今日は先日行ったウーディネ・Udineの中心を、ほんのチョッピリご案内致します。
大快晴の日曜日、フリウリの青空をお楽しみ下さい!
大快晴の日曜日、フリウリの青空をお楽しみ下さい!
我が町コネリアーノから東に約85K、フリウリ・ヴェネツィアジューリアの州都
ウーディネがあります。 フリウリ平野の真ん中に位置し、駅前から街の中心迄すぐ。
ウーディネがあります。 フリウリ平野の真ん中に位置し、駅前から街の中心迄すぐ。
こちらはドゥオモですが、日曜の朝のミサの最中でした。


ご覧のように、正面壁は13世紀のままですが、内部は18世紀に改装されています。
ウーディネの人口は現在10万人ほど。 実り豊かなフリウリ平野を抱え、
街のイメージも、のんびり、ゆったりの、穏やかな感じを受けます。
街のイメージも、のんびり、ゆったりの、穏やかな感じを受けます。
いつも教会周辺は駐車場と化すのが、ここではしっかりと、広場を確保。
小さな事ですが、街のイメージを確立しますね。
小さな事ですが、街のイメージを確立しますね。
街の中心に2つの広場があり、こちらはそのひとつ、リべルタ広場・Libertàを南から。

右側に柱廊が見えますが、その中央上に時計塔があり、上にはヴェネツィアと同様に
ムーア人の鐘つき男が2人。 左には、サン・マルコのライオン君の円柱が。
そう、ウーディネはヴェネツィア共和国の元で、2番目に大きな重要な街でした。
時計塔です。 柱廊部分の真ん中が修復中で覆われていましたので、上部のみを。
真ん中部分は、現在は戦没者の慰霊廟の様子。
真ん中部分は、現在は戦没者の慰霊廟の様子。

広場は、道よりも1mほども高く造られていて、この日はぐるっと車展示の催し開催。
お昼前で、そろそろ人出が増えていきます。

広場に向き合って見えるのが、リオネッロのロッジャ・La Loggia del Lionello
と呼ばれる15世紀の物。
壁の石の色のピンクと白、窓の形、いかにもヴェネツィアですねぇ。
このロッジャの中も素晴らしく、円柱の飾りも素敵なのですが、またの機会に。
リベルタ広場の時計塔の写真左に見える女神像の後で、写真撮影をしていて、
最初は、結婚式の記念撮影かと思ったのですが、
宣伝写真の様で、本物の新婚さんでは無く、で、にこやかに、ポース!
最初は、結婚式の記念撮影かと思ったのですが、
宣伝写真の様で、本物の新婚さんでは無く、で、にこやかに、ポース!

で、アップもお見せするのも、実はこの皆さん方はイタリア人ではなく、
スロヴェニア辺りと思われる言葉で、ええ、こうして見ると、やはり少し違いますね。
特に男性がね。

リベルタ広場から少し西に、このマッテオッティ広場・Matteottiがあります。
エルベ広場とも、サン・ジャコモ広場とも呼ばれる様子で、ここが市民の中心広場で、
毎週土曜には市が開かれるそう。
エルベ広場とも、サン・ジャコモ広場とも呼ばれる様子で、ここが市民の中心広場で、
毎週土曜には市が開かれるそう。

ここも中心が少し高くなっていて、泉があり、周囲を幾つものバールが取り囲み、
お昼前のひと時、大賑わいなのです。
お昼前のひと時、大賑わいなのです。
広場の西にサン・ジャコモ教会があり、その前の円柱の、聖母子像。

教会は14世紀末の物で、正面壁の白い石は、イーストリア産だそう。
これもやはりヴェネツィア同様、アドリア海の向こう側の国との深い繋がりを示します。
広場の南側、日影のバールの席も、ご覧の様にいっぱい。
日曜日のお昼前、生活を楽しむ人々の姿。
日曜日のお昼前、生活を楽しむ人々の姿。

広場の中心にある泉の上部ですが、 お天気のせいか、後の建物の壁の色が
綺麗で、小さい窓が幾つも並ぶのにも惹かれました。

泉の周囲。 とにかく、家族連れが多いのです。 皆、秋のお天気を楽しんで。

サン・ジャコモ教会の横。 古い、いかにも中世の建物も見え、井戸も見え・・、
お喋りを楽しむ大勢の人々。

こちらは広場南側の建物。 やはり大体5階建てで、窓が連なり、壁画の名残も。
建物の幅、間口が狭いのは中世の街づくりの特徴で、結構、奥に長いのですよ。

マッテオッティ広場の、北西の隅から少し奥に行ったところ。
建物の形、庇の様子、いかにも古そうですが、窓には、こんな鮮やかな色ガラス。
何だと思われます? 魚市場、と書いてありました!

