過日はグロリオーザさんの素晴らしい写真によるご紹介で、
「ボローニャ・美食と意外性の街」としてお届けいたしましたが、
今日は私の写真で、彼がご紹介しなかった場所を「ボローニャ・落穂ひろい」で。
ではどうぞ!
「ボローニャ・美食と意外性の街」としてお届けいたしましたが、
今日は私の写真で、彼がご紹介しなかった場所を「ボローニャ・落穂ひろい」で。
ではどうぞ!
ボローニャの街の中心にある、ピアッツァ・マッジョーレの「ネプチューンの噴水」。

グロリオーザさんは、ネプチューンよりも、その下にある「おっぱいから噴水・・」
に目が釘付けになったようなので、私は全体像をご覧に入れますね。
女性像は、下の角に2体見えています。
女性像は、下の角に2体見えています。
広場の奥に見える大きな未完製の教会がサン・ペトローニオ聖堂、
ボローニャのドゥオモ。

写真手前左にちょっと見える老夫婦にお目を。
腕を組み、二人でゆっくりと歩んでいる、良い眺めではありませんか?!
やはりマッジョーレ広場に面している、ポデスタ宮が後ろに見えますが、
こちらの写真も、小さく前面に見える人物像にご注目を。

少し見え難いですが、この彼女と愛犬がスタスタと歩いて来たと思ったら、誠に自然に、
さっとこのワン君を抱き上げて、お水を飲ませたのですね。
2人の毎日の散歩の道順、手順の様に自然なしぐさで、チョット見とれました。
パラッツォ・デル・ポデスタの中庭にある井戸。 この建物のオリジナルは13世紀で、
15世紀に再建されたようです。
後ろに見える煉瓦の壁はいかにも古そうで、井戸にも趣を感じます。
15世紀に再建されたようです。
後ろに見える煉瓦の壁はいかにも古そうで、井戸にも趣を感じます。

壁の煉瓦の重なり。 この重厚さ、時を経た趣の滲み。
そして一列入る、この米型の飾り模様。
そして一列入る、この米型の飾り模様。

ドゥオモの南側に、ヨーロッパ最古の大学であった、旧ボローニャ大学の建物があり、
中に人体解剖の教室もありますが、この写真は、建物の壁にかけられた紋章。

多分、この大学で学んだ各地からの学生の家柄を示しているのでしょう。
歴史の旧さを示す、物凄い数の紋章。
やはり壁の紋章ですが、真ん中の物は良くご存知のメディチ家の紋章です。
丸薬を現す、という6つの球の紋章を見ると、一挙に時代をさかのぼる気が。
丸薬を現す、という6つの球の紋章を見ると、一挙に時代をさかのぼる気が。

かってのボローニャの街には100本程の塔があったそうですが、現在ではたったの、
と、街のサイトに、20本ばかりが残っているそうです。
で、中心部にこの様に2本の塔があり、高い方のアジネッリの塔は約100Mあり、
登る事ができます。 勿論、登りました!! お金を払ってね!

では上からの街の様子を。
上の写真でもご覧の様に細い塔で、中は大変狭く、梯子のような急な木の階段で、
つかまりながら、ぎしぎしときしみ、鳴る階段を上ります。
で、勿論登る人だけでなく、下る人もいるわけで、こんな状態の階段ですれ違うわけ!!
つかまりながら、ぎしぎしときしみ、鳴る階段を上ります。
で、勿論登る人だけでなく、下る人もいるわけで、こんな状態の階段ですれ違うわけ!!

この写真は途中の踊り場とでもいうような場所から、街を覗いた所。
その他の場所? 窓もなく、暗く、裸電球がついていた記憶があります!
塔の上は展望台式に開けていて、遥かに見渡せ、ドゥオモとマッジョーレ広場の眺め。

こうして見ると、ボローニャの街がいかにも赤く見えますね。
フィレンツェの屋根も赤いですが、もっとオレンジっぽい、明るい赤だった様な。
ボローニャは長らく共産党支配の市政で、今もまた左派、赤いのも仕方がないか!

こちらは塔のすぐ横に見えた、教会の鐘楼でしょうか?
赤い屋根瓦に、緑青をふいた銅屋根の緑。 対照が見事です。

追記:調べましたら、どうやら元教会の様ですが、今は違う様で。2018.12.14
これも塔のすぐ下の街並み。

通りに沿って曲がる屋根。 天窓。 建物内の小さな中庭。 そこに開く窓。
ベランダに並ぶテーブルと椅子。 三叉路の角にある、小さなロッジャ。
見飽きませんね!
これは中心街の古い建物を修復したもので、中は大変モダンな造りに変身し、
素敵なお店がありました。

外に見えるこの古い、太い梁をご覧下さい。 いかにも中世の雰囲気ですが、
これをこのまま残すセンスが素晴らしいと思います。 残す方が大変でしょうにね。
これをこのまま残すセンスが素晴らしいと思います。 残す方が大変でしょうにね。
赤い、いささか重たいイメージのボローニャの街。
お口直しに、最後は駅近くの公園にいた、緑に囲まれたこのライオン君を。

目をむき、口をあけ、凄いたてがみ。 でも笑えません?!
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