・ n.2 ゴリツィアのお城 ・ 国境の街 

ゴリツィアの街のご案内、今日はお城をご覧頂きますね。
12~16世紀にかけて造られ、街を見下ろす高台にあります。
 
現代的な広い街筋を通り、坂の下の古い一角を抜けてぐるっと回りながら、
坂道を登ります。
中世の雰囲気をよく伝えているお城だと思い、写真を多めに、
なに、私が好きなので、無理にでもお見せしようという魂胆で~す!

これはパンフレットからで、全体の形がよく分ると思いますが、
右手の坂道を上がると、ここに右上の囲い写真に見える門があり、城内に。

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そして城壁の内側をぐるっと歩いて、城館への入口は左上に。



この石の積み重ね。 営々と、築き上げられた石の壁。 
今は窓から青い空に抜けますが、もののふ達の想いがこもっている壁、ですね。

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壁に開けられた窓、銃眼から現代の街を眺め下ろします。 城壁には蔦がびっしりと。
窓の下に、白い丸い小さい石の球が見えますが、昔投げつけたやつ?! 

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城館の壁。 石の色、大きさ、窓の形、硝子の色、形。 
こういうのを眺めていると、見飽きませんね。

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お待たせいたしました。 イザ、お城の中に。



城館入口付近、中庭。 石が敷き詰められた中庭の中央には井戸が。

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奥の壁に見える濃いオレンジ色がお城全体にありますし、街の中にも見ます。
この一帯の独特の色なのかも。



上の写真に見える中庭の奥、右手に台所が。 大きな炉があり、お鍋や
調理道具が壁にかかり、テーブル、椅子が備えられ、

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今にも休憩になった兵士達が、「パッパ、パッパ(飯・飯)」と入って来そうです。



城館内の内装、階段周り。 四角く上がる様になっていて、一番上階の天井の
素敵な模様が見え、階段の囲いの格子もなかなか優雅で、多分公的な部分と。

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大広間の壁、天井。 壁の上部はフレスコ画で飾られ、重々しい紋章が掛かり、
ゴリツィアはコンテ・伯爵領だった様子。 木の天井部分も、細工が凝らされ見事。

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一番隅の小さな部屋で、写真では見えませんが、右手に暖炉が切られています。
壁の厚さをご覧下さいね、赤ちゃんの揺り籠が、優に縦に置かれる厚さ!
暖炉前に置かれた木の椅子の優雅さ。 いかにも女性の部屋らしい設えに。

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で、この後に面白い経験を。 写真左手に3,4段の階段の上に小さな出口があり、
で、上がってみました。 向こうにも、何かあるのかも知れない、と思ったのですね。  
そしたら、ここに出ました。

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あれ? と思いつつ何メーターか進むと、お城の外が見え! 狭い狭い通路。 
そのうちに、なんとなく閃き、通ってはいけない通路ではないだろうか?!と。
でも、もう遅すぎ。 進むしかありません!



ぐるっと回って行くと、お城に入る為に通り抜けてきた、二の丸部分の小さい村が!
きゃ! 見張りの兵士どころか、逆に隠れる様子で、でもしっかり写真はね!!
      
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で、結局お城の外側をぐるっと回って、外からの写真の一番上の窓の部分を通り、
大広間に出て、ふと見ると、立て札があって「進入禁止」と書いてあり! 
つまり逆周りに、兵士の見張りの通路を通ってしまった訳で。

と、いう次第で、このお城はお勧めですが、
皆さん、外の通路には出ないで下さいね。 きゃはは。



中世ボケから頭を現代に戻せるように、ゴリツィアの街中の写真を1枚。
色が気に入っているので、見てやって下さい。

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