この一見、可愛い小さな窓、実はこの右にも、もうひとつ。
上に見えるロカンダの文字が示す様に、左に入り口ドアがあり、レストランなのですが、
この調理場の窓で、ワインとおつまみが買え、立ち飲みできるのですね。

実は、今回のこのウーディネ行きは、ブログ「オリーヴオイルを追いかけて」の
ルナさんがウーディネにやって来られたので、お会いし方々、翌日の見学にも、
厚かましく、加えて頂いたというわけです。
ルナさん、そして皆さん、ありがとうございました!
この可愛い場所は、ご一緒していた方に連れて行って貰ったという訳です。
ご一緒させていただいた見学の模様は、また、改めてご案内いたしますね。
で、こちらのみならず、あっちでも、こっちのむこうでも、皆さん、アペリティーヴォを。

このオレンジ色のはスプリッツという、アルコール分の少ないアペリティーヴォで、
ちょうど射し込む陽に輝き、本当に綺麗!
手前の男性の影に、向こうのグループの女性がいて、乳母車を押す若いマンマでしたが、
やはり彼女の手にも、オレンジ色のスプリッツ。
やはり彼女の手にも、オレンジ色のスプリッツ。
アペリティーヴォも飲み、準備万端。 で、お昼を食べに。
ここも、教えていただいたオステリーアで、海賊君がお出迎え。

土地の人相手のお店のようで、料理もフリウリ風が多く、一度ガイドブックの写真で
ご案内の、チーズにジャガイモを入れて焼くフリーコを一口頂きましたが、美味しかった!
入り口脇の樽テーブルでは、シニョーレが、新聞とアペリティーヴォをお一人で。
お昼の後、お城への道を辿りました。 「お城」と呼ぶのは、最初にご案内の
リベルタ広場の脇道を上った所にあります。
これは、この辺りの建物の壁に残るフレスコ画。

イタリアの歴史ある街どこもそうですが、現代的に改装された大きな建物が多い中に、
古い物が混在している事で、
そして、ウーディネの街は、どこか、お金持ちの農村、のイメージがある様な気が。
古い物が混在している事で、
そして、ウーディネの街は、どこか、お金持ちの農村、のイメージがある様な気が。
リベルタ広場からお城への坂道、下にボッラーニのアルコ・L'Arco Bollaniが
あり、写真が逆光で、門上のサン・マルコのライオン君が見えにくく残念。

この門はアントニオ・パッラーディオの設計になる、16世紀のものだそう。
で、左端に少し見えるのが・・、
こちら、リッポマーノの柱廊と呼ばれる物ですが、いつもこれを見ると思うのです。
ちゃんと道があるのに、何で、こんなもの造ったんだろうと。
お城への道で、重要な方も通られたでしょうが、雨の日以外余り必要ないような・・。

で、上の緩やかな坂以外に、先ほどの門から、こんな急な階段が、
やはりお城に続いているのです!

で、やはり先ほどのモデルさんが、衣装を変えて、お仕事中でした。
ア、またさっきの日本人が写真を撮ってる!と皆さん、笑っているような。ははは。
お城といっても、大きな四角い建物で、現在は博物館と美術館に。
大きな草原の広場があり、ウーディネの街が一望。 また、ご案内いたしますね。
大きな草原の広場があり、ウーディネの街が一望。 また、ご案内いたしますね。
これは、門脇にある水のみ場。 お多福ちゃんがいるようで、可愛いでしょう?

最後に、リベルタ広場の円柱上のサン・マルコのライオン君を。

この広場周辺だけでも、ざっと考えて、有翼のライオン君、4~5頭います!
抜けるような、秋の青空を最後に。
イタリアに来てすぐの頃はこの広場が、ウーディネが、何となし余り好きでは無く・・。
でも、今はまた別の感慨があります。
イタリアのそれぞれの街に慣れ、個別の良さを、素直に受け取れる様になったのかもで、
ウーディネを、フリウリを、もう少し、良く知りたいと思います。
フリウリの味についてのご案内は、
生ハムの サン・ダニエレ・デル・フリウリ
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/462970208.html
フリウリの、ヴィーノ・ビアンコ(白ワイン)!
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/461014254.html
フリウリの チーズ! ガチョウ! ポレンタ!
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/461014090.html
生ハムとユダヤ人の足跡 フリウリ・ヴェネツィアジューリア
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/461013826.html
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/462970208.html
フリウリの、ヴィーノ・ビアンコ(白ワイン)!
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/461014254.html
フリウリの チーズ! ガチョウ! ポレンタ!
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/461014090.html
生ハムとユダヤ人の足跡 フリウリ・ヴェネツィアジューリア
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