日本はまだゴールデン・ウィークの最後で、皆さん、ごゆっくりなさっておられる
のであろうと思うと、ブログの更新にも力が抜けそうで・・、はへ~。
とはいえ、多少は真面目にしないと怠け癖のみがつきそうで・・、はへ~。
のであろうと思うと、ブログの更新にも力が抜けそうで・・、はへ~。
とはいえ、多少は真面目にしないと怠け癖のみがつきそうで・・、はへ~。
ドゥオモ 18世紀、ガイドブックより。

この町に行ったのは8月の暑い時で、今思い出すにも、暑さのみで・・!
ウーディネからバスで北西に24,5キロ。 豊かなフリウリ平野の小高い丘の上に
位置するので、遠くからもすぐに分ります。
古くからケルト人の住みついた地域であり、後ローマ人、ロンゴバルドと続き、
その後ヴェネツィア共和国の下に入る15世紀までは、アクイレイアの司教領に。
位置するので、遠くからもすぐに分ります。
古くからケルト人の住みついた地域であり、後ローマ人、ロンゴバルドと続き、
その後ヴェネツィア共和国の下に入る15世紀までは、アクイレイアの司教領に。
こちらがドゥオモの正面。

町を訪れる前は下調べもせず、暑さにかまけて
大して動き回りもしませんでしたが、このブログの為に少し読んでみると、
素晴らしい図書館がある様子。
大して動き回りもしませんでしたが、このブログの為に少し読んでみると、
素晴らしい図書館がある様子。
図書館は15世紀の建物の中にあり、12世紀末の「聖書」とか、
14世紀末の「神曲」とか、文化遺産の保存でも大変興味ある町の様で。
14世紀末の「神曲」とか、文化遺産の保存でも大変興味ある町の様で。
この壁、塔の名残というか、前の坂に腰を下ろし、プロシュットを食べました。
町には試食させてくれる店が幾つもあるのですが、ついうっかり入り
息が詰まりそうになったのです!
町には試食させてくれる店が幾つもあるのですが、ついうっかり入り
息が詰まりそうになったのです!

何列にも、壁全部を埋め尽くす生ハム!! バールにある一つの生ハムと違い、
その量のすごさ、その全体の匂いの強烈さ!! わお~!!
で、少し買って急いで退散。 外の太陽の下で、チョッピリ味見の、ひ弱な私。
・・誰だぁ~、そこで大笑いしているの?!
その量のすごさ、その全体の匂いの強烈さ!! わお~!!
で、少し買って急いで退散。 外の太陽の下で、チョッピリ味見の、ひ弱な私。
・・誰だぁ~、そこで大笑いしているの?!
町中の道は大変せまく、写真を写すにも引きが出来ず・・、と言い訳。

で、生ハムの話を続けますと、毎年8月末に生ハムのお祭りがあり、
約6000枚もの試食がされるそうで、
総数としては1,775,000もの、エミーリア地方からの豚の腿肉が、
このサン・ダニエレでプロシュット・クルードとなるそう!!
いかが? 旅行されるのは、この時期にされては。
サン・タントーニオ・アバーテ教会。 町の中心にあるフレスコ画で有名な教会で、
15世紀のもの。
15世紀のもの。

聖アントニオはパドヴァの聖人が有名ですが、名前の後ろにアバーテがつくと、
別の聖人で、動物たちの守護聖人です。
正面の薔薇窓が素敵なので、近寄って。 聖母と幼いキリストが中心にあります。

ご覧のように教会内の内陣部分、全てフレスコ画で装飾、ガイドブックより。

フレスコ画はペッレグリーノ・ダ・サン・ダニエレの手になるもので、教会自体が
そんなに大きくありませんので、かなりの迫力で迫ります。
現在は剥落部分もありますが、本来は教会内全て、フレスコ画で
埋められれていたのでしょうね。 ご想像下さい!
絵の一部、本当に優しいイメージの、美しい部分をご覧に入れます。
長い亜麻色の髪をした女性が、鳩をそっと愛撫しています。
聖女のようですが、さて誰でしょうか?
聖女のようですが、さて誰でしょうか?

窓のステンドグラス。 窓の幅も狭く、聖人の様子も5頭身くらいで稚拙。
窓枠の壁の厚みにもフレスコ画が。

町の門、ポルトゥナットゥ・Portnat.

サン・ダニエレは丘の上に位置する古い町で、町の門、要塞をかねた塔の様な
大きな門があり、北東に位置するこの門はポルトゥナットゥと呼ばれます。
フリウリ・ヴェネツィア=ジューリア州は、イタリアの最北東部に当り、
お隣はオーストリア、スロヴェニアという事で、当たり前のようにこの標識。

指差す手、短い指は、私めであります、はい。
町外れの叢に、桔梗ですっけ? 咲いておりました。

町中の道は坂道が多く、中心部にこの様なポルティコが続いていて、
下り坂のポルティコの途中、バールの店の外のテーブル。

居心地が良さそうではありませんか?!
一杯やり始めると、時間がたつのを忘れそうです。
***
ここからはおまけの、パパーヴェリ・ポピーの原。 1
我がスコミーゴ村から東に行く途中の野原、パパーヴェリがいっぱいに。
時期はちょうど今頃、5月の最初。
我がスコミーゴ村から東に行く途中の野原、パパーヴェリがいっぱいに。
時期はちょうど今頃、5月の最初。

イタリアにはまだたくさん自然が残っているとはいえ、これ程たくさん咲く野は
おいそれとは見つかりません、とりわけこの北イタリアでは。
おいそれとは見つかりません、とりわけこの北イタリアでは。
偶然遠くに赤く広がるのを見つけ、畑の中の道をくねくねと近づいたのでした。
まだたくさん蕾がありましたから、長く咲き続けた事でしょう。


パパーヴェリの咲く野を見ると、ウンブリアの野原に想いが行きます。
今もウンブリアの原で、きっと、赤く赤くたくさん咲いている事でしょう。
今もウンブリアの原で、きっと、赤く赤くたくさん咲いている事でしょう。
薄くはかない花びらですが、蕾の生命力は強く、小さくても大きく開きます。
風に揺れても倒れず、その様を見ていると、元気づけられることも確かです。
風に揺れても倒れず、その様を見ていると、元気づけられることも確かです。
さて来週から、また夏休みまで、頑張ってまいりましょう!!
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