先日ウンブリアを旅行した際、車で移動する時、また丘の上に位置する
町や村から、自分が辿ってきた道を振り返り見下ろす時、
その道の、余りにも自由気ままな蛇行に驚くと共に、新鮮な感激をも受けました。
毎日自分が通るいつもの道はかなり真っ直ぐですが、
なんとまぁ、ウンブリアの道は山に沿い、丘を巡り、谷を上り下りしつつ、
細く、どこまでも続いていた事でしょうか?!
その道の、余りにも自由気ままな蛇行に驚くと共に、新鮮な感激をも受けました。
毎日自分が通るいつもの道はかなり真っ直ぐですが、
なんとまぁ、ウンブリアの道は山に沿い、丘を巡り、谷を上り下りしつつ、
細く、どこまでも続いていた事でしょうか?!
今回の旅行のご報告のまず最初に、このウンブリアの道をご覧頂こうと思います。
まず、モンテファルコ・Montefalcoへの道です。
まず、モンテファルコ・Montefalcoへの道です。

テブレしている写真もありますが、ご容赦願います。
モンテファルコは、フォリーニョの町から南西に12キロほどの、丘の上の小さな町で、
上の写真はまだ平野ですが、その後はかなりな九十九折の急坂!
上の写真はまだ平野ですが、その後はかなりな九十九折の急坂!

その代わり眺望は素晴らしく、町の中の様子も美術館も期待以上のものでした。
春霞ではっきり見えないのがとても残念ですが、この大きな曲線の道をご覧下さい!
どうやったら、こんなカーヴの道が出来るのでしょうか?!
ウンブリアの道に驚いた、最初の出会いの道です。
どうやったら、こんなカーヴの道が出来るのでしょうか?!
ウンブリアの道に驚いた、最初の出会いの道です。

見下ろす畑の殆どはオリーヴ畑で、畑の中を縫い丘を上る幾つものカーヴの道。
ウンブリア旅行の最初の日々、運転初心の私を悩ませた九十九折の道の数々!
ウンブリア旅行の最初の日々、運転初心の私を悩ませた九十九折の道の数々!

スペッロ・Spelloの町から。

スペッロはアッシジから東南に11キロ程に。 この町は素晴らしかった、お勧めです。
花びらで描く絵のお祭りでも有名ですが、町の小路が花で溢れ、細く曲がりながら、
坂になって続く様子が、絵になる町。
町自体が南向きに位置して丘に広がるせいか、大変に暖かい様で、家の前に並ぶ
植木鉢の花々は大変に美しく、数も多く、これにまず魅了されました。
心豊かなイメージ、と言えましょうか。

町の小路の隙間から見下ろす平野の道、緩やかに、曲線を描いて続きます。
ノルチャ・Norciaからの道。

豚や猪肉の加工製品で有名なノルチャからさらに奥、1000mを越す山を越え、
カステルッチョ・Castelluccioという村に行きました。
これはその峠をかなり上った所からの一枚です。 道脇には並木が続き、
いかにも街道筋の趣きにも見えますが、この上り道は凄かったぁ!!
グッビオ・Gubbioの道。

これは町の東にある、鳥かご式ロープウェイからの写真。 有名な、巨大ローソクを
担いで登って奉納するお祭りの、その教会がある山上まで、
この鳥かご式ロープウェイで行けます。
そしてそして、やはりこんなクネクネの道が町にやって来るのを、空中から見ました。
ヴァルネリーア・Valneriaの道。
スポレートから東にネーラ川の流れる谷の道、ウンブリアからアドリア海側に抜ける道の
半分ほどを、ヴァルネリーアの道と呼びます。
スポレートから東にネーラ川の流れる谷の道、ウンブリアからアドリア海側に抜ける道の
半分ほどを、ヴァルネリーアの道と呼びます。

写真の左の山に沿っての道、グレイで見えにくいですが分りますか?
両側から山が迫る狭間を曲がりくねりながら、少し上り下がりしながら続きます。
左の山の上に見える町、多分チェレット村と思いますが、どこからか道が分らず、
そしてまた、今回は自分の運転技術をも考慮して、自主規制した村!
そしてまた、今回は自分の運転技術をも考慮して、自主規制した村!
カンピ・ヴェッキオ・Campi Vecchio村への道。
殆どマルケ州に近いプレーチ・Preciという町に3泊し、周辺のウンブリアの
奥地を訪ねましたが、この道はカンピ・ヴェッキオという、やはり山腹に広がる村への
上り道の入口付近。
殆どマルケ州に近いプレーチ・Preciという町に3泊し、周辺のウンブリアの
奥地を訪ねましたが、この道はカンピ・ヴェッキオという、やはり山腹に広がる村への
上り道の入口付近。

村への曲がり角から道はまだまだ左に向かって続き、やがて1000mを越す標高の
峠の隘路を抜け、ノルチャまで続きます。
サンテウティツィオ修道院への道。
プレーチから、上のカンピ・ヴェッキオに至る道の途中に、サンテエウティツィオ修道院・
Abbazia di Sant'Eutizioがあります。
プレーチから、上のカンピ・ヴェッキオに至る道の途中に、サンテエウティツィオ修道院・
Abbazia di Sant'Eutizioがあります。

この修道院が有名なのは、かって中世にはここに有名な「プレーチ外科学校」が
あったからですが、教会は開いていましたが、残念ながら博物館は閉館中で、
見学する事は出来ませんでした。
ロッカノルフィ・Roccanolfiへの道。

プレーチから5キロほど山道を行くと、ロッカノルフィという村があり、
この村を詠った古い詩を読み、興味がわき訪ねましたが、10年前の地震災害から
今やっと復興が始まった様子で、村の中は地震直後の崩壊のまま。
道も割れ家も崩れたままで、村の高台の城の塔までどう辿るのか・・、途中で断念。
同じウンブリアでも、アッシジの様に華やかなすばやい復興もあれば、
今やっと、クレーンが動き出したかのような村もあり、様々な想いが湧きました。
今やっと、クレーンが動き出したかのような村もあり、様々な想いが湧きました。
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