今月の初め、読者の方から嬉しいお便りが届きました。
カルラさんとお呼びしますが、既に何度もイタリアを旅行されておられ、
今回はガルダ湖とオルタ湖のどちらにしようかと迷われた末、オルタ湖に決め、
直きに出発されるとの所へ、私がガルダ湖をご案内したというわけです。
カルラさんとお呼びしますが、既に何度もイタリアを旅行されておられ、
今回はガルダ湖とオルタ湖のどちらにしようかと迷われた末、オルタ湖に決め、
直きに出発されるとの所へ、私がガルダ湖をご案内したというわけです。
帰ってこられ、大変素晴らしかったとメールを下さったので、是非皆さんにも
ご紹介をと、写真を送って頂きました。
ご紹介をと、写真を送って頂きました。
まずはオルタ湖が何処にあるのか、地図からご覧下さい。
右に見えるマッジョーレ湖は大変有名で、ヘミングウェイの「武器よさらば」にも
登場するストレーザをはじめ、良く聞きますが、そのすぐ西にオルタ湖があります。
右に見えるマッジョーレ湖は大変有名で、ヘミングウェイの「武器よさらば」にも
登場するストレーザをはじめ、良く聞きますが、そのすぐ西にオルタ湖があります。

行き方は、ミラノ・中央駅からトリノ行きでノヴァラ・Novaraまで、約40分。
そしてオルタ・ミアジーノ・Orta-Miasinoへ。
ノヴァラからオルタ・ミアジーノ間は1時間弱、距離にして44キロ。
写真とコメントも、カルラさんです。 どうぞ!
オルタ湖に浮かぶ、サン・ジュリアーノ島・San Giuliano。
まさにオルタ湖のシンボルの、小さな可愛い、美しい島です。
まさにオルタ湖のシンボルの、小さな可愛い、美しい島です。

3泊したオルタ=サン・ジュリオは本当に素晴らしかったです。 ミラノのホテルの
ご主人が言うには、「湖のそばの街は食事が美味しくない事が多いのだけど、
オルタは最高だよ」と。
その言葉を裏切らない、美味しいリストランテがたくさんの場所でした。
何より、湖に浮かぶサン・ジュリオ島のきれいなこと。 朝も昼も夕暮れも、
どの時間に見ても凛としていて、どんなに眺めても足りないくらいでした。
どの時間に見ても凛としていて、どんなに眺めても足りないくらいでした。
朝はサン・ジュリオ島の教会の鐘の音で目覚め、お昼寝からは、子供達の
水遊びではしゃぐ声で目覚めました。
目を閉じると、今でもその音・声が聞こえるような気がします。
水遊びではしゃぐ声で目覚めました。
目を閉じると、今でもその音・声が聞こえるような気がします。
島への渡し場、ピアッツァ・モッタ・Piazza Motta.
ここからモーターボートでサン・ジュリオ島に。 ほんの5分くらいの旅です。
ここからモーターボートでサン・ジュリオ島に。 ほんの5分くらいの旅です。

サン・ジュリオ島の道から見上げた、教会の鐘楼。
最近は、ここで結婚式を挙げるのが流行っているそうです。

この島には1軒だけお土産屋さんがあるのですが、そこのおばあちゃんは3日に一度、
食料品などを買いに手こぎのボートで、本土にやって来るんです。
なぜかNHKの番組で紹介されていたのですが、訪ねてみると、
テレビに出たのを忘れてしまったかのような、商売っ気のまるでないおばあちゃんが、
新聞を読みながら、どかっと座っていました。
テレビに出たのを忘れてしまったかのような、商売っ気のまるでないおばあちゃんが、
新聞を読みながら、どかっと座っていました。
外国人も多かったですが、イタリア国内からの観光客も多かったようです。
景色が美しいからでしょうが、団体でスケッチ旅行に来られている方々も。
景色が美しいからでしょうが、団体でスケッチ旅行に来られている方々も。
僅かな世帯と、修道女だけが暮らす静かな島。 15分で一周できるほどの
大きさで、島の通りは、島を一周するvia del Silenzio(静寂の道)のみ。

サイトで調べましたら、この島の教会付属の修道院では、べネデッティ派の
修道女達により、古い布の修復、刺繍製品、手織り布、イコンの製作などが
1973年から、土地の歴史を絶やさぬようにと、ノヴァラの司教の提案のもとに、
再開されているようです。 ・・shinkai
修道女達により、古い布の修復、刺繍製品、手織り布、イコンの製作などが
1973年から、土地の歴史を絶やさぬようにと、ノヴァラの司教の提案のもとに、
再開されているようです。 ・・shinkai
本土側にある、オルタ・サン・ジュリオの丘の上にある、聖フランチェスコに捧げられた、
サクロ・モンテ・Sacro Monte.
サクロ・モンテ・Sacro Monte.
20の礼拝堂に、聖フランチェスコの修行と伝道の物語が表現されています。
思わず見入ってしまいました。

これらの彫像はテラコッタだそうです。 迫力! ・・shinkai
夕暮れのサン・ジュリオ島。 どれだけ眺めても足りない位、美しい島でした。

おまけ。
ミラノに到着した次の日が、サッカーのW杯イタリア優勝と重なって、
何だか歴史的瞬間を目撃したような幸せな気分になりました。
大好きな国の人達が、熱狂的に喜んでいるのを直に見ることができるのは
とても嬉しいことですよね。
何だか歴史的瞬間を目撃したような幸せな気分になりました。
大好きな国の人達が、熱狂的に喜んでいるのを直に見ることができるのは
とても嬉しいことですよね。
ただ、定休日でないはずのリストランテや、トラットリアが軒並みお休みだったり、
「注文は一皿だけ」というお店もあったりして、参りました。
という事で、決勝戦当日のミラノの写真も送って頂きました。
あの喜びを、再び味わって!
あの喜びを、再び味わって!
試合8時間前! ドゥオモ前広場、お昼前なのに、この盛り上がり方でした。

真ん中にポワンと浮かぶピンクの物体は何?! きゃっほう!! ・・shinkai
試合途中。 銅像によじ登っている人の数に、ご注目を!!

まったく、あの夜は最高でしたぁ! ・・shinkai
イェ~~イ、やりましたぁ~、イタリアチーム!!
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/463096829.html
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アスペッタンド ・ aspettando ・ 待ちながら
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/463096953.html
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ラ・ノッテ・マージカ ・ 喜びに酔いしれた夜
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/463097217.html
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今回の旅で、私達には、都会よりも田舎で、予定を決めずぼーっと過ごすのが
合っていることが判明しました。
これからの旅のスタイルが変わってきそうな予感がします。
合っていることが判明しました。
これからの旅のスタイルが変わってきそうな予感がします。
如何でしたか、オルタ湖は? 素晴らしいですね。
私もまだ行った事がありませんが、是非訪ねてみたいです。
最後に絵葉書を1枚、ご覧に入れますね。 カルラさんに「オルタ湖」と聞いて、
何処かにあった筈、と昔届いたのを探し回りました! これです。
何処かにあった筈、と昔届いたのを探し回りました! これです。

「私の心はオルタに残る」
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