ブログの更新内容について考える時は、あれとこれを一緒にして、とか、
今回もお城とガッレリーアと広場とを一緒にして、最後はヴェスーヴィオ山の
夕陽に染まった姿で〆る、なんぞと軽く考えるのですが・・、
今回もお城とガッレリーアと広場とを一緒にして、最後はヴェスーヴィオ山の
夕陽に染まった姿で〆る、なんぞと軽く考えるのですが・・、
イザ拾いだすと、お城の写真だけで20枚ほどにも!
〆る、どころか溢れるばかりで・・。
〆る、どころか溢れるばかりで・・。
すみません、こんな有様で今回はお城だけです。 ごゆっくり眺めて下さいませぇ!

お城周辺の地図をどうぞ。
街はここから右上(北東部)にかけ、ナポリ湾に沿って中心街が広がりますが、
街はここから右上(北東部)にかけ、ナポリ湾に沿って中心街が広がりますが、

サン・カルロ劇場・Teatro S.Carlo、王宮・Palazzo Reale、
ナポリ一番の広場プレビシート・Piazza Plebiscito、
そしてウンベルト1世のガッレリーア・Galleria Umberto I、が
この周辺に集まり、つまりかってのナポリの街の統治者の居住地、
行政の中心地だった訳ですね。
ナポリ一番の広場プレビシート・Piazza Plebiscito、
そしてウンベルト1世のガッレリーア・Galleria Umberto I、が
この周辺に集まり、つまりかってのナポリの街の統治者の居住地、
行政の中心地だった訳ですね。
フェリー乗り場は、ここからカプリ行きの水中翼船が。
これはお城の手前側に3つ並ぶ右端の塔の脚元部分。
深い濠が廻っていて、美しい石組です。
深い濠が廻っていて、美しい石組です。

草が生えているのや、濠内のゴミを除ければ素晴らしいでしょうに、
この街はそこまで手が回らない様で残念。
この街はそこまで手が回らない様で残念。
入り口の2つの塔に挟まれた凱旋門。


城自体は1279年から、フランスのアンジュー家のカルロ1世が建設をという事で、
カステル・ヌオーヴォ・新城、という名以外に、
アンジュー家の要塞・Maschio Angioinoとも呼ばれます。
アンジュー家の後、スペインのアラゴン家がナポリを統治しますが、
この凱旋門は、城の大改築を行ったアルフォンソ1世・Alfonso Iが
付け加えたものだそう。
この凱旋門は、城の大改築を行ったアルフォンソ1世・Alfonso Iが
付け加えたものだそう。
では、凱旋門入り口より中に。

たまたま通りかかった母子3人、一番左の少女は背中に羽をつけ、頭に
触覚のフリフリを。 というのも、この日がカーニヴァルの最終日だったのですね。
触覚のフリフリを。 というのも、この日がカーニヴァルの最終日だったのですね。

凱旋門はこの様に2重になっていますが、内側が素晴らしいでしょう?!
凱旋門・Il Magnaninoは、1443年にアルフォンソ1世が、ナポリに
勝利の統治者としてやって来た記念だそう。
勝利の統治者としてやって来た記念だそう。

最初の入り口の浮彫部分をどうぞ。


凱旋門を通り抜けると広い中庭になっていますが、部分のみ撮っているので、
分かり易い様に、パンフレットにあった上空からの写真をどうぞ。
分かり易い様に、パンフレットにあった上空からの写真をどうぞ。
街側の正面に塔が3本あり、中庭の奥が広がり、周囲を建物が取り囲みます。

中庭の正面部分をどうぞ。 多分あのバラ窓の位置がパラティーナ礼拝堂・
Cappella Palatinaと思いますが、
あの部分のみに、最初のアンジュー家の建設部が残っていると。



中庭左手に大きな階段がありますが、

階段脇に2つ並ぶ窓に見える茶色がちらっと眼を引き、アップして見ると、はは、
やはり大きな猫ちゃんでした。

大変風の強い寒い日で、見える女性も日向ぼっこですが、猫ちゃんも同様にね。
積み重なった石の球、何かお分かりですよね、
はい、戦の時、バネの反動を利用して飛ばした石の弾です。
はい、戦の時、バネの反動を利用して飛ばした石の弾です。
現在お城は市の博物館となっていて、毎日朝の9時から19時迄開館、
日曜休日で大人5エウロ。
上記の礼拝堂や武器庫の見学、絵画などの展示があるそうです。
日曜休日で大人5エウロ。
上記の礼拝堂や武器庫の見学、絵画などの展示があるそうです。
凱旋門の内側にあったフレスコ画ですが、どこの広場でしょうか、

なんと、スペイン王家らしく闘牛の図でしたが、

こんな場面も。

これは中庭側にあった浮彫のある素晴らしい金属の扉ですが、
ほら、割れ目が見えますね?
ほら、割れ目が見えますね?

反対側のには大きな穴が開き、切れ目が飛び出しているのです。
2cm近い厚さの金属板ですから、友人と驚いて触っていると、
2cm近い厚さの金属板ですから、友人と驚いて触っていると、

通りがかりの若い女性が「ボンバ」と言うので、本当?と聞くと、
振り返って、シー!シー! とにっこり。
振り返って、シー!シー! とにっこり。
どうやら小型大砲の弾を受けたようですね。 と言うと、いつの時代かな?
門から仰ぎ見る山上、サン・マルティーノの修道院と博物館・
Certosa e Museo di San Martino.

以前のナポリのご案内で、この博物館内にある素晴らしいというか凄いというか、
ナポリ名物のプレゼーピオをご案内しています。
ナポリの歳末風景 ・ プレゼーピオ、そして下町
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/462598189.html
ナポリ名物のプレゼーピオをご案内しています。
ナポリの歳末風景 ・ プレゼーピオ、そして下町
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/462598189.html
こちらは、海岸通りから見上げるお城の後ろ姿。 すぐ下を通るので到底一枚に
収まらない大きさで、この左側に少し離れて塔があり、大変な威容!
収まらない大きさで、この左側に少し離れて塔があり、大変な威容!

お城の横が、真っ赤な周遊観光バスの発着場で、後ろから見たら、
まだクリスマス映画の宣伝が、ははは。
まだクリスマス映画の宣伝が、ははは。

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