・ サン・マリーノ共和国 ・ 絶景かな、絶景かな!! 

今日のご案内は、ヨーロッパで3番目、世界では5番目に小さい国で、現存する
世界で一番古い共和国サン・マリーノ、正式にはセレニッシマ・レプッブリカ・
ディ・サン・マリーノ・Serenissima Repubblica di San Marinoを。

エミーリア・ロマーニャ州とマルケ州に挟まれ、海から15Kの、世界遺産指定も
受ける国の首都の高所の要塞から、何とも何とも素晴らしい眺めをご覧頂きますね。

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この前日は、こちらも高所にあるサン・レオ・San Leo泊でしたので、ゆっくりと
リミニ方面に出て九十九折りの坂道を上り、約1時間で到着。
運よく1台分だけ空いていた駐車場に止め、せっせと歩いて中心に向かいますが、
狭い上り坂の両脇には土産物、バール、レストランがずらっと。

サン・レオのちょっぴりのご案内は
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/461246801.html


中心街へ入るサン・フランチェスコ門・porta San francescoの壁に見える
右側の石碑、そして博物館収蔵絵画に見える3つの塔に、羽が立っているのが見えますか?

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これは「3つの羽・トゥレ・ペンネ・Tre Penne」といい、街の3つの要塞と塔、
そしてサン・マリーノ共和国自体のシンボルで、確かに塔の先にありましたので、後ほど。



坂道を右に左に上って行くとピアッツァ・デッラ・リベルタ・Piazza della Libertàに。
後ろに見えるのがプッブリコ宮・Palazzo Pubblicoで、国の人口は3万人ほどの
大評議会が置かれていると。

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「リベルタ」とは「自由」の意で、この国の標語でもありますが、
国の元々の成り立ちにも由来します。

元石工の聖マリーノがキリスト教徒への迫害からこの地に逃げ、301年、仲間と
小さな共同体を作ったのが国の始まりで、土地の持ち主のリミニの女性フェリチッシマ・
Ferlicessimaが、息子ヴェリッシモ・Verissimoの命を救ってくれたマリーノに、
「あなた方を、2人の男(皇帝と法皇)から自由にして上げます・Vi lascio liberi
dal'uomo e dall'altro uomo」と寄進。

以来何度かの進撃に遭いながらも何処にも従わず、税を納めず現在に至る、
という国の歴史に残る、重い意味を持つ「自由」の標語です。



広場の左手はテラスになっていて、ここからも絶景の眺め!
で、この広場で結婚記念撮影をするカップルを見つけました。 風の大変強い日で、
しかも高所ですから寒い程だったのですが、お二人はそんな事も感じなかったでしょうね。

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で、またまた坂道をせっせと上り、要塞に。 要塞の入り口を入った所から
見上げたもので7世紀から20世紀にかけての建設修復の様子。

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ティターノ山・Monte Titano、海抜約700mに街があり、そのまた一番高い断崖の上に
3つの要塞がありますが、この最初の要塞グアイータ・Guaita が一番古く10世紀に溯り、
高さも3つの内で一番。

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全体は細長い菱形と言いましょうか、ぐるっと城壁の見張り台が取り囲み、
そこに5角形に尖った高い塔があり、登れます。

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要塞も塔も直接に岩山の上に、山の石を切り出し造ったもので、街にはいくつかの
石切り場が残り、現在は石弓競技場や駐車場に。



で、塔に上りましたが、2階迄は普通の階段なのが、

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最後がこの急な梯子みたいなもので、あの狭い穴を潜るのです!

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まぁ上がるのは大丈夫なのですが、下りは上から2,3段降りて体の方向転換をし
皆さんが下って来る、それを下で待つ訳。

で、ロシアからの若い女性グループがいて、彼女達は寒さに強いのか、大概ひらひらの
薄物のミニ・スカートなのですね。 で、スカーフを巻いたりして降りてくるのですが、
そうでない一人が降りかけて下で見上げる連中に気が付き、きゃ!と竦んでしまい、
下の連中は大喜びではやし立て、手を叩き!! 勿論私もイェイ、イェイと。ははは。



そしてそして、さすがさすがの、絶景が眼下に!
海も肉眼で良く見えましたが、この写真では少し見難いかな?

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この周辺にもクレーターがあちこちに認められ、

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2番目チェスタ・Cesta、 3番目モンターレ・Montaleの要塞と塔もしっかり見えます。

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11世紀建設の2番目のチェスタには武器博物館があり、確かどの要塞も入場料が
必要だったと思うのですが、この日は日曜で皆無料、おおきに!
       


1番目から2番目へのこのかなりの急坂には、魔女たちの通り道という名が
付けられていましたが、断崖絶壁振りが良くお分かりでしょう?

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2番目の塔チェスタからの眺め。 街と、リベルタ広場のプッブリコ宮。

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1番目の要塞グアイータが空に突出す眺め。
目の当たりに見ると、やはり凄い! 出てくる言葉は、凄いねぇ! の一言だけ。

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奥に13世紀の最後の塔モンターレが見えますが、最後の羽の写真はmkちゃん。

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モンターレの塔は3つの内で一番小さいのですが、かって内部は牢獄として使用され、
8mの高さがあるそう。



3番目の塔からのんびりと小道を戻る途中に見つけたたくさんのドングリと、
密生する野生のシクラメン。

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強い風に吹きさらされ、おまけに塔の上も寒く、熱い野菜スープ・ミネストローネと
スパゲッティで元気回復、坂道を下って戻る途中、再度リベルタ広場に。

プッブリコ宮の鐘楼に見える3人の聖人は、聖女アーガタ・Sant'Agata 
聖マリーノ、そして聖レオ、女性像は多分リベルタ像でしょうね。

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広場に素晴らしく綺麗に磨かれた4つ輪の高級車が、サン・マリーノの紋をつけ
駐車していましたが、あの狭い坂道をどうやって曲がるんだろ?

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坂下とこの山上を結ぶロープウェイ駅横からの眺め。
雲の影が地上に落ち、向こうに広がるアドリア海!

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どこから見ても、絶景かな! 絶景かな! のサン・マリーノ共和国。



そしてこの国のポストは、白いのですよ。

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最後はmkちゃんの写真を拝借して、この国のお巡りさんを。 長いチャリ、濃い眉。
う~ん、遠くからサングラスだけ見える方がカッコ良いかも!

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駐車場の女性管理人に、花の名前を訊ねられました。
色は様々あり、大きくて美しくて・・、
東洋人にあれこれ訊ねているのだと見せる紙片には中国語も。

そうかと気が付き、それはBotan、牡丹だと書きましたが、彼女はイマイチ腑に落ちぬ顔。
それもそう、イタリア語でどう言うかが分からないのですものね。まさにトンチキshinkai!

今調べて、ぺオーニア・peoniaと知りましたが、
どなたかサン・マリーノに行かれる方、教えてあげてくださ~い!

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