜けてすぐ広がる広場脇のドゥオーモ。そう、ラヴェッロの町のドゥオーモ。
ご覧のように18世紀に修復されたようですが、オリジナルは12世紀だそうで、
残る鐘楼は13世紀のものと。
残る鐘楼は13世紀のものと。

ドゥオーモの正面扉脇にあった円柱。
午後遅めの時間に行きましたので、中は見れませんでしたが、
ガイドブックによると、素晴らしい説教壇などもある様子。
ガイドブックによると、素晴らしい説教壇などもある様子。

ドゥオーモ正面の階段を上り、見はらす広場。
あの先は既に崖となって落ち込み、見える建物類は、向かい側の崖の上。
なんとも穏やかな空気が漂い、まさに別世界の感。


広場の一郭にバールがあり、広場にもテーブロと椅子。
夏だといっぱいに人が溢れるのでしょうが、今の時期の、のんびり感が素晴らしい。

ドゥオーモの奥から山手に続く道があり、陶器作業所やバールの案内も見えましたが、
自転車にまたがる少年の左に、坂を行くシニョーレが見えますね、
自転車にまたがる少年の左に、坂を行くシニョーレが見えますね、

こちらの手前、左の道から走り出して来た10歳位の少年が、あのシニョーレを
呼びとめたのですね。 オゥ、パスクワーレ!とかなりのナポリ訛りで叫び、
宿題を見てくれるって言ったじゃないか。 パスクワーレは振り向き、今ダメだ、
少年はかなりせがんだもののダメで、悲しそうな声で、パスクィー! と後ろ姿に。
まるで映画の1シーンのようでした。
呼びとめたのですね。 オゥ、パスクワーレ!とかなりのナポリ訛りで叫び、
宿題を見てくれるって言ったじゃないか。 パスクワーレは振り向き、今ダメだ、
少年はかなりせがんだもののダメで、悲しそうな声で、パスクィー! と後ろ姿に。
まるで映画の1シーンのようでした。
広場の南に、こんな建物というか塀が見え、
隣に古い塔や、奥にも塔が見え、こんな姿を見て通り過ぎ出来ませんよね、勿論!


近くに行くと、この掲示。 ヴィッラ・ルーフォロ、訪問場所!

上の写真で見えた塔の門から入ります。 入場料は確か4か、5エウロ。

ラヴェッロにあるヴィッラの庭が素晴らしい、というのは、日本のガイドブックでも
読んでいましたが、奥に見える建物を見て、あれ? これ廃墟ですか?
と切符売り場の女性に訊ね、そうです、と。
読んでいましたが、奥に見える建物を見て、あれ? これ廃墟ですか?
と切符売り場の女性に訊ね、そうです、と。
建物の上部が独特な丸みを帯びていますが、やはりアラブ様式の影響なのだそう。
並木道を少し行き、いよいよ入り口。
廃墟とはいえ、綺麗に整備手入れされているので、不吉な印象はまるでないですが、
中世風でもあり、やはり一種独特な雰囲気が漂います。
中世風でもあり、やはり一種独特な雰囲気が漂います。

という所で本日はお終いにし、その2 にお進み願います。
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