・ ヴィッラ・バールバロ・ディ・マゼール 

ヴェネト一帯に、パッラーディオ様式と呼ばれる独特の建築を多く残した建築家、
アンドレア・パッラーディオ・Andrea Palladioは、1508年11月30日に
パドヴァに生まれたそうで、昨年末がちょうど生誕500年。

今日は彼の手になる有名なヴィッラ、アーゾロの近くマゼールにある、
ヴィッラ・バールバロ・Villa Barbaroをご案内いたしますね。

正面からのこの眺めは、皆さんもガイドブックでご存じかと思いますが、

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実際に行ってみると、写真の一番手前に見えている道がかっての敷地内を
横切り、ヴィッラは道からすぐに見渡せる場所に在り、あれっという意外感。

道のこちら手前に、馬車回しであったろう円形の小広場があり、そこに駐車し、
庭園右の脇道をかなり歩いて入口に。



上の写真に見える手前の道脇にこのテンピエット・小神殿があります。

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ヴィッラ・バールバロは1554年作で、こちらは1580年。
まさにパッラーディオの亡くなった年の物で、一番完璧で一番素晴らしい、と、
自己評価したそう。 いかにも、小神殿の名に相応しい荘厳な建物。

建物左下に見える ← P が、ヴィッラの入り口に続きます。



ヴィッラは緩やかながらかなりの坂の上に位置し、前庭からの眺めはご覧の通り、
ヴェネト平野の地平線が。

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ここを訪れたのは2007年7月の大変に暑い日でしたが、
今の冬の寒い日に見ると、なんと、懐かしい!



内部には靴の上から大きなスリッパ式の物を履き、床みがきをさせられる感じに
ずるずると引き摺りながらで・・! おまけに内部は写真禁止、たくさんの管理人。
そして現所有者もお住みだそうで、実際に動け、見れるのは、中央部のみですが、

有名な、ヴェロネーゼのダマシ絵の壁画は見れます。 ガイドブック。
こちらは天井部で、ベランダから見下ろす2人は、マルカントーニオ・バールバロ夫人と、
その乳母と。

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こちらは大変可愛い女の子。 ドアの隙間から、覗き込んでいます。

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建物の背後に池が作られ、その奥にグロッタ・洞窟と呼ばれる、あずま屋が
見えますが、こちらの建物から見るだけ。

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かってのヴェネツィア貴族の優雅なお庭遊びを、想像したのであります、はい。



中心の建物の両側に翼部分が広がり、こちらはその東側部分。

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最初の遠景の写真ではなんとなく低い建物に見えますが、実際には、
この翼部分の天井も大変に高い、壮大な、ヴィッラ・バールバロです。
この翼部分を通り、中央の入り口に行きます。



翼部分のアーチの柱にはこんな彫像が。 内部、裏庭、前庭にもたくさんの彫像で、
どっしりと優雅ですが、この柱の若い女性とワン君は気に入りました。
現代彫刻にも通じる、爽快感があると思われませんか?

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前庭から、中央の建物と庭の彫像を。

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建物真ん中の、テラス部分から眺めるヴェネト平野は大変素晴らしく、
気持ちの良い風も通っていました。

中央建物の三角形の軒下、タンパンの像も仰々しいですが、庭の彫像、
特にライオン君の表情にはいつもながら、笑わせられます。       



ヴィッラの奥横に続く建物の素敵な窓。 実際に住んでおられる様ですが、
かっては使用人たちの住まいだったのかも。
いかにも心地よさそうな、ひんやりした空気がありました。

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同じ切符で、上の奥にある馬車の博物館も見れる、と言うので、葡萄畑に
沿った坂道を登りました。

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2007年は、春も早く、夏も暑い年で、葡萄摘みも早かった覚えが。
7月の末に、すっかり熟れていましたっけ。



大きな納屋を改装して、所狭しとたくさんの馬車が。 駅馬車風の大きな、
たくさんの物入れが設えられた郵便馬車も見かけました。

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こちらは、ロシアの橇。 しっかり毛皮に包まって、乗ったのでしょうねぇ。

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これは色も綺麗だったのですが、座席の下の、スプリングに興味を引かれて。
薄い木片を3層に重ねているのが、見えますか?

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最後は、雪の日の景色で。 絵葉書
雪の日には、大きなヴィッラは寒いでしょうねぇ。

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この冬は寒く、雪も40年振りとかで早く、おまけに何度もやって来て、
コルティナ・ダンペッツォに今まで降った雪は8mとか!! 春が待ち遠しいですね。


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