今日は山の上と町の広場の2つに中世の城を持ち、市壁に囲まれ、
生きた人間が駒になるチェスの試合、そしてサクランボでも有名な、
マロスティカ・Marosticaのご案内を。 写真は7月の暑い盛り、どうぞ!
生きた人間が駒になるチェスの試合、そしてサクランボでも有名な、
マロスティカ・Marosticaのご案内を。 写真は7月の暑い盛り、どうぞ!
マロスティカの、人間が駒になるチェスの試合の歴史は古く、
15世紀の中頃にまで遡るようです。
現在は2年毎に行われており、次回は来年2008年9月の予定のようで、
席のお値段は、一番高い場所で80エウロ、安くて25エウロほど。
15世紀の中頃にまで遡るようです。
現在は2年毎に行われており、次回は来年2008年9月の予定のようで、
席のお値段は、一番高い場所で80エウロ、安くて25エウロほど。

本物のお馬さんも登場の様で、中世のお城を背景に広場での夜の試合、
素敵でしょうね。
上記の席のお値段は2007年当時の物です、詳細はこちらのサイトで。
地図をどうぞ。
マロスティカは何処にあるか、ヴェネツィアからちょうど北西に、地図の14番。
マロスティカは何処にあるか、ヴェネツィアからちょうど北西に、地図の14番。

ヴィチェンツァ県になりますが鉄道便はなく、私はバッサーノ・デル・グラッパから
バスで行きました。 が、勿論ヴィチェンツァからもバス便があると思います。
これがチェスの試合の行われる下のお城広場。

写真には広場の西と北側が写っていて、町の北に位置する山の上から、
下に続く市壁が見えます。素晴らしい市壁でしょう?
下に続く市壁が見えます。素晴らしい市壁でしょう?
マロスティカも勿論ヴェネツィア共和国の元にあり、広場には例によって、
ヴェネツィアのシンボル、サン・マルコのライオン君が。
ここのは翼と尻尾がブロンズですが、それにしても泣きだしそうな顔ですね。

これが町の北、山の上にあるお城。
つづら折りの細い坂道を登り、上のお城まで参りましょうか。
つづら折りの細い坂道を登り、上のお城まで参りましょうか。

登り始めて、少し町が見渡せるようになってきた頃。 古い教会の鐘楼やら、
回楼らしきものも見えます。 手前に写る細い葉の木は、オリーヴ。

ホラ、こんな坂道を登って行きますが、オリーヴ畑の間を縫うように道は続きます。
南に向かっての畑ですから、オリーヴ栽培にも向いているのかも知れません。
南に向かっての畑ですから、オリーヴ栽培にも向いているのかも知れません。

旅行雑誌の南イタリアの案内で見るような、オリーヴの古い樹が、ここマロスティカ
にもありました。 一体何年ぐらいたった樹でしょうか?

それにしてもこの坂道、夏の暑い日にきつかった!
行った時は下のお城が修復中で覆いがかかり、中も見る事ができずでしたが、
たまたま、写した同じ位置からの絵葉書を見つけましたので、ご覧下さい。
チェスの試合が行われる広場も見えます。

山の上にあるお城は、いわば廃墟で残っていますが、結構大きなお城跡で、
中庭を取り囲む砦の形で、これは城館への門に当たる部分。

中庭を取り囲む形の城壁。 青空が抜けて見える、もののふ達の夢のあと。

町からの道は、今登って来た細い道と、車が通れる舗装された道とあり、
後者は大きく遠回りをし市壁の外、西側を通り町に下りますが、これはその城門。

上の城門を出ると北側にはこんな風景が広がります。

日本の様に山がすべて木で埋まらずに、草地もあり、一列に木が並んだり、
昔のテンペラ画の背景そのままの風景で、曲がりくねった道を辿りたくなります。
こちらが帰りに辿った車道のつづら折りの道。 ゆっくりのんびりと下りました。
上の城から、町に下る市壁が続きます。


チェスの試合の歴史について読みましたら、元々の由来が書いてありました。
2人の騎士が同時に一人の女性を愛し、決闘するはめになったのを、
どちらの騎士をも失う事を惜しんだ父親が、2人にチェスの試合をさせ、
勝った方にその女性を、負けた方には彼女の妹を、というのが起こりだそうです。

試合の前には時代衣装の行進、旗振りの競技なども行われ、
たっぷりと2時間の行事だそうです。 という事で、美人をどうぞ!

最初の見事な衣装の男性も素敵ですが、この少し太めの男性も素敵、と、
ええ、私はお髭が好きなので、と思うのですが、はは。
ええ、私はお髭が好きなので、と思うのですが、はは。

タイトルにサクランボで有名と書きましたが、今回は肝心のサクランボが出て来ず!
ははは、でもマロスティカというと、皆 「サクランボ!」と。 初夏には・・!
ははは、でもマロスティカというと、皆 「サクランボ!」と。 初夏には・・!
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