・ 夕暮れのヴェネツィア ・ サン・マルコ広場 

先日は夏のむぅ~っと暑い暑いヴェネツィアをご覧頂きましたが、
今日は一転して12月半ばの、寒かった霧の日のヴェネツィア、
サン・マルコ広場の、ブルーに染まる夕暮れ時をご覧下さいね。

ははは、暖めたり冷やしたり、・・サウナみたいなブログですねぇ!
       
広場に到着したものの霧が立ち込め、街灯もまだ灯らず、待ちかねていた時。

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広場脇のゴンドラ溜まりの向こうを行きかう船、舳先には小さな灯が見え、

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ああ、漸くに、桟橋の先にも灯がともりました。

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小広場の方もこんな風に。 寒い冬の日は、明るい灯の色だけでご馳走ですね。

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ドゥカーレ宮の美しさ!

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千年続いた一国の首都の建物。 その美しさと解放感に満ちたこの景観に、
季節に関わらず、訪れる時は心がいつも浮き立ちます。



霧が立ち込め、スキアヴォーニ河岸の方も靄って見え、

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広場の街灯も、一段と輝き始め、

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半分のお月さん。

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ドゥカーレ宮のカルタ門。

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2階テラスの端にスポット・ライトが見えますね、あれがちょうど灯って、ぐる~っと
動きながら鐘楼の先っちょに焦点があうのを、
ジュリアーナと2人、オ~~オ!と目で追いかけ。



現在この門は見学者の出口で警備員が待機、内部を覗くのもこの位置まで。

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昔むかしの初のヴェネツィア訪問の時、なぜカルタ門・紙の門?と不思議でしたが、
そうか、布告門だったんだ、と気が付きました。 調べておりませんが、多分間違いないと。
秋に見学した内部写真が長~く滞っておりますが、はは、
イタリア式、と今しばらくお待ち願いま~す。

追記:カルタ門は、布告門とは違い、ここで代書屋たちが書類作成をしていて、
   その意味からカルタ門なのだと知りました。 2019.1.17



ドゥカーレ宮内部の灯りが、窓の丸いガラスを映しだし、

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霧が深く、スポット・ライトの幅と流れがよく見えるので、広場の先まで戻り、
再度こちら側のを写しに!

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この時間の、大好きなこのブルー。 そろっと魔物が動きだすようなブルーの刻。


時間が遅い訳ではないので、まだ聖堂が開いており、いつもは長蛇の列なのを
すらすらと通り抜け・・、
ですが、ここも昔と違って写真禁止となり、おまけにめったやたらに「静粛に!」の
日本語の札。 何、これ?!  
ジュリアーナがつい喋りましたら、即警備員に「シー!」っと。
イタリア語の大きな札をもっと増やすべきだよ!



出て来ましたら、時計塔の上のムーア人も近くに見え、

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聖堂正面上の、聖マルコの横に月。  ピン甘ご容赦。

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広場を囲む政庁建物にも、ぐるっと小さな灯りがともり、

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窓の中のこんなシャンデリアもうっすらと。

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霧の中に浮かぶ鐘楼と、

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広場の先の2本の円柱。

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いつもは左手向こうに見えるサン・ジョルジョ島の影もなく、
真っ直ぐにアドリア海に船出できそうな、錯覚を楽しみ。

ヴェネツィア ・ 黄昏から夜に
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/463331310.html


